『くろちゃん日和36~「夏」が来る~』

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くろちゃん日和36回目
阿知賀編における第3局~第5局
ついに阿知賀女子学院麻雀部が全国大会を目指し、勝ち進んだ「この夏」の季節に入りました。


冒頭の赤土先生について、ちょっと補足しておくと
会場入りした時に、今の部員たちが昔のチームメイトに匹敵するくらい強くなったことを認めつつ
「でもこのチームに赤土という選手はいないからね!」と誇って、白けられるというこの場面。
アニメではこの後、赤土先生もみんなと一緒に会場に入って、トーナメント表をともに見るのですが
漫画版では、前述の台詞を灼に「わずらわし…」とスルーされた後、しばらく姿が見えなくなります。
トーナメント表を確認した時にも、晩成部員が入ってくるのを見て「晩成を倒す!」と
穏乃たちが意気込んだ時にも、赤土さんの姿はありません。
監督しての何らかの手続きをしていたのかもしれませんが、
「この時、赤土さんはどこで何をしていたのだろう?」と思ったのが今回の話の出発点でした。



今回の話、ここまで読んでいただけたなら見ての通りで、玄ちゃんは直接にはそんなに出てきていません。
綾ちゃんたち阿知賀っ子や、赤土先生・望さん、そして小走先輩の方が出番多いくらいです。
もちろん話の中心にいるのは玄ちゃんなんですけど。

阿知賀女子学院麻雀部が歩みを進んでいく一方で、
それを見つめている先輩たち、応援団の子たち、阿知賀に敗れた晩成メンバー
それぞれの思いにちょっとスポットを当ててみたくて今回の話にしてみました。
冒頭の会話もその一環ということで。



望さんについては、今後の話でもう少し触れたいと思っていますので
ここではまず綾ちゃんとよし子ちゃんの関係、そして小走先輩の胸中ですね。


綾ちゃんとよし子ちゃんはともに中1
しかし、進学先は綾ちゃんは阿知賀で、よし子ちゃんは阿太峯
かつての穏乃・和・憧の関係と同様です。
なのでその先も同様に、進学したら疎遠になってしまうのでは?
という懸念がありました。

そうならないためのきっかけを、
自身では疎遠を経験した先輩たちが与えてくれた。
みんながつないでくれた縁、ということを念頭に置いて、
今回の話を描きました。

 

先輩たちの応援のために
同じ場所に集う子どもたち



小走先輩については、「ニワカは相手にならんよ」という
ビッグマウスがまず目に入ってしまいますが
それはそれ相応の経験を積んできたからこそであると思いますし。
高校最後の3年生、奈良代表の常連晩成高校、その部長
部の顔を担ってきたであろう彼女としては、連続出場の夢を早々に絶たれたことに
無念も甚だしかったに違いなかったと思います。

 
全国大会準決勝での灼の回想において
阿知賀との壮行試合を提案してくれたことが明らかになっています。
その際、奈良代表として、
阿知賀にはがんばってほしいという思いとともに
なぜ自分たちは敗れてしまったのか、
自分を納得させたい気持ちも少なからずあったんじゃないかな…
と思います。

そんな小走先輩の、阿知賀を応援するに至るまでの気持ちを
私なりに考えて描いてみました。

 
準決勝副将戦
試合の行方を見守る晩成メンバー



さて、そんなこんなでこのシリーズも全国大会に突入しました。
全国大会での戦い、イコール玄ちゃんにとって、阿知賀にとって大きな試練の時でもあります。
原作で今まさに進んでいる試合の行方を見守りつつ、
あと数話、このシリーズも終わりに向けて、鈍足ペースですが話を進めていければと思っています。


それでは今回はこの辺で。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。



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