『くろちゃん日和03~あの日 あなたと 見た光~』

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(表紙)














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久しぶりに、本当に久しぶりに更新しました。
更新時期が真冬にも関わらず、作品世界では7~8月の真夏です。

大本になっているのは
⑩「8月…」です。




冒頭から話題に出てくる「花火大会」
これは吉野川で長年行われていた夏の風物詩でしたが
いったん中止となり、それが地元の有志の方々の努力のもと
「五年ぶりに復活した」というのは
この地域であった出来事をもとにしています。
2013年の夏のことです。

左の画像は、当時の方が花火大会を復活させましょうと
協力を呼び掛けたチラシ
2ページめの桜子・ひなの背景にあるのはこのチラシを取り込んだものです。


途中で出てくるピンクルちゃんも
この年の花火大会の冒頭で実際に川原に灯されたもの

私も撮影してみましたが…これじゃただの火の玉ですね(笑)
実際にはちゃんとピンクルちゃんに見えるものだったのですよ。


そして、2013年と言えば
Aブロック準決勝が終了し、阿知賀編がいったん完結した年
(まさか「いったん」と言える日が来るとは思わなんだ)

その夏は阿倍野~吉野間を走るメモリアルライナー、さこやで座談会、
そして赤土の西行庵まで7キロほど歩かされる(笑)スタンプラリー
吉野と咲-Saki-シリーズとの提携イベントが開催された年でもありました。

終盤で玄ちゃんが思い浮かべている浴衣の穏乃たちの姿は
この時のイベントを機に描かれたイラストを元にしています。


そして8月、お盆の時期に行われる
「桜燈火(はなとうか)」も実際の行事です。

8月は終戦の時期でもあるため、
吉水神社の宮司さんにお話を聞かせていただいた後、
夜闇に包まれた吉野山に灯された光の中を歩いたこともありました。



あれからまたしばらくの年月が経ち、
私自身、吉野山までなかなか赴くことができなくなっています。
過ぎさった出来事、疎遠になってしまった場所、そして去られてしまった人、と
寂しい気持ちが去来してきますが
いつか、いつの日か、またあの山の、
あの地域の空気を感じてきたいものだな、と思っています。



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