『くろちゃん日和30~そして、その日(後編)~』



前回からの続きです


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そして、その日(後編)でした。

その日、穏乃たちが戻ってきた日
それはすなわち、玄ちゃんと子どもたちだけの日々が終わった日でもあるということ。


この前後編を描くにあたって、というかこのシリーズを始めて以来、ずっと念頭にあったのは
阿知賀編第1局において、麻雀教室にいた赤土さんを熊倉トシさんがスカウトに来た時のことです。

ついに阿知賀のレジェンドが復活する。嬉しいこと、喜ばしいこと。
でもそれは同時に阿知賀こども麻雀クラブに終止符が打たれてしまうことも意味する。
それを察して、でも言い出せなくて。だから穏乃はそっと、少し距離を置いたところから見守っている。


誰かに責任が、ましてや問題があるとか、そういうことではありません。
ただ誰かの夢が叶う時。それは同時に、同じ方向に重なっていた別の誰かの夢を終わらせてしまうことがあるということ。
それは現在進んでいるインターハイに関しても同様のことが言えますね。
どこかが勝ち抜くということはどこかが敗退する。
優勝に一歩近づいてゆくチームがある一方で、悲願への道を閉ざされてしまったチームがある。

阿知賀女子学院に関わる人々の間をめぐる出会いと別れ、始まりと終わり
夢に向かって歩き始める一方で、別の誰かの…ということを少し表現してみたくて、今回の話となりました。


とはいえ、このシリーズ、時系列なんかも作ってますが、この日より後、
さらに言えばインターハイよりも後の話なんかも既に描いていたりするので
まだ玄ちゃんと子どもたちとの関係はこの後も続いていきますし、
この日に関すること自体にもまだ続きを想定しているので、もうあと数回、私なりに話を進めてみたいと思います。



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