『くろちゃん日和31~そして、その時~』 |
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漫画3本目、前回・前々回と同じ日 和のインターミドルが終わった後、部室に穏乃と憧がやってくる、 阿知賀編第1局のクライマックスにあたる場面ですね。 ここまで描いてきた話の一つの区切りとなる話でもあります。 2014年11月の①以来、3年かけて描いてきた 玄ちゃんと子どもたちの日々がこれをもって終わってしまいました。 やっとここまできたんだなぁというか、ついに来てしまったんだなぁというか、 果たしてこの展開でよかったのかなぁというか。いろんな意味で。 玄ちゃんが「インターミドル」と「インターハイ」をごっちゃにするという大ボケをかましていますが、 この子、「1回こうだと思い込んだらこう」みたいなところがあるかなと思いまして。 ドラ集めとか、部室の掃除に代表されるように、 こだわりが強いといいますか、思い入れが強いといいますか。 それに、宥姉や灼を誘う時にしても、事前に本人に確認とか根回しとかしないんですよね。 「誘ったら来てくれるかも!?」と思ったら、それで突き進んでしまう。 今回の話にしても、「阿知賀を受験するって聞いたから、受かったら入ってくれそう!」と それで頭がGOサインを出してしまって、学年とか、それ以上のことは考えてなかったりするのでした。 基本的にはしっかりしている子に違いないのですが あまりのめりこみすぎると、「頼りにしてほしそうで正直ちょっと頼りない」子になるのかなぁ、と。 もちろん、お母さんや部室での思い出を大事にしている気持ちや、 そう簡単にはあきらめない心持ちは、彼女にとって大きな武器であるはずですけどね。 思い込みの強さ、それが玄ちゃんの短所でもあり、長所でもあろうと思います。 ところで、これ読んでくださった方のおそらく全員が 「4人目って宥姉でしょ?」って思われることだと思います。 まあ、そうなんですけど… ちょっと個人的に思うこともあって、宥姉に行きつく前に少し話をはさんでみたいなということで。 あと1話、もう少しだけこの日に関する話が続きます。 |