『くろちゃん日和』 

部室で待ってる先輩は
頼りにしてほしそうで
正直ちょっと頼りないけれど

いつもにっこり迎えてくれる笑顔が嬉しくて
また会いに来るねと扉を開く

そんな感じで今日もほんのり、くろちゃん日和――――




 阿知賀編関連で作ってきた画像の中でも
特にギバード桜子・山谷ひな・志崎綾たち阿知賀こども麻雀クラブ
玄ちゃんとの関わりをイメージして描いてきたイラストをピックアップしてまとめました。

「番外編」から阿知賀編1話における穏乃・憧の帰還までに存在する約1年半の空白
その間に実際子どもたちとの交流があったのかはわかりませんが・・・「だったらいいなぁ」と。

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「くろちゃん日和」の主な登場人物  
松実玄 松実玄 (中学2年生〜) ※現在高校2年生

 毎週木曜日に部室を掃除している当時の玄ちゃん。
 遊びに来た3人を張り切って迎えてくれる。
 ただし、時々気合だけがカラカラ空回る。
志崎綾 志崎綾 (小学4年生〜) ※現在中学1年生

 3人の中では年上ながら、概ねパワーで負け気味。
 でもなんだかんだでそのノリに憧れてもいたり。
 一歩間を置いた所から見守ってる…と、本人は思っている。
ギバード桜子 ギバード桜子 (小学3年生〜) ※現在小学6年生

 いつもエネルギッシュなムードメーカー。
 走る・抱きつく・突っ込む。勢いでGO。
 実は昔と今とでは髪型が違う(今はもみあげが長い) 
山谷ひな 山谷ひな (小学2年生〜) ※現在小学5年生

 最年少。だけど案外一番発言権があったりして。
 一見ぽやーんとしているようで、ちゃっかりそこにいる感じ。
 播磨の虎さん(あぐり先生)と誕生月が同じ。

エトペン
原村和 (中学1年生〜※現在高校1年生)・エトペン

 阿知賀在籍時の和。「番外編」の後、ほどなくして転校したため、本人はそれまでの時期のみ。
 以降は和との思い出の品として、キーホルダーまたはぬいぐるみのエトペンがどこかにいる。
松実宥
松実宥 (中学3年生〜※現在高校3年生)・松実露子

 宥姉と当時でも既に故人の母・露子さん。
 クラブ不参加だった宥姉は子どもたちとの接点はないけれど、松実館周辺で時々登場する、かも。

〜この頃の阿知賀のみんな〜
高鴨穏乃 高鴨穏乃 (中学1年生〜) ※現在高校1年生

阿知賀編主人公にして深山幽谷の化身。
ただいま山に向かって疾走中。「そこに山があるからさ!」
新子憧 新子憧 (中学1年生〜) ※現在高校1年生

阿知賀女子学院に編入する前。
麻雀ができる環境を求めて、一人阿太峯中学に進学。
鷺森灼 鷺森灼 (中学2年生〜) ※現在高校2年生

のちの阿知賀女子学院麻雀部部長。
おばあちゃんが経営するボウリング場のお手伝いをしている。
赤土晴絵 赤土晴絵

のちの阿知賀女子学院麻雀部監督。
当時は熊倉さんが指揮する実業団の選手として福岡在住。

新子望 米田未来 桐田凛 辰巳春菜 佐々岡よし子 望さんと阿知賀こども麻雀クラブ ※現在阿知賀こども応援団

(左から)新子望・米田未来・桐田凛・辰巳春菜・佐々岡よし子
望さんは家の神社でお勤め、子どもたちは吉野山小学校に通っているはず。

〜時間軸無視のゲストさん〜
五十嵐あぐり先生

4月12日生まれ。播磨(兵庫県)の虎、もといタヌキさん。
言うまでもなく「阿知賀編」「シノハユ」作画担当の漫画家です。
  白築慕と白築耕介(リチャードソン)

シノハユ主人公の姪と叔父。咲本編より約15年前の姿
果たして今は一体どこでどうしているのやら・・・

  時系列順 
  『番外編』後(和の転校まで)
中2
小4
桜子 小3
ひな 小2
 
  J K S 21 22 23 01 02


  時系列順 
  和の転校から麻雀部再始動まで 和のインターミドル決勝戦の日
中3   高1
小5   小6
桜子 小4   小5
ひな 小3   小4
 
  @ F I 03 A B L  M P Q G 29 30 31  32


  時系列順
  麻雀部再始動からインターハイまで 予選 インターハイ開催期間  インターハイ終了後 
高1→高2 高2
小6→中1 中1
桜子 小5→小6 小6
ひな 小4→小5 小5
   
  33 34 R 27 H 36  24 37  N 25 38 28 C D 39


  時系列外
  いずれも4月12日  夏?(大会前)
      高2
      中1
桜子       小6
ひな       小5
 
  E O 26 35

※誰も得しない時系列の見分け方…ギバード桜子のもみあげが長ければ麻雀部再始動後なんですよ〜
(あぐり先生お誕生日も時期は4月とはっきりしてるんですが、慕ちゃんを出すと時系列外ってことになってしまうかー…なんて)



「くろちゃん日和」(2014年11月〜) 








『くろちゃん日和@〜阿知賀こども麻雀クラブ凸凹組〜』

 作成時期:2014年11月16日  背景:阿知賀女子学院麻雀部室



くろちゃん日和1回目。テーマはストレートに「会いにきてくれた子どもたち」
番外編にて週に1回、木曜に部室に行けば玄ちゃんがいるとわかった子どもたち
毎週じゃなくてもいいから、会いに行ってあげてほしい、会いに行ってあげてほしい・・・(願望)
 ※もう過去の話ですけどね。


当時の雑記にも書きましたが、メインの原画自体はこの年の1月30日、
つまりこの中の1人、志崎綾ちゃんの誕生日の頃に描き始めていたものでした。
しかし遅れに遅れて、年の瀬も近づいた11月になってようやく完成すると言う。
この間に描いたものもいくつかあったとはいえ、もうちょっとスケジュール管理ができるようになりたい。

部室に来てくれたわけだから、最初の絵くらい少しは部室らしく見せられれば、と思って
私にしてはめずらしく背景に力を入れてみましたが・・・ふむ、やはり、難しい・・・!
特に麻雀部室ならばやっぱりないと!、と描いた雀卓の構造がちっとも理解できませんで(苦笑)
ちょっと影や線が入っているだけの代物にも、苦労があるものなのです。


そんなこんなで、のっけからいろいろつまずきまくりの1回目でしたが、
あったかそうな雰囲気が少しでも出ていれば嬉しいです。







『くろちゃん日和A〜彩る秋の風に吹かれて〜』

 作成時期:2014年12月1日  背景:西行庵(吉野山)



秋のピクニックをイメージして描いてみました。
吉野と言えば春の桜ですけど、紅葉も美しいです。

背景は写真を参考にしつつ、自分で描いてみました。場所は西行庵
そう、かのスタンプラリーの最終ポイント。他は吉野駅から2km以内にあるのに
これだけダントツで7km近く離れていると言う極悪ポイント!
赤土(あかつち)でできてるから赤土先生のスタンプが置いてあるレジェンドコースだったのです。
いや〜あれには驚かされたなぁ、もう(笑)

スタンプラリーは夏場でしたが、紅葉がとても美しい場所だと聞いていましたので
今回描くにあたって、実際この目で見てきました。
西行庵も、その手前の高城山展望台周辺もすばらな景色でした〜
紅葉のみならず、緑とのコントラストも素敵。歩くのはやっぱり大変でしたけどねぇ。
でも穏乃はもっと遠くまで行っていたらしいです(※メモリアルライナーアナウンスCDより)
「そこに山があるからさ!!」
さ、さすがは阿知賀のやたがらす。

それにしてもせっかくだから実際の景色を取り入れてみよう!と思ったわけですが
背景描くのは私にはキツいですわー
『咲』シリーズのカラー背景を手がけているのはヤオキンさんだそうですが
よくぞあれほどまで忠実なイラストを仕上げられるものだと、改めて感心させられた次第です。
いや、ホント、すごい・・・









『くろちゃん日和B〜一日早めのメリークリスマス!〜』

 作成時期:2014年12月23日  背景:金峯山寺蔵王堂周辺道路(吉野山)


ここに登場するキャラクター的には12月〜4月まで、
2月以外は毎月続く誕生日シーズンがやってきました。
ということで「くろちゃん日和」を始めて以来、誕生日第1号
12月23日はギバード桜子の誕生日です。
次の日がクリスマス・イブですから、お約束とばかりにサンタ衣装を着せてみました。
せっかくなので、三者三様、普段着または制服をアレンジしたデザインにしています。
久しぶりに描いたけど、やっぱり女の子にサンタ衣装を着せるのは楽しいですねぇ

・・・で、今回の場合、桜子はお祝いしてもらう立場なわけですが
桜子なら絶対「私も一緒に混ざりたい!」と言うに違いなかろうと思って、2枚目はこーなりました(笑)
穏乃もそうかもしれませんが、こういう感じでノリノリでやってくれそうな子は貴重ですね。
ムードメーカーになってくれます。

あとお留守番ですが、宥姉初登場でした。
ご存知の通り、「行きづらくて」とクラブに行くのを躊躇してしまった宥姉ですが
やっぱり何らかの形で関わり合いが持てていたら嬉しいな(※私が)ということで
松実館とその周辺がモデルの場所を使う時があれば、時折顔を出してもらおうかと思っています。

まーそこまでこのシリーズが続くのかっていう話ではありますけども。


今回の背景は、吉野山のシンボルとも言うべき金峯山寺蔵王堂、その横道です。
吉野山を訪れたならば、まず必ず通るであろうという道でして
阿知賀編でもアニメのOPや第一話、全国編BD付録「玄の誕生日(仮称)」の冒頭といったところで
この道を走っている阿知賀メンバーの姿や、ここから見える景色が描かれています。

しかし前回の西行庵の時も悩みましたが、いかに前面のキャラクターになじんだ背景にするか・・・
まだまだ試行錯誤が続きそうです。












『くろちゃん日和C〜時にはギューッとしてみよう〜』

 作成時期:2015年1月30日  背景:旅館さこや1階ロビー(吉野山)


誕生日シリーズその2、1月30日は志崎綾ちゃんの誕生日です。
桜子はクリスマス直前と言うことで、イメージ的にはわかりやすかったのですが
さて、綾ちゃんの場合何にするかなぁって。

・・・それで思ったのは、まああくまで個人的なイメージなんですけど
「ギバ&ひなに振り回されがち(by咲日和阿知賀の巻A)」という綾ちゃんですが
振り回されても2人と一緒に遊んでるところからすると、なんだかんだでそういうノリが好きなんでしょう。
年上という気持ちがあるからか、自分から率先して突っ込んではいかないけれど。

そんなわけで、思いっきりスキンシップをはかってみました。とまどいつつも嬉しいみたいな感じで。
(ギバ&ひなよりは)お姉ちゃんなんだからしっかりしなきゃという気持ちと
内心二人みたいに甘えてみたいという気持ちと両方あるんじゃないかなーって。
いや、私が勝手にそう思ってるだけなんですが、どんなもんでしょうかね。

ちなみにいくら玄ちゃんでも綾ちゃんのまだ小さなおもちには反応しないと思います。多分(笑)


「写真」と「セルフタイマー」については、
これは今度映像化もされる予定の[阿知賀編特別編]を読まれた方はご存知でしょう。
玄ちゃんの16歳の誕生日を祝って麻雀部メンバーより贈られたカメラですね。
あのエピソードが麻雀部発足直前の3月で、必然的にそれ以降の1月末の話になりますから
場面設定的には、現在本編で進行中のインターハイ(8月)が終わってから約半年後になります。

1月末と言えば、桜子たち現在の6年生はそろそろ小学校卒業後の進路が決まった頃。
受験シーズンも終わり、入学先の学校の制服などの用意を始めていく時期です。
十中八九、桜子は阿知賀に入学してくると思ったので、阿知賀制服を着せてみました。
・・・で、5年生のひなはあともう1年先ですが、私も着てみたい!ということで
ブレザーと予備のブラウスだけ借りて身につけている、と。
相変わらず、「そんなの説明されてもわからんわ!」という脳内設定が駆け巡っております(笑)


今回の背景は松実家が経営する旅館「松実館」のモデルとなっている、
吉野山の老舗旅館「さこや」の1階ロビーです。この近くに咲グッズを展示したコーナーがあったりして。
自分の家なのでと、前回に引き続き、宥姉にも顔を出してもらいましたが
その宥姉は阿知賀卒業を間近に控えている頃ということになりますね。
果たしてインターハイの結果はどうなったのか、阿知賀のみんなはどう過ごしているのか・・・
期待しつつ心配しつつ、今後を見守りたいものです。


『くろちゃん日和D〜これから花開く季節に生まれたあなたへ〜』

 作成時期:2015年3月15日  背景:なし


誕生日シリーズその3。
昨年の『くろたん』から一年経て再び巡ってきました。3月15日は玄ちゃんの誕生日です。
前回描いた時は部室に集まってみんなでお祝いをコンセプトにしましたが、
今回は、17歳の誕生日になぞらえて
玄ちゃんの周りに(幼少期の自分も含めて)17人配置することを目指しました。

宥姉・穏乃・憧・灼・赤土さん・和
綾・桜子・ひな・未来・凛・春菜・よし子・望さん
そして露子さん・幼少期の宥姉と玄。これで17人です!

自分で決めといてなんですが、しんどかったです(笑)でもがんばりました。
今この時も、共に歩んでくれる仲間も、遠くから見守っている人たちも
そして思い出の中にだけ残るあの時、あの人も
その一つ一つが、今の自分とこれからの未来を育んできた大切な宝物・・・ですよね。


『くろちゃん日和E〜播磨の山から素敵なタヌーキ〜』

 作成時期:2015年4月12日  背景:なし


誕生日シリーズその4。玄+ギバひな綾という当初の予定からプラスワン。
4月12日は『阿知賀編』『シノハユ』の作画担当、五十嵐あぐり先生の誕生日です。
 ※千里山のフナQこと船久保浩子さんと同じ日ですね。

というわけで、今回はあぐり先生のお誕生日祝いです。
あぐり先生→播磨の虎(『リツハユ』より)→黄色と黒ということでバナナチョコケーキにしてみました。
歳は聞かないのがお約束(笑)らしいので、ろうそくは立てませんでしたけども。
 ※立てると→こうなる(2009年4月15日の日記参照) というあぐり先生の自虐ネタ

あぐり先生の周りには毎度の4人。
下書きをした当初、玄ちゃんはいつものエプロン姿だったのですが
掃除をしている時と同じというのもなぁと思ったので、
阿知賀編ブルーレイ5巻についていたボックスの灼&赤土さんを参考にメイド衣装に。
そしてゲスト出演的に、『咲-Saki-シリーズ』であぐり先生が手がけている2作品
阿知賀編の穏乃と憧、そしてシノハユの慕・耕介さんを。
前に色紙も描きましたが、綾ちゃんと慕ちゃんが誕生日一日違いなので、そのつながりということで。
 ※実際にはシノハユ→阿知賀編で10年以上の時間差がありますが、細かいことはいいっこなしです。
日記を見る限り、ご本人的に誕生日がめでたいのかどうなのかはビミョーな感じ(笑)なのですが
せっかくの機会なので、日ごろの感謝も込めてお祝いをしたい所存です。


私が初めてあぐり先生の漫画を読んだのは、まだ『曾我あきお』というペンネームだった頃
DQ4コママンガ劇場に掲載されていた作品でした。
確かスーパーファミコン(※時代の流れを感じるっ)のDQ6が発売された前後の頃だったと思います。
楽屋裏に描かれていたDQアニメ『アベル伝説』のイラストがとてもかっこよかったのを記憶しています。

あれから20年ほどが経とうとしています。
おそらく長かったであろう下積みを経て、『BAMBOO BLADE』の作画担当で頭角を現し
その後、『咲-Saki-シリーズ』の大切なウェイトを占める漫画家さんへ。
よくぞ執筆を続けてくださいました。すばらな漫画をありがとうございます。








『くろちゃん日和F〜わたしたちの展望台〜』

 作成時期:2015年4月29日  背景:花矢倉展望台(吉野山)


昨年12月から続いていた誕生日シリーズのとりあえずのオーラス
4月29日は山谷ひなちゃんの誕生日です。

4月29日と言えば、かつての天皇誕生日
現在は昭和の日となっており、また一時期はみどりの日(現在は5月4日)でもありました。
ゴールデンウィーク前半の、新緑が美しい行楽の季節ですね。
せっかくのお休みなので、みんなでピクニックに行きました、といったところです。


場所は吉野山上千本にある花矢倉展望台(世尊寺跡前)
以前、一ヶ月遅れの探訪レポートでも紹介しましたが、
阿知賀編1話冒頭、蔵王堂が映る景色はここからのものです。
この時期、桜はもう散ってしまっていますけど、
その代わりに鮮やかな緑が山を覆っています。

花の季節が過ぎてすっかり静かになった花矢倉展望台。
そして景色がより見えるようにと肩車をしてくれる玄ちゃん。
訪れる人は多くはないけれど、だから今はわたしたちのもの。
そんな意味を込めて『わたしたちの展望台』と銘打ってみました。


・・・で、2枚目は花矢倉から帰ってきた後ですね。
かなり歩くところなので、暖かくなってきた気候と合わせて、だいぶ体力も使ったでしょうから
汗を流し、楽な格好に着替えてくつろいでいるという状況です。
誕生月が同じという縁で、プレゼントはあぐり先生タヌキ(ぬいぐるみ)にしてみました。

毎度描くのに難儀していますが、楽しそうだなという雰囲気が伝わってもらえればありがたいですね。

 




『くろちゃん日和G〜思い出の場所で〜』

 作成時期:2015年6月28日  背景:吉野山小学校※現在:吉野山ふるさとセンター(吉野山)


それまでは当たり前のように毎日通っていたのに、ある時を過ぎるとパタリと訪れなくなる。
そんな場所は人生の中でいくつもあるものですが
代表的なところはやはり小学校でしょうか。
なにせ6〜12歳の6年間、それまでの人生の半分をそこで過ごしてきたわけですからね。
いつかは卒業して離れていく場所ですが、楽しいことも辛いことも思い出はいろいろと残るものです。

前回まで玄+ギバひな綾+あぐり先生のお誕生日記念をやっていたこのシリーズ。
さすがに他の子たちまでカバーしきれないものの
ここは一つ、みんなに共通する場所を描いてみようと思ってチャレンジしてみました。


というわけで、今回の舞台は吉野山小学校
阿知賀こども麻雀クラブの子どもたちが通っていると設定されている学校です。
 ※厳密に言うと、佐々岡よし子ちゃん(阿太峯中学)と志崎綾ちゃん(阿知賀女子学院)は
  現時点で小学校を卒業しているため、この2人も吉野山小だったかは確定していませんが。
また、阿知賀編がアニメ化されるにあたって、
阿知賀女子学院麻雀部室のモデルとされた部屋(図書室)もこの校内にあります。
2014年3月の『くろたん』の際、ここを使わせていただきました。

なお、現実での吉野山小学校は2004年に閉校しており、
この建物は吉野山ふるさとセンターとして、地域の公共施設となっています。
作中のみならず、地元の人にとっても思い出の場所・・・なのです。


背景に手がかかるのはいつも通りですが、
今回、思いのほか描くのに難儀したのはランドセルでした。
せっかく校舎の前で小学生7人を描くのだから、ランドセルを背負わせてみようと思ったわけですが
改めて資料を集めてみると、意外に構造がややこしい。
そして値段が高い!(いやわざわざ買ったわけじゃないですけど)
だいたい1万〜2万の間くらいかと思っていたら、一般的な相場は3万円台
高い物に至っては5万、10万するものもあるのだとか。マジですか・・・

『BAMBOO BLADE』で一流の剣道家になった先生が
子どもの頃、初めは剣道が嫌でやめようと思ったけど、
ふと目にした剣道具の値段にびっくりしてやめられなくなったという話をふと思い出しました。
6年間使うとはいえ、カバン一つにこんなにかかるものとは。
やっぱり親って子どもに相当な額のお金をかけているのだなぁ、としみじみ。


ちなみに、吉野山小学校在籍が確定しているのは上記のとおり阿知賀っ子7人のうち5人
おそらく穏乃・憧・和もそういう設定じゃないかと思いますが(松実姉妹と灼はどうなんでしょうね?)
もう1人確定しているのは、小学生時代の赤土先生。
『シノハユ』にて、当時吉野山小学校の4年生であったことが明記されています。
今回のこれ、当初の予定では春生まれの阿知賀っ子では最後になる
米田未来ちゃんの誕生日(6月3日)までには完成させるつもりでの集合絵だったのですが
ここまで遅れるなら、いっそ6月22日生まれのハルちゃんも描ければよかったかもですね。






 

『くろちゃん日和H〜あこがれを身につけて〜』

 作成時期:2015年8月1日  背景:阿知賀小学校および校門前から阿知賀地区を見下ろした風景(下市町阿知賀)


背景は前回に続き、今回も小学校。
『阿知賀編』であり、『阿知賀女子学院』ですから、一度は描いてみたいと思っていました
阿知賀小学校、その校門前です。

前回吉野山小学校玄関を描いた時には、ランドセルのギバ&ひなを最前面に置いたので
今回は綾ちゃんに阿知賀制服を着せて前に出してみました。


そう言えば、『くろたん』の時に初めて制服姿を描いたのですが
「どうして黄色のカーディガンにしたんですか?」と参加者の方に尋ねられたことがあります。
当時はまだカラーが確定してないこともあって、あまり大したことは答えられませんけども。

今さらですが理由としては、
 ●他のキャラクターとの数のバランス
  (ピンクは穏乃・憧・宥姉が着ている一方、黄色は転校した和を除くと今は玄しか着てない)
 ●髪の色とのカラーバランス
  (本編における咲やモモなど、咲シリーズにおいて比較的黒に近い髪の色のキャラクターは
   カーディガンを身につける時、黄色系の配色がされる傾向がある様子)
といったところがあるのですが、
一番の理由は、綾ちゃん自身が中学に上がる前、つまりこども麻雀クラブ活動時や番外編において
「彼女が見た阿知賀の先輩(玄と和)が身につけていたのがどちらも黄色だったから」なのでした。
『阿知賀こども麻雀クラブ!』の記事でも少し触れましたけど、
年少組の中では年上でも、全体ではさらに上がいる、という立場の彼女には
長女に対する次女的な、「私よりもっとお姉ちゃん」の先輩たちに対する
憧れもあるんじゃないかな?・・・ということで。

もちろん実際のところはわかりません。あくまでも私の個人的なイメージですが、
今回はその憧れを頭に思い浮かべながら描いてみました。


ところで前々回、誕生日祝いということでひなちゃんに贈ったあぐり先生タヌキ(播磨の虎ver)
その時は誕生月つながりの思いつきだったのですが、組み合わせるとすごく似合ってる気がしたので
キーホルダーにしてランドセルにつけたり、ぬいぐるみを抱かせてたりしてます。さながら和のように。
そして元祖マスコットのエトペンは桜子の頭の上にのっかっています。
こっちも前々回初めて描いたのですが、目の形と髪型のゆえでしょうか
これまたえらくしっくりくる(笑)多分今後もこのポジションが多いと思います。

いずれにしても・・・うーん、つくづく自己満足の領域ですね(笑)でも楽しいです、ハイ。


『くろちゃん日和I〜8月…〜』

 作成時期:2015年8月24日  背景:旅館さこや前(吉野山)


なんだかんだでくろちゃん日和も10回目まで来てしまいました。8月24日は宥姉の誕生日です。

できれば今回は前から順番に見てもらえれば、ということで
一番上へのリンクだけを横に貼りました。
画面をスクロールするか、画像をクリックすると、次の画像に進むようにしています。(のはず)

背景は上にも書いていますが、夏の吉野山
松実館のモデルになっている旅館さこやの前の通りです。

この奥のところが、阿知賀編1巻に収録されている
第2局[始動]の序盤にて、
4人目の部員候補として宥姉を紹介するために、
玄ちゃんが穏乃・憧を自分の家へ案内している、
その道中の背景として使われています。
最奥に見えるのは吉野山のシンボルである蔵王堂です。

第2局[始動](1巻93ページ)


なお、今回の絵のイメージとして取り入れた
お盆の時期に吉野山で行われる「桜燈火」(※「はなとうか」と読むらしいです)は
吉野山一帯が世界遺産に登録されたことを記念して始められたそうです。
世界遺産登録が2004年ですから、11年前ということになりますか。
あくまで今年を基準に考えると、ですが、松実姉妹が5、6歳の頃ですかね。











『くろちゃん日和J〜いつか歩いたその道〜』

 作成時期:2015年10月4日 背景:のどっちの道※仮称(吉野山)


10月4日はのどっちこと原村和の誕生日
・・・に合わせて、ちょっくらこさえてみました。ほぼ原作準拠?でしょうか、多分。
くろちゃん日和としては11回目ですが、時系列順で並び替えると一番最初になります。

阿知賀編3巻に収録されている「番外編」における和との再会の場面をもとにして描きました。
1枚目の背景として採用したのは
本編9巻に収録されているやはり番外編の「高遠原」
その冒頭で和が立っている場所を下から見たところです。


まーそれにしても、この番外編がなければ、私はこのシリーズ描いてない・・・
コラム咲阿知賀編を書き始めようと思い立ったのも、これ読んでからですしね
(故にその1が阿知賀こども麻雀クラブ関連だし、その2でもこの話に触れてる)
どれだけあの15ページに魂を奪われているのかって話ですよ。
客観的に見ると、それほど起伏のあるストーリーではないとは思うのですが
当時展開中の先鋒戦でいいところのなかった玄ちゃんの、久しぶりの笑顔が見られたことと
クラブが解散してから穏乃たちが戻ってくるまでの2年間、決して1人ではなかったこと
それがわかってどんなに、どんなに嬉しかったことか!
おかげで当分生きていける気がしました、本当に(笑)


このシリーズ、基本的には、玄ちゃんが綾桜子ひなと出会って以降の話で
和は基本エトペン代理参加なのですが
時々は代理じゃなくて和自身との関わりに触れた内容も描ければいいなぁと思っています。

玄・綾・桜子・ひなに和も加えるとちょうど5人になるので
そんな日はきっと永遠に来ないだろうけど、もし自由に団体が組めるとしたら
一度この5人でやってみたいと思っていたりして。


『くろちゃん日和K〜転がるボールの行く先は〜』

 作成時期:2015年12月6日 背景:吉野ラッキーボウル(大淀町)


シリーズ12回目。
番外編で和と再会してから転校してしまうまで、猶予はわずか1ヶ月しかありませんが
その1ヶ月の間に、「あったらいいなこんなエピソード」ということでイメージして描いてみました。

くろちゃん日和のシリーズを始めて以来、ずっと構想としては頭にあった話ですが
ここに至るまでには、いくつかの子どもたちとのエピソードを描いて、和と再会して、と
それなりに「下積み」が必要な気がしていたので、やっとここまで来たかな、という感じがします。
毎度おなじみ自己満足ですが(笑)

玄ちゃん及び阿知賀っ子たちのボウリングのクセは、もちろん私個人の思いつきです。
思いつきですが、何となくそれぞれそんな感じになりそうな気がしませんか?
特に玄ちゃん(笑)

 
『くろちゃん日和L〜私のサンタクロース〜』

 作成時期:2015年12月23日 背景:旅館さこや前(※Iと同じ場所)


くろちゃん日和を始めて以来、2回目のお誕生日シーズンがやってきました。
12月23日はギバード桜子の誕生日です。

脳内設定的にはBのリメイクということで、同じ日扱いなのですが、
桜子のトナカイスーツを見直してみたり、ひながあぐり先生ぬいぐるみを持っていたり
といったところが昨年の絵と比較して変わっています。
「ひなにあぐり先生ぬいぐるみ」は我ながらよく思いついたな〜って
自画自賛的に今年一番の収穫だと思ってるくらいだったりして(笑)ホント、よく似合う

トナカイスーツはだいぶ変えましたが、
角は『シノハユ』27話で丹羽さんがつけている形を参考にしました。
あれ見ると、初登場時「全員土下座」から始まったクールな子が、
こんなに柔らかくなるとは思わなかったなあ、と。やっぱり出会いや経験は人を変えるものですね〜








『くろちゃん日和M〜幸せフォトグラフ〜』

 作成時期:2016年1月30日 背景:なし(イメージ的には松実館内のソファ)


1月30日は志崎綾ちゃんの誕生日です。
それに合わせていろいろ思いついたことを、今回はSSにしてみました。
ちょーっと(?)長いです。

誕生日をきっかけに、去年から何らかの形でお話にしてみたいなと思ってました。
どういう形にするかはギリギリまで悩みましたけど、精一杯、やれるだけやってみました。
左に2枚ある画像のうち、上の方をクリックすると、お話の方へ移動します。
(下の方は、pixivに小説として投稿する際の表紙用に用意したもの。いわゆる差分ですね)

なお、画像および作中で日付が明記されてる場面がありますが
日にちはともかく、年は当然ながら便宜上のものです。
「20××年」などにしようかとも思いましたが、ちょっとしっくりこなかったもので。

 
『くろちゃん日和N〜決戦の時〜』

 作成時期:2016年3月15日 背景:なし


3月15日は玄ちゃんの誕生日です。
『くろたん』から数えると3回目。このシリーズとしても15回目。
回を重ねているうちにたまたまそうなっただけですが、3、15と数字が並んでしまいました。

さて今回はどうしようか?と前回と前々回の準備をしてる頃からぼんやりと考えていたのですが
昨年末にBブロック準決勝が怒涛の勢いで決着し
阿知賀編完結より3年が経過した今年。
ついに、いよいよ、『その日』が来てしまう…!ことを実感。
ならば、もうこれを描くしかない、と思いました。

5位決定戦と宮永家の過去を匂わせる話が出ているので
もうちょっと後になるかもしれません。が、おそらく今年中には幕が開いてしまうことでしょう。
不安と期待とどっちがあるかと言われると、不安の方が大きいというのが正直な心境です。
果たしてどんな結果が待っているのか、わかりませんが…
いかなることになろうとも、最後は元気に帰っておいで。私に願えるのはそれだけです。


『くろちゃん日和O〜VS深淵に飲まれし絶望!〜』

 作成時期:2016年4月12日 背景:なし


4月12日は五十嵐あぐり先生のお誕生日です。
忙しくて切羽詰ってる時期なのですが、可能な限りお祝いせねば…って何だこれ(笑)

いや、あぐり先生のお誕生日絵は昨年(E)も描きましたが
当日前後のあぐり先生のHP更新を見て、ああ、これはもう戦うしかないな、と。
そんなわけで今年は昨年生まれてしまったモンスターとのバトル?です。
暗黒絶望波なんか怖くない、暗黒絶望波なんか怖くない!・・・多分

なお、今回登場してるキャラクターはそれぞれパーティ向けに着替えています。
ドラゴンロード玄ちゃん・のどっちモード和・蔵王権現穏乃は咲シリーズの原作通りですが
あとのキャラクターの衣装はあぐり先生の手がけた別作品から引っ張ってきてます。

 慕→狸休院はるか(『もののける!』化け狸一族のヒロイン)
 綾→川添珠姫(『BAMBOO BLADE』メインキャラクター)
 桜子→穂乃(『もののける!』化け狐一族の主人公アキラの付き人)
 ひな→すずめ(『もののける!』はるか専属のメイドコンビの1人)

概ね『もののける!』から。第2作が2月末に出たところですし。
綾ちゃん→タマちゃんは、鉄板ですよね(笑)


『くろちゃん日和P〜一緒に歩こう〜』

 作成時期:2016年4月29日 背景:金峯山寺仁王門(吉野山)


2周目のお誕生日シーズンも、何とかラストまでこぎつけました。
4月29日は山谷ひなちゃんの誕生日です。

テーマは昨年同様、今年も「みんなでピクニック」ですね。
桜の時期を過ぎると、観光される方の数もだいぶ少なくなるのですが
新緑の木々を始め、この時期だからこそ見られる景色もあるので
地元の方からは「私はこの季節が好きだなぁ」という話も聞きますね。
のんびり歩き回るのもなかなかのどかで良いものです。

場所は上記の通り、金峯山寺の仁王門です。
ちなみに、このお向かいにお団子屋さんもあります。


『くろちゃん日和Q〜七曲のあじさい坂〜』

 作成時期:2016年8月5日 背景:七曲坂・大橋の下(吉野山)


すっかり夏です。
あじさいの季節、もう終わっちゃってます!
なので、時期をはずしてしまいましたが、あじさいです。

もうちょっと早い時期に更新したかったのですけどねぇ


『くろちゃん日和R〜それも、あなたの軌跡〜』

 作成時期:2016年8月12日 背景:これまでに取り上げた12か所(吉野山9枚・阿知賀2枚・大淀町1枚)


2016年8月12日は阿知賀編連載開始より5周年となります。
あれからまだ5年、それとももう5年?
連載終了からも早3年半近くになろうとしていますが、
よくもまあ、ここまでのめりこんだものだと思います。…本当に、よくもまあ(笑)

5周年、これまで歩んだ道のりということで、
阿知賀編最終局のタイトルにもなった「軌跡」をテーマに描いてみました。

なんでこんな自分の手に余るようなややこしい構図にしたんだ!って
自分で自分につっこみたくなりました。いくら塗っても色塗り終わらないし。




『くろちゃん日和S〜ピンクマフラーのてるてる坊主〜』

 作成時期:2016年8月24日 背景:天の川屋(吉野山)


8月24日は宥姉の誕生日、なのでそれに合わせて描いてみました。
作中では和もいるので玄ちゃん中2の3月、
番外編で再会してから和が転校するまでの間の話という設定です。

8月24日は宥姉の誕生日!→吉野山で宥姉と言えば!ということでこの場所なのですよ。
昨年の8月(I)はお盆でさこや前でしたが、今回は「もうここしかなかろう!」ということで。
くろちゃん日和を始めて以来描きたかった場所の一つでして、やっと描けたなぁという感じです。


『くろちゃん日和21〜静かな春を前に〜』

 作成時期:2016年11月18日 背景:静亭(吉野山)


もうすぐ冬になるという時期の更新ですが、作中の季節はいよいよ春めく3月末〜4月にかけて
相変わらず季節感めちゃくちゃですね(笑)

場所は静亭のテラスです。
あと一週間もすれば桜が満開になって、吉野山は一年で一番の大賑わいになるのですが
それより少しだけ前の、まだ静かな頃というイメージです。


『くろちゃん日和22〜名残桜〜』

 作成時期:2016年12月23日 背景:七曲坂(吉野山)


前々回、前回に続き、和とのエピソード
和が吉野山を去る、その前日というイメージで作りました。

タイトル名は名残桜。
「名残」の「桜」ということで、散り残った花。本来なら桜の季節が終わる頃を指すはずで
むしろこれから桜が始まるという季節設定からすると真逆な感じもしますが
「いよいよ桜の美しい季節だというのに、あなたは去っていく」
満開の桜を一緒に見られないのが名残惜しい
…というような解釈で、この名前にしてみました。

正直誤用だと思いますが、いくつか考えたうえで、やっぱりこのタイトルしかないと思ったのですよ。


『くろちゃん日和23〜またいつか、春めくように〜』

 作成時期:2017年1月18日 背景:吉野山下千本(旅館歌藤近辺)


11→12→(ちょっと間が開いて)→20→21→22と
計6回にわたって描いてきました番外編で再会してから長野へ転校してゆくまでの
「和との1ヵ月」編、最終回。
和とのお別れ、そしてその後です。

場所は吉野山の下千本。
というかほとんど前回同様七曲坂なのですが(このガードレールの下が七曲坂)
坂をのぼりきって少し上がったところです。
玄ちゃんや子どもたちがいるこの道の左をずっと進むと、
吉野神宮経由で吉野山を車で降りるルートになります。
そしてこの絵の右側が東。つまり和が向かった長野のある方角ということになります。

転校してゆく和を玄ちゃんや子どもたちが見送ったのかどうかは
現時点ではまだ定かではないのですが…いずれそのあたりが描かれる時も来るのでしょうか。
露子さんもそうですが、今さらながらに阿知賀って別れ話が多いですね。
それもまた力に…なってもらいたいものです。


『くろちゃん日和24〜あの日あの時あの頃あなた〜』

 作成時期:2017年1月30日 背景:これまで取り上げた16か所(Rの時から4枚増えました)


1月30日は志崎綾ちゃんの誕生日です。
前回の23で和との1ヵ月シリーズがひと段落したので
「これまでの歩み」みたいなイメージでまとめてみました。
Rとコンセプトが似てますが、Rは玄ちゃんで、今回のは綾ちゃんの視点といったところでしょうか。


『くろちゃん日和25〜くろちゃんの夏〜』

 作成時期:2017年3月15日 背景:なし


3月15日は松実玄ちゃんの誕生日です。
誕生日なんですけど、昨年Nの時と同じようなコンセプトで、夏のインターハイです。
現在全国での戦いに挑んでいる玄ちゃんの進む先が、よりよいものであることを願って。

Nを描いたときには、「いよいよ決勝戦が始まってしまうかなぁ」なんて思いながら描いてましたが
それから一年経ってもまだ始まっていなかったりして。
でも、じゃあ今年のうちには始めてほしいかと言われると、実は案外そうでもなかったりします。
回想もあるし、5決の選手たちの様子もできるだけ描いてほしいと思っていますので。
待つことには慣れていますから、願わくば心ゆくまで物語を楽しみたいな、と。

 
『くろちゃん日和26〜もののける!〜』

 作成時期:2017年4月12日 背景:なし


4月12日は五十嵐あぐり先生のお誕生日でした。
そこで、昨年2月に2話が掲載された「もののける!」のキャラクターに扮して
(綾ちゃんはやっぱりバンブーのタマちゃん)
あぐり先生を囲んでお祝いしよう!というのがコンセプトです。

慕⇒狸休院はるか  綾⇒川添珠姫  桜子⇒穂乃  ひな⇒すずめ  は前回(O)と同じ

玄⇒楓(はるかのお付きのメイド) 
宥⇒いかる(猫又の退魔師)
耕介さん⇒狐泉アキラ(「もののける」の主人公の化けギツネ。はるかはアキラのことが好き)

そして
ナナさん⇒狸休院なつめ(はるかの兄。アキラのライバルではるか大好き) 
露子さん⇒柊(鴉天狗の退魔師) です。


『くろちゃん日和27〜あの場所で待ってる〜』

 作成時期:2017年4月29日 背景:吉野周辺の春夏秋冬(これまでに描いたうちの6枚)


4月29日は山谷ひなちゃんの誕生日です。
4月ということで前回・前々回は新緑の季節にピクニックにしてみたのですが
今回はみんなと一緒に歩いてきた道ということで、
1月の綾ちゃんの時と同様、これまでの再利用ですが、
吉野山の春夏秋冬を並べ、吉野山・阿知賀の二つの小学校ではさんでみました。

上から順に、吉野山小学校、のどっちの道(春)、さこや前(夏)、
西行庵(秋)、さこやの暖炉前(冬)、そして阿知賀小学校ですね。


『くろちゃん日和28〜夏の訪問者〜』

 作成時期:2017年7月26日 背景:近鉄吉野駅前近藤商店


想定としてはインターハイが終わった後〜夏休みの間。
全国大会に向けての長い戦いが一段落して、
久しぶりに一緒に遊びに行こうと駅前まで降りてきたところ
思わぬお客さんがやってきた…といったところでしょうか。


着想としては、はや3年前に描いた
『カムヒア姫松&ようおこし阿知賀in吉野』だったりします。
姫松経由で来ていただきました。



(前編)

『くろちゃん日和29〜そして、その日(前編)〜』

 作成時期:2017年9月18日


くろちゃん日和シリーズを始めて以来、3年弱
今回は初めて漫画形式に挑戦してみました。
表紙と本文15ページの構成です。

「1ページ数秒で読んでしまう漫画ですが
 その1ページにこれ程労力がかかるとは想像以上です」(by「公務ですから!」)
って、やってみて実際そんな感じでしたね。
慣れなさ拙さは、まあどうにもなりませんが、今できる範囲でやれるだけやってみました。
でもまだ半分なんですよね、これ。

ちなみに表紙は以前「さきすぺ」で兎来栄寿さんに差し上げた
「玄ちゃんと阿知賀っ子」色紙のリメイクです。この絵がこのシリーズの基本みたいなものですので。


(後編)

『くろちゃん日和30〜そして、その日(後編)〜』

 作成時期:2017年11月21日

前編より2か月ほど間を置いての後編です。
今回は表紙なし、本文のみの20ページです。

くろちゃん日和シリーズ、これで30回目。第1回が2014年の11月でちょうど3年前なので
3年かけてようやくここまで来たんだなぁ、という感じです。


『くろちゃん日和31〜そして、その時〜』

 作成時期:2017年12月27日


29・30の前後編に続いての話
今回も表紙なし、本文のみ22ページです。
表紙がないので、左の画像は1ページ目の縮小版。

このシリーズをはじめた時点で、いずれこの日がやってくることはわかっていたのですが
頭に思い描いたものを表現するのはこう…こう…… 難しい!

 
『くろちゃん日和32〜その日のその後〜』

 作成時期:2018年1月28日


29・30・31に続いての話。本文のみ14ページ。
これで同じ日、和のインターミドルの試合を目撃する〜麻雀部が復活に向けて動き出すまでの
一連の話は終了です。

二次創作とはいえ、できるだけ原作の話とつながるように描いてみた…つもり?
なお、途中で出てくる背景は、阿知賀から近鉄越部駅へとつながる道です。
確か椿橋…だったかな?

 
『くろちゃん日和33〜憧れ〜』

 作成時期:2018年1月30日 背景:阿知賀小学校のある高台につながる階段(下市町阿知賀)


前回で夏の4部作が終了し、少し時間が経過して1月へ
1月30日が志崎綾ちゃんの誕生日で、そして1月は受験シーズンでもあるので
おそらくこの時期に受験したはずだ、ということをもとにした話です。

誕生日と時期を合わせた話だったので、是が非でも1月30日に更新しなければーと思ってたんですが
まあここに至るまでにスケジュールが遅れに遅れまくって大惨事に。
なかなかハードな年末年始でした(苦笑)


『くろちゃん日和34〜瞳の中のアルバム〜』

 作成時期:2018年3月15日〜4月8日


3月15日の玄ちゃんの誕生日!…には本文が間に合わず
とりあえず表紙だけアップして作業続行
後書きも含め、最終的に完成したのは3月中ですらなく、穏乃の誕生日でした。大遅刻。

阿知賀編特別編、『玄の誕生日』における玄ちゃんサイドの話です。
なので…なおのこと3月15日に完成させたかった(無念)


『くろちゃん日和35〜タヌキクエスト〜』

 作成時期:2018年8月24日 背景:吉水神社(吉野山)


本来なら4月12日の五十嵐あぐり先生の誕生日
せめて4月29日の山谷ひなちゃんの誕生日に仕上げたかった作品です。
でも前作の『瞳の中のアルバム』の完成が4月までずれこんでしまったため、
「どう考えても無理、間に合わない」ということで、諦めて延び延びになって…
気が付けば8月も末、宥姉の誕生日の頃になってしまいました(苦笑)


モチーフは昨年最新作11も発売されたドラゴンクエストシリーズです。
もっとも題材に使っているのは1・2・3と9ですけどね。


そして、背景ですが、35回目にしてやっと登場の吉水神社です。
由緒正しい神社でコスプレして遊んでんじゃねぇって話ではありますけども(笑)

このシリーズ、漫画パートに入るまでは基本的に穏乃も憧もいない時期が舞台だったので
憧(と望さん)の家のモデルである吉水神社を背景にする機会ってなかなかなかったのですよね。
今回をもって、かねてより背景にしてみたいと思っていた主だった場所は
だいたい登場させることができました。

同時に、長らく続けてきたこのシリーズにもいよいよ終わりが見えてきたかなぁという感じです。
といってもまだしばらくかかるんですけどね。描くの遅いから(苦笑)

 
『くろちゃん日和36〜「夏」が来る〜』

 作成時期:2018年10月28日


インターハイ奈良県予選大会から全国大会に向けての話です。
昨年の夏にくろちゃん日和29で和のインターミドル決勝の日を描いて以来、
リアルに1年の月日をかけて、ここまできました。
1年って長いようで短いようで…過ぎてゆくときはあっという間ですね。

阿知賀女子学院麻雀部が再結成した時から1年
「またみんなではしゃごう」と望んで歩みを進めて、ついにやってきたこの夏
原作ではただいま、最大の山場ともいうべき決勝戦が始まっていますが…
さて、彼女たちの歩みは果たしてどんな形で実を結ぶことになるのでしょうね。


『くろちゃん日和37〜ごめんね、くろちゃん〜』

 作成時期:2019年1月30日


前回に続き、インターハイ。準決勝終了から決勝に向けての話です。
ただし冒頭はM「幸せフォトグラフ」のSSの後半部分から始まります。

できれば本編にて決勝の先鋒戦をやっているうちに、
ここまでたどり着きたいと思っていました。
大舞台に臨む玄ちゃんへ、少しでもエールになればなぁ、なんて思ったりして。


『くろちゃん日和38〜最後の出会い〜』

 作成時期:2019年3月15日〜4月15日


引き続き、インターハイ。
やっとここまで来ました。原作でただいま進行中の決勝先鋒戦です。
インターハイに関する集合絵は15(決戦の時)、25(くろちゃんの夏)に続き3度目ですが
おそらくこれが最後の1枚になると思います。

本当は前の2枚同様、玄ちゃんの誕生日である3月15日に完成を目標に
取り組んでいたのですが…またしても間に合いませんでした。
悔しい(2年連続2回目)

まあ、それはそれとして、決勝の先鋒で戦う4人と
その周りで試合の行方を見つめる人達です。
背景は27でも使いましたが、吉野山の春夏秋冬
のどっちの道(春)、さこや前(夏)、西行庵(秋)、さこやの暖炉前(冬)
季節へめぐり、年月をかけてここまで来たんだという意味で。
あと露子さんを、その思い出と直結するらしき春と
インターハイのために集った夏の高校生たちを夏の位置に置いています
秋〜冬も、赤土の西行庵だったり、
みんなが出会った&過ごした松実館のモデルである旅館さこやの中だったり。

 
『くろちゃん日和39〜思い出の道〜』

 作成時期:2019年6月30日


インターハイが終わった後、というイメージ。
時系列的には、このくろちゃん日和シリーズの一番最後にあたります。
(描く機会があるかどうかわからないエピローグを除いて)

和との再会と別れ。主に4人で過ごした日々。阿知賀麻雀部の復活で揃うメンバー。
インターハイ。そしてそれが終わり、またふるさとに戻ってくる玄ちゃん。
これまで描いてきたものを背景に使って、
この子たちが歩いてきた道というふうになるよう並べてみました。

吉野山および阿知賀の背景も、35の吉水神社で描きたいところはだいたい揃ったので
それをふんだんに取り入れてみました。我ながらよー描いたよねって思います。


『くろちゃん日和01〜阿知賀こども麻雀クラブ凸凹組(前編)〜』

 作成時期:2019年12月23日 背景:銅の鳥居および旅館さこや(吉野山) 


5年前の2014年11月から取り組んできたこのシリーズ
今のところの見通しではあと2話、「41」で完結する予定です。

でもそれに取りかかるのは現在進行中の決勝戦
少なくとも玄ちゃんの先鋒戦、おねーちゃんの次鋒戦が終わってからかなぁって。
(松実家に関する新しい情報があるかもしれないですし)
まさか先鋒戦が開始から1年半以上経ってなお、まだ終わっていないとは!
…ってそこは思いもよらなかったですけど
じっくり待っていられる時間をたくさんもらえたと思って、気長〜に待ってる現状です。
もっとも、いざ、発売日が近づくと戦々恐々としてるんですけどね。
果たしてどんな展開が、結末が待ってるんだ…?って


まあ、そんなこんなで、エピローグはとりあえず置いといて
これまでイラスト+SSで仕上げていた序盤の話を漫画として再構成してみたいと思って
今回の話にとりかかりました。

…前編だけでたっぷり半年使ってしまいました。
ホント、描くって大変。私みたいな素人でも。

表紙の背景は吉野山、「銅の鳥居」と「旅館さこや」です。
漫画の中で今回ここにいる場面が出てくるわけじゃないんですけど
でも、やっぱり「始まりの場所」って言ったらここだよねって思ったもので。


『くろちゃん日和02〜阿知賀こども麻雀クラブ凸凹組(後編)〜』

 作成時期:2020年5月31日 背景:前編と同じく銅の鳥居および旅館さこや(吉野山) 


前編から5ヵ月時間を要して、後編を更新しました。
表紙抜きで50ページ。
前編が46ページだったので、合わせて96ページとなります。くろちゃん語呂合わせです。
いろいろエピソードを入れていったら、こんなページ数になってしまいまして。

これでこのシリーズ序盤の、和の1ヵ月編は完結です。

 

2020年12月〜2021年1月にかけて描いた絵

再開した阿知賀編で愛宕雅枝さんが松実姉妹に声をかけ、
自分が二人の亡くなった母、露子さんと学生時代以来の旧知の仲であったこと
露子さんが麻雀界から距離を置き、やがて親となってからも関係は続き
互いの子どもたちの写真を送り合ったりしていたこと

12月のクリスマス関係の絵は、そのエピソードも念頭に入れた描いたものです。


1月の方は、桜子・ひなも阿知賀へ入学したと想定した上で、その記念撮影ですね。
ひなの阿知賀入学は玄ちゃん卒業と入れ替わりになるため、
一学年上の宥姉ももちろんのこと、二人は阿知賀学生ではなくなっています。
(だから松実姉妹は制服を着ていません)
でも卒業してからも、おそらくは阿知賀と麻雀部に関わりを持っているんじゃないかなーと
そういう願望含みの一枚ですね。


『くろちゃん日和03〜あの日 あなたと 見た光〜』

 作成時期:2022年1月30日 背景:01・02と同じく銅の鳥居および旅館さこや(吉野山) 


完成した絵としてはきっちり1年ぶりの更新。漫画としては1年8ヵ月ぶりの更新
01・02同様、これまでイラスト+SSとして描いてきた話を
漫画として再構成したものです。

作中で吉野川や吉野山に関する行事がいくつか出てきますが、
これらは実際に、夏に執り行われている季節行事です。
もうずいぶん前の話になってしまいますが、私もこれらの行事を見に
吉野を訪れさせていただいたこともありました。

昨今は台風などの災害で中止にせざるをえなかったり
そして今はコロナとなかなかこういう行事が開催することができないようで
地元の方々もずいぶんご苦労をされていることだと思います。
いつかまた、みんなが集まって楽しめる日が、
そう遠くない未来に訪れてくれることを願っています。



「くろちゃん日和」ナンバリング前のイラスト(2012年12月〜2014年9月)
『くろちゃんのしあわせ』
 作成時期:2012年12月27日


実質くろちゃん日和最初の一枚。
私が阿知賀編を好きになって以来、描きたいと思ってきたイメージの原点にあたる絵です。
訪ねて来てくれた人、いずれ別れるけど久しぶりに一緒に歩いた人、
いつかまた再会できる人、もう会えないけど見守ってくれている人・・・

ビッグガンガンの番外編を読んだ時から描こうと決めていたテーマでした。
・・・が、この時点で読んでから、完成するまでに半年かかってるのね(苦笑)
頭の中ではイメージできていても、それを形にするのはしんどい!
みんなに囲まれて嬉しそうに笑ってる玄ちゃんが描きたかったんですよー

全力を使い果たした気がしますが、そのかいあって我ながらいい絵になったでしょうか。
話を読んだ時に私が感じた「ほっこり感」?みたいなものが少しでも伝われば嬉しいな、と。

当時の段階でほぼ全キャラ初描き。
また、デザインやカラーリングにしても漫画とアニメで結構相違があるので、いろいろ考え込んだ記憶が。
まあ一番苦労したのは何と言っても背景ですけど。桜の咲く春の丘ってこんな感じですかねぇ

ちなみに阿知賀メンバーが乗ってる牌はドラ牌です。
「前に向かうために一旦お別れ」を読んだ後だったので、
いつかドラも玄ちゃんのところに帰ってくるようにとこだわってみました。
赤ドラの場合、あると手が窮屈になる苦しさもあるっちゃあるんですけど、ね。

『玄ちゃんと阿知賀っ子』
 作成時期:2013年6月30日


番外編のその後、というイメージです。玄ちゃんの周りに桜子・ひな・綾。そしてエトペン
この絵以降、どこかしらに必ずエトペン(のキーホルダー)を入れるようにしています。
お掃除スタイルならモップまたはホウキの先に、そうでなければ持たせたり身につけさせたり。

これの元は阿知賀編一話の冒頭で
小学生時代の和がランドセルにつけていたキーホルダーです。

顔が映らなくても和であることが一発でわかるこのアイテム。
しかし、この一コマ以降、今のところ阿知賀編にも
本編にも出てこないしろものなんですが ※見落としてなければ
あれはどこへ行ってしまったんだろうか?とふと思いまして。

可能性として決して高くはないとはわかりつつも
和が吉野を去る時、その直前(1ヶ月前)に再会した玄たちに渡してくれていたならばと考えて、
今はここにいない和との思い出という意味を込め、しばしば自分の絵の中に描き加えています。

色紙に絵を描いたのは、これが初めてでした
一番苦労したのは絵を描くよりも何よりも、必要な色のコピックを仕入れること。
この辺はやはりアナログならではの難しさですかね。

なお、現物は大阪千里で開かれた「さきすぺ」にて、兎来栄寿さんに差し上げました。
一方、当日出品されていた玄ちゃん検定は96点満点中53点というビミョーな結果に。ぐぬぬ。
(麻雀に詳しくないため、私、牌や役に関する問題がかなり弱いです)

『絵馬その2:こどもたちの笑顔あふれますように!』
 作成時期:2013年7月28日


4月の阿知賀女子学院決勝進出満願成就イベントに続いて、作成した絵馬。
吉野川夏の花火大会に合わせて吉野山を訪れた時に奉納した2枚のうちの1枚です
(もう一枚は吉水神社の宮司さんの似顔絵)
この日に先だって訪れた時に見た、7月7日の蛙飛びのお祭りの様子から
インスピレーションを与えてもらいました。

作中でも語られているように「この辺の子どもの数は少ない」そうで
子どものみならず、吉野周辺の人口は年々減少傾向にあります。
ですが、少ないながらも集まり、神輿の上で、あるいはその周りではしゃいでいる姿を見て
やっぱり元気な子どもは町の活力、笑顔があふれていてほしいなぁと思い
その願いを阿知賀っ子たちに仮託するつもりで描きました。
「あったかくていい絵だね」と言ってもらえて嬉しかった思い出。

ちなみに担いだ神輿は私にはしんどすぎてあっという間にグロッキーでした。ニワカは相手にならんよ?



『阿知賀のみんなーっ!全員集合ー!(ver.B)』
 作成時期:2013年12月31日(奉納:2014年1月12日)


2014年1月に吉野山で開かれたオフ会に際して
阿知賀編のオリジナル絵馬を作りたいと言う依頼があったので、描きました。
これも2枚ありまして、そのパターンB、松実家とこども麻雀クラブでちょうど10人です。
(パターンA、憧たち他の麻雀部員とその関係者は画像集の方に掲載しています)

せっかくなのでパターンBはAとは巫女装束を変えています。
AはドラマCDのパッケージなど、作中で憧や望姉さんたちが着ているものなのですが、
こちらは主に儀式のときなどに身に付けられる「千早」というものです。
上述のドラマCD内でも、そういう服があることを憧が言及していますし
吉水神社の宮司さんのブログを見ると、
この千早を身に付けた巫女さん(職業体験の学生さん?)の写真を見ることができます。
こんな機会めったにないのだから、実際の吉水でも使われている服を取り入れたいな、と思いまして。
(Aの方が基本的な巫女装束なのですが、アニメと違い吉水では襟や袖の赤いラインがありません)
ちなみに緑色の模様は鶴と蔦なんだそうですよ。

Aと対になるデザインなので、憧たちとは顔の向きを反対にしました。
最近ようやく右向きを描くのも苦にはならなくなってきたんですけども、やっぱり大変。

  『絵馬その4:いーやーさーかっ!』
 作成時期:2014年1月12日


上記の絵馬の現物を受け取って、描いた絵です。
桜子&ひなが前面に出てる絵馬なんてそうそうないでしょうね〜
デザインした絵の流れで、こちらでも千早を身に付けさせました。
「いやさか」とは「弥栄(彌榮)」と書きまして
お互いのいっそうの繁栄を願う時に使う言葉です。

絵馬を受け取ったらどんな絵を描くか、前もって決めてはいましたが
夜の飲み会で酔ってる⇒眠い⇒間に合わない!
限られた時間の中でせいいっぱい書いたつもりですが。
後になって思えば、せめて色塗りをもうちょっとがんばりたかったですね。

あと画像の保存をしくじったorz やっぱり私にはその日その場で描けるだけの力量はなかったっ。

『くろちゃん おたんじょうび おめでとう』
 作成時期:2014年3月5日(掲示:2014年3月15日)


3月15日に吉野山にて行われた玄ちゃんお誕生日会、
通称『くろたん』に向けて、私が描いたイラストです。
「部室で一人待ってた玄ちゃんを、麻雀部もこどもクラブもみんな集まってお祝いしよう!」がコンセプト
それぞれが自分なりの方法でお祝いに参加しています。

まず奥から。黒板前には横断幕を持った佐々岡よし子ちゃんと辰巳春菜ちゃん
阿知賀編1話で赤土先生の誕生日を祝うコマがあり、
その時黒板に貼られていた「赤土先生 おたんじょうびおめでとう」を元にしました。

一つ手前右では、その赤土先生が灼を肩車し、ちょっと照れつつ灼がクラッカーをポーン。
向かいにはラッパを吹く桐田凛ちゃんと米田未来ちゃん。
これは阿知賀編ポータブルに挿入されているアニメで
こどもたちが楽器を演奏していることから、それをヒントに描きました。

前列右にはギバード桜子・山谷ひな・志崎綾の番外編3人組
見ての通りプレゼントを持っていますが、加えてここにはいないけれど和の存在を匂わせたいと思い
和が小学生時代ランドセルに付けていたエトペンキーホルダーと
現在持ってるぬいぐるみ(と同じもの)を、それぞれ持たせてみました。

そして今は既にお亡くなりとはいえ、松実家のお母さんはやはりどこかにいなければと思って
幼少期の松実姉妹と手を取りあう形でバースデーケーキの中央にセット。
これを作るためには、当時の写真が必要だろうと言うことから
アルバムを手にした憧の隣で、穏乃がデコレーション。上手に飾れてしずご満悦。

こんな感じでいろいろな祝福を受けて少し目端に涙を浮かべている玄ちゃんを
後ろから宥姉がそっと抱きしめている・・・というそんな構図です。
うん、我ながら、よくここまで考えたね!と感心するような呆れるような。

ところでこれのポスター(拡大ラミネート)を
『くろたん』で作ってもらいまして。
静亭の女将さんに引き取ってもらっております。
公式のポスターよりでっかいの(笑)

これ、最終的にどうなるんだろう・・・いつ撤去されても文句はないです。
むしろ感謝しかないです。ありがとうございました。

『夜の吉野をほのかに照らす光』
 作成時期:2014年8月15日


元の絵は画像集に載せている、花火大会オフ会用に描いた「カムヒア姫松〜」です。
その一部分、灯籠を持っている松実姉妹(と肩に乗っている綾ちゃん)だけを取り出して
8月15日に吉野山を訪れた時に撮影した、銅の鳥居近辺の写真と合成しました。

元の絵を描いた時にイメージしたのは、昨年にも見た吉野川での灯籠流し&花火大会だったのですが
お盆の頃に吉野山、銅の鳥居、すなわちさこや(松実館)周辺でも灯籠が設置されているのを見て
おそらくお母さんを思って、灯籠を家の前に飾ったこともあるのではと思って、流用してみました。
テーマ的に画像集の方でも良かったんですけど、そっちには元を置いているのでこっちに掲載。

花火大会オフ会の時に、ミヤツカサケイさんが
とてもきれいな松実姉妹灯籠を作っておられて
びっくりしたのもいい思い出。

すばらでした!
 

『レッツゴー!阿知賀こども麻雀クラブ!』
 作成時期:2014年9月14日


「pixivでまだ個別検索では画像がない子がいる」という話を聞いたので
だったら7人全員揃えてアップしよう!と思い立ってとりかかった絵でした。

趣旨で考えれば7人揃っていればOKだったわけですが
やはり玄ちゃんをみんなに囲まれている形で入れなければ!
という超個人的な嗜好がさらに重なってこの仕上がりに。
小学生時代の穏乃・憧・和も加えて、それなりに楽しい感じになったんじゃないかと。


玄ちゃんお誕生日や花火大会の絵と同様、今回も中1の2人は制服です。
佐々岡よし子ちゃんの阿太峯は、中学当時の憧を参考に
志崎綾ちゃんの阿知賀制服は色にいくつかバリエーションがあるのですが
いろいろイメージしてみて、個人的に一番しっくりきた組み合わせを選んでいます。

まーでも、作中で描かれたことは一度もないので、これであっている可能性は・・・
カーディガン(黄かピンクか)、ネクタイ(赤かライン入りか)、スカート(赤かチェックか)、
ソックス(クラブ時代スカートの時はニーソックスだったので、それに合わせてみましたが)

2分の1の4乗で16分の1くらいですかねー・・・(低い)

ということで違う可能性の方がずっと高いのですが、
ていうか今後も描かれない可能性が一番高いのですが(身もフタもない)
今のところ綾ちゃんに制服着せる時には、このデザインでいこうと思っています。
チェック柄スカートって「くろちゃんのしあわせ」の和以来、久々に描いたのですが
めんどうだけど、うまく描ければかわいらしく見せられそう。がんばってみたい。

せっかくなので名前と顔を覚えてあげてくださいということで
この画像と同時進行で作成した7人の紹介ページが「阿知賀こども麻雀クラブ!」でした。


※おまけ
作画が五十嵐あぐり先生の漫画で
この髪型でこういう制服を着せると連想するのは
やはりアトミックファイヤーブレードなあの子・・・!

まあ、雰囲気的には灼の方が似てると思いますけども


アイコン風画像その2(サイズ96×96)
 作成時期:2014年5〜9月


阿知賀絵馬(Ver.B)の10人
松実家とこども麻雀クラブ

サイズが96×96で、くーろくろ