とりとめのない雑記

ここのページのTOPに出てくるぼやきみたいなもの。
ほんの一言から、数行程度まで色々。
特にとりたてて意味のないことには違いないのですが
ただ単に削除してしまうのも、勿体無い気がしたので
記録を取っておく様な意味で、古いものはここに移動させておくことにしました。

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12月23日



「くろちゃん日和22〜名残桜〜」


季節は4月の始め。
前回の終わりで、和から転校を告げられた話の続きです。


※上記のリンクをクリックすると、くろちゃん日和シリーズのページに。
 左の画像をクリックすると、今回の話に直接移動します。




上記の通りくろちゃん日和を更新しました。
12月23日はギバード桜子の誕生日、なのですが
今回は和とのお別れシリーズを先に進めることにしました。
桜子も登場してるし、大目に見てほし…


ところで年が明けて1月21日・22日に
吉野で「全国アニメ聖地巡礼サミットin吉野」というイベントが開催されると
先月連絡をいただいて知りました。
吉野のさくら咲プロジェクトって、以前この時期にイベントを開催しようとしたものの中止になってしまった時以来
活動している様子をあまり聞かなかったので、もう何もないのかなーと思っていたところ
まだ動きがあることがわかって本当に良かったと思います。

ま、まあ私自身はこの両日もろに仕事とかぶって行けなくなっちゃいましたが…
あーあ、またかぁ…
仕事でも趣味でもなかなかスケジュール通りにことが進まないし、つくづくままならぬものです。
1月21日・22日ならちょうど新年会の時期ってこともありますし
参加されるみなさんで楽しいひとときを過ごしていただきたいですね。


さて年の暮れまであとわずか。
自分のやるべきことやりたいこと、もうちょっとだけがんばってみましょうか。

12月19日



実写版咲の第3話を見ました。
予選大会に向けてってことで、注目校の風越と龍門渕の様子がちょっと紹介される
(鶴賀は事前には無名校だったためここでは登場せず)
片目閉じのキャプテンはいつ見ても演技つらそうだなーと思うのですが
下を向いている描写だとそんなに気にならないかもとも思ったり。
今のところ目立って「ミスキャストでは?」と感じるキャラクターがいないのはありがたい。
重要&難しい役どころの衣はまだわかりませんが、今回出てきた藤田プロはなかなかのなかなか。

ところで、最新号のヤングガンガンに咲は休載ですが
清澄を演じているキャスト5人のインタビューが載ってました。
まこさんを演じるにあたって監督からリクエストされたことは…「加齢臭」ってなんだよオイ!失敬な(苦笑)
まあ作中でもそのしゃべり方だと年寄りみたいだと言及されてるのでわからんでもないんですけどねぇ
でもそう言われてもあの口調で通しているのは、亡くなったおじいさんへの敬慕の念あってのことでしょうから…
うん、ここ重要。

で、その先輩の雀荘にバイトに行く話
メイド雀荘ってことで、お客を迎えるときのセリフは「ご主人様」
…うん、私にはむずがゆいっていうかきつい
もっとも一定の需要はあるんだろうなぁとも思います。演じているのはアイドルさんなのですからなおさら
そこはそれ、嗜好の違いってやつですね。

まあ、今回も気になる点がないわけでもないのですが、なんだかんだでけっこー楽しんでます。
雀荘で藤田プロにへこまされ、さあ合宿へという次回でTV版としては一旦終了ってことなのですねー。
何だか早い。



と、こんな感じでテレビを見たりしつつ、次回更新予定の背景。
お誕生日絵…というのとは違うのですが、さしあたり当面の目標は12月23日
なんだか、あれですね
暗いうえに花も葉もないと
お化け屋敷か何かか?みたいな感じの


さあ、ここからどれくらい仕上げられるか
というか、間に合うのか、な?

12月12日


以前にも書きましたが、
12月12日というとファミコンソフトのドラえもん(ハドソン版)が発売された日なのです。
1986年のことですから、今年でちょうど30年です。
今で言うなら「自分へのクリスマスプレゼント」だったなぁ、あれ。
よくがんばってお金を貯めたもんだ。そして買えたソフトがおもしろいゲームで本当によかった。
それにしても、あれから30年も経つんだなぁ…もう
思えば年をとったもんだ(苦笑)でも好きなものというのはいつまでも覚えてるもんなんですねぇ。



さて、咲実写版の2話が関西で放送されたので見てました。

・聞き覚えのあるナレーションが!ここでくるんか
・ネット麻雀の「のどっち」のイラストが原作準拠のピンク髪&漫画顔ののどっちでした
 そりゃ普通そうなんでしょうけども…ネット上ののどっちの姿があれってことは
 登場は劇場版の範囲だと思いますが、長野決勝でののどっち覚醒時はどう扱うんだろう。
 アニメ絵での登場かな、それともやっぱりここは浅川さん(和役)の扮装かな?
 ところで「その辺のプロより強い」という後々ののどっちへの評価を思うと
 この日のプラマイゼロ狙いののどっちは対戦相手から見るといぶかしく思えたでしょうねー
 いつもののどっちじゃない?って
・「部員が4人」…女子部員が、じゃなくて部員か…やっぱりいない、少なくとも麻雀部員という扱いではないのね。
 でもキャストに須賀さんはいた!らしい。
・「マイナス子」言うたるなよ…(笑)まあ私も1話見て同じこと思ったけど!
 製作スタッフさんも自覚あったのね
・それにしても1話に引き続いてちょーっと気になったのは、清澄部員たちが割と「無礼」なんですよね。
 まだ入部する前の、外部の人である咲さんに対してその扱いや言いようはどうかなーって。
 漫画ではモノローグ(声に出さない考え)だったものまで台詞になってるところがあるので、そう感じちゃうのかな
 もっとも「退部してください」がないだけ、これでも和はまだ穏やか?だったりする
・WEEKLY麻雀TODAYの表紙、誰だろう?女子プロの中の誰かという設定なのかなぁ
 宮永照の記事、詳しく見せて!一時停止して見たけど、ビミョーに読めそうで読めないっ
 タイトルに個人戦覇者って書かれてたけど、はっきり前回優勝したって書かれたのは珍しいかも?
 チャンピオンって言われてるくらいだから、当然優勝したものとは思ってましたが、実際そう明記されたのは。


1話を見た時、ふたを開ける前に想像していた(もしくは危惧していた)より良かったので、そこは好印象なのですが
1話を見て一つ「基準」が頭の中にできたこともあって、原作との比較も良くも悪くもしやすくなった気もします。
今のところ思った以上に作中の雰囲気を再現しようとしてくれてる感はあるので、それは良いことだと思いますが
それだけに「そこでその台詞?」といった違和感が混ざる時もあります。まあある程度は仕方ないんですけど。
違うなら違うで、「原作の描写と違う?でもなるほど、そう来たか!」といった感じの
思わずヒザを打つような納得のある演出が見られたら嬉しいかな。

12月4日


12月。師走となりました。
去年もそうだった気がするけど、またしても仕事を休まなくてもいい程度の風邪を引く。
くそう、くそう
無駄にやわなのか、無駄にタフなのか、どっちだ、どっちだ!?

それはそれとして、かの咲実写版のオンエアが近づいてまいりました。
関西だとこの雑記書いてるこの日の深夜(日付だけで言えば明日未明)ですね。
さーて、フタを開けてみたところ、果たしてどんな中身が待っていますかねぇ。



※追記

 風邪のせいで変な時間に寝てしまって
 逆にいつもなら寝てる時間に起きてしまい、そのままの勢いで実写版を見る
  ・え?もう1話終わり?(※CM込みで30分枠です)
  ・咲ちゃん、端正な顔立ちで○
  ・京太郎がやっぱりいなかった
  ・ゆーきの声、おもろいなこれ(笑)
  ・演技も含めて、個人的にはそれほど違和感はなかったですね。
   強いて言うと、のどっちの前髪が気になった(でも割とどうでもいいかも)のと
   後半の状況説明の際の部長の台詞読みが。
   ただ上述の通り、京ちゃんがいないため、説明を部長が一手に引き受けなければならず
   それゆえ長口上にならざるをえなかったって点はあると思います。
  ・で、もう一つ京ちゃんがいないために、最初から染谷先輩が卓を囲むことになるわけですが
   これも和の強さと咲の±0を際立たせるために仕方ないとはいえ…先輩弱ぇ!(笑)
   3半荘でマホちゃん並みにマイナス積み上げちゃったんじゃなかろうか。
   (まあでも原作でも初参戦の時最下位だったっけ)

 そんな感じで。気になる点もないでもないですが、初回としては概ね納得できたかな。


11月18日



「くろちゃん日和21〜静かな春を前に〜」


2か月ぶりの更新です。
更新時期は11月ですが、作品時期は3月終わりです。
毎度のことながら、季節真逆!(笑)


※上記のリンクをクリックすると、くろちゃん日和シリーズのページに。
 左の画像をクリックすると、今回の話に直接移動します。



上記の通り、くろちゃん日和を更新しました。

予定が…遅れに遅れまくっている…っ!


あと2回、一つの区切りの話まで年内に更新したいところなのですが間に合うかなー?(きつそう)

11月17日


以前ここで紹介したことのある推理ゲーム「かまいたちの夜」が
オリジナルではシルエットだったキャラクターに容姿と声がついてリメイクされるのだそうです。
(↑はファミ通の記事へのリンク)

へ、へえ…!
リメイクはこれまで何度かされたゲームですが、ついにキャラクターが描き起こされるのですね。
この真理ちゃんに嫌悪感に満ちた目で見つめられながらストックでぶっさされるとか…
…ゾクゾクする?(笑)
というか悪霊編をどうするのか気になる。だってあれ確か、ほぼ全編通じて真理ちゃん全裸だし。

まあ、シルエットだからこそできた描写も多いと思うので
(なんせストーリーの根幹が殺人事件ですし、リアルに見せられるとちょっとキツい)
なまじカラーになっちゃうとどうなのかなぁって気もするのですが、さてどうなりますかね?


11月4日


11月5日(土)・6日(日)にかけて、
おとな女子のぶらり旅〜観光特急で秋の奈良吉野へ〜」という番組があるようで。
奈良テレビのローカル番組ですが、関西・関東の局でもいくつか放送される模様
大阪ならサンテレビかなー

観光特急「青の交響曲(ブルーシンフォニー)」か…いいなー
今年の9月から運行が始まったことは知っていますが
まだ乗ったことがないんですよねぇ
ていうか吉野山へ行ったの自体、今年のゴールデンウィークが最後だし…

いいなーいいなー(飯梨川)と思いながら視聴しようと思います。


10月30日



相変わらず周回遅れの情報収集能力で生きてる今日この頃


「実写化の一報が出たのはいいけど、続報がないぞ!?12月に始まるんだろう?」
などと思ってた咲の実写版の主要キャストが
主人公咲の誕生日である10月27日に一挙公開されたことを知る。サプライズ!
(今さらですが→公式サイト

ほー…
ほー…
ほほー…!

お世辞でも?偽りでもなく、なんだか楽しくなってきちゃいましたよ?
いや申し訳ないですが、どういう経歴のみなさんなのかは正直全くわかりかねますし
ゆえに演技力がどれほどのものかも推し量れないのですが
少なくとも「あ、このキャラか」というのは一目見てわかります。
常時片目を閉じた状態のキャプテンを演じるのは大変そうだ…(がんばって)
放送日時も公開され、期待半分不安半分だろうと何だろうと、
やっぱり「やるつもりなんだね…!」というのを感じて
ちょっとワクワクしてきちゃいました。


まーフタを開けてみたらやっぱり沈黙しちゃう未来が待ってるのかもしれませんけども(苦笑)
それはそれで「そんな時代もあったねといつか話せる日が来るわ〜♪」みたいな感じで
振り返られればいいかなぁ、なんて。

見てみて「思ったより良かった!」ってなれば御の字だし
「…」と思わず固まっちゃう結果になったとしても、
「やっぱり原作に勝るものはないよなぁ」と再確認できれば…それもまたよし??


もっとも全面的に賛成してるかと言われれば、
申し訳ないけど現時点でさえ「うーん」って言わざるをえないのですが。
それでもやると決めた、決まっちゃったからには、もう「やっちゃえー!」と思ってます、ハイ。


10月27日



スネ夫と言えば、「ママ〜」の叫びが有名ですが
活躍として一番記憶に残っているのは「宇宙小戦争」で
自作戦車を駆ってPCIAの無人戦闘艇と戦っている場面。
ドラえもんの歴史は長いけど、あれほどスネ夫が大活躍する展開もそうそうないと思います。

…って、これ去年も似たようなこと書いた。書きましたよ!
ジャイア〜ン、スネ夫〜、心の友よぉ〜ぅ…


ということで、数日前には公開されていた情報ですが、先代のスネ夫役など、
藤子・赤塚漫画原作のアニメでは欠かせないほどの存在感を放っていた肝付兼太さんが亡くなられました。
去年の6月にジャイアン役だったたてかべ和也さんが亡くなられたんですよねぇ…
代替わりして早11年半。クールにすれば来年で50に達します。
もはや新じゃなくて、一つの世代でしょう。
もちろん今の声優さんにはこれからも長くがんばってほしいと思いますし
これだけ長く続けられるのもまた、それまで積み上げてきた土台があってこそのことだと思います。

ありがとうございました。ただただ、ありがとうございました。


10月18日


上記の更新履歴の通り
はや1年半前になりますが、2015年3月15日に作った玄ちゃんお誕生日動画(その2)をアップしました。
もうあれからこんなに時間が経ったのかぁ、と思うと何だか懐かしい。

まあ、見て楽しい、面白い動画ではないとは思いますが、
私なりには精一杯作ったのですよ〜

10月10日


ちょっと用があって大阪市内のとある公園に出かけたら
中に入るなりスマホやらタブレットやらを見つめてる人が大量にいてびっくりする。なんぞこれ
後で知人に聞いたら「ポケモンGOだよ」って即答されました。

ああ、話には聞いてたけど、なるほど…
そりゃあ私もそういうソフトがあること自体は知ってましたが、
未だガラケー使いなのでまったくもって蚊帳の外でして。
それにしてもあれって日本で配信されてからもう3か月近くになると思うのですが
まだこんなにやってる人がいるんだなぁ。地域差もあるだろうとはいえ、すごい。

ポケモンGOには触れてないけど、かつてドラクエ9ですれちがい通信ならやってましたので
なかなかすれ違えない悲しみと、やっと見つけた時の嬉しさは覚えてます。
だからこういうのを楽しみたくなる人の気持ちはわかる、と思う。

けど、見た瞬間に気づけない私もずいぶんとロートルだなぁ(苦笑)
漫画もアニメもゲームも好きですけど、最新の情報はちっとも追えてません。
良く言えば気に入ったものを割とながーく楽しむクチなので、不自由はしてませんが
(1年以上同じゲームをやってたなんてのも、振り返れば結構あります)
世間の流行からはずいぶん遠いところを歩いてる。
趣味嗜好からすれば絶対一般人じゃないけど、かといってマニアでもない。気分はコウモリ


10月1日


なんともう10月になってしまいました。
2016年も残り3か月ほどを残すのみです。マジか。

前回吉野山を訪れたのがゴールデンウィークだったので早5か月も前か
8、9月のうちに一度は行ければいいな、と思っていたのですが…
(カレンダーを見ながら)これ、きっと今年はもう無理だな。
というか、早くて来年の3月末とか、4月とか、多分そのあたり。
おそらく1年空くのか。毎月のように出かけていた頃がちょっと懐かしい。

まあこんな身動き取れなくなってる理由はわかりやすすぎて何だ。
「遅々として進まない絵なんかやめちまえばいいんだ」なんですけどねぇ
でも客観的にはどうあれ、これが自分のやりたいことなんだし、しょうがないよねっていうところでしょうか。

今までお世話になりました、ありがとうございましたという気持ちになってる今日この頃。
せめて今月中に1回くらい更新したいなぁ。

9月27日



黄道12星座が13星座に変わる?→いやそれは違うという話

あーありましたね。以前もそんな話を聞いた覚えがあります。
13星座だと増えるのが「へびつかい座」という星座で、
聖闘士星矢のシャイナさんがへびつかい座の聖闘士なんですよね。
ひょっとして黄金聖闘士が一人増えるのか?って思ったけど、そんなことはなかったなぁ。

確か機動戦艦ナデシコに「へびつかい座です!」って自己紹介してきた人がいたような
といった感じで、その頃一度話題になった話

…ってあれ、もう20年前の話かよ!ってビックリする。
ついでに9月27日と言えばSFC版のドラクエ5が発売された日ですが
1992年なので、なんともう24年も前。干支2回回っちゃったよー
時の流れって早い。


そういえば20年前と今とで、星に関する話題と言えば
20年前は惑星の一つだった冥王星が、今はもうそのグループから外れてるんですよね。
最果ての惑星が冥王の星だなんてなかなかロマンがあったので、様々な作品に使われたものと思いますが
「残念ではあるけど科学的にはこれが正しい」と書き換えられてしまいました。

これももう10年前の話ですが、こういうふうに科学の世界では
「今まで常識だったものが新発見によって覆される」ということが実際ありえるので
今回の話もまことしやかに信じられたのかなぁと思ったりもしますね。

9月25日



発売されたビッグガンガンを読む。

『咲-Saki-』シリーズ目当てで買ってますが
『シオリエクスペリエンス』もかなり好きです。
挫折して鬱屈していた時期がかなり長かったのがしんどかったですけど
そこから這い上がっていく感じ、いかにも「叫んでる」感じがすごくいい(※魂の叫びと書いてブルースと読む)
音楽に疎いもんで、ジミ・ヘンドリクスもカート・コバーンもろくに知らなかったのですが
それでも今年春ごろに描かれた二人が一緒に演奏したエピソードは熱かった。
ああ、これが描きたかったんだな、っていう熱が伝わってくる気がしましたよ。
ついに部の曲も完成して、いよいよこれもクライマックスが近いのかなー…?



さて、今回の『シノハユ』
まだ出たばかりなので、思い切りネタバレになってしまうのが何なのですが
どうしても気になったので書いてみます。未読ならスルーしてください。







今回描かれたのは、閑無・杏果・玲奈が小学2年生のころ
宍道湖にて閑無の思いつきから起こったトラブルがきっかけで
杏果がおばあちゃんからもらったネックレスをなくしてしまいます。


それを翌日、宍道湖で見つけてきたのか
風邪で寝込んでいた杏果の元へ、閑無が届けに来たのですが…




…いや、待って。それ、見つけてきたの? 
湖に?潜って?小学2年生が?



「宍道湖は深くても6m」ということらしいですが
すぐさま「深すぎる」と杏果が考えているように
湖にしては浅いというくらいで、
子どもが「それなら何とか」と思えるような深さではありません。

地上なら建物の目安が1階につき3mくらいらしいので
2階の天井から地面まで、といったところに相当するでしょうか。
子どもが普段泳ぐであろう小学校のプールなんて
せいぜい1mちょっとですから、およそ5倍ほどになります。

しかもウィキペディアによると透明度も1.0mと決して良くはなく
60年ほど前に遊泳禁止になっているそうです。
湖底はまず肉眼で見えないものと思って差し支えないでしょう。

そこに潜って…しかも探し物を見つけ出すなんて
並大抵のことではないと思うのです。



探してみたらボートの中にあった、
ということもありえるかなと最初は思いました。
実際、ボートを押すために湖に入る前、
閑無に続いて杏果も服を脱いでいます。

泳ぐために服を脱いだのにネックレスは外さなかった、
とは考えにくいですから、服と一緒にネックレスも外して、
ボートの中に置いたと考えるのが自然です。

ネックレスをなくしたのに気づいたとき、
杏果自身もボートの中を見ていましたし
閑無も探すなら、湖に入る前に真っ先に調べるべきところでしょう。



ボートを押す杏果
外したか外れたか、この時点で
ネックレスをかけていません

でも熱で朦朧とした杏果がぼんやりと閑無の顔を見たとき
彼女の髪は濡れていたそうです。

髪が濡れていたということは、ボートの中からは見つからなかった。
やはり湖に落ちてしまった→探すなら湖を潜るしかない
ということになるわけです。



だから閑無がネックレスを探すために、湖に潜ろうとした。
…というところまではおそらく事実でしょうし、理解できるのですが
言うまでもなく「湖に潜る」のと、「潜って探し物を見つけ出す」では難易度が全然違います。
果たして「潜って」「見つけ出した」というところまで当時の閑無に完遂できたのでしょうか?
最悪の場合、小学生が溺れてとニュースになり、友達の心にトラウマを与えかねない事案ですよね…?



まあ外野がなんやかんや言ったところで、
「実際持ってきているんだから、やっぱり見つけたんだよ」とは思いました。
ですが、本当に見つけたというのなら、その後の杏果ちゃんのモノローグが妙にひっかかるのです。


   『5年前のネックレスだって、無茶しなければそもそもなくなることがなかったんだから
    あれでチャラなんて思わないけど』



まず「5年前のネックレス」
閑無が見つけてきて、今も自分の手元にあるのだから
「このネックレス」といった感じに表現するのが妥当ではないでしょうか。

なのにまだ持っていて、しかもこの夜、身に着けているにも関わらず
「5年前の」とあたかも過去の存在のようになっています。



その上、なくなったものを見つけ出してきた
このために当時の閑無が相当苦労したであろうことも想像できるのに
「チャラになった」とは思い切れていないらしいのです。



そして、それは杏果だけではありません。
この時のトラブルについて
閑無もまた「あの時はホント悪かった。ガキすぎた」と
悔恨の気持ちを持って振り返っています。




これは…もちろん危険な目に遭わせてしまったという気持ちも当然あるはずです、が。
現時点での私の結論としては、
なくなったネックレスを閑無が翌日探した、そのために湖に潜ったのも間違いない。
けれど、結局肝心のネックレスは見つけられなかったのではないでしょうか?
風邪から立ち直って目覚めた杏果が見つけたあのネックレスは
本物を見つけられなかった代わりの弁償として同じ形のものを
「ごめん」の謝罪の一言とともに、閑無が置いていったのではないかなと思えるのです。


おばあちゃんからもらった大切なものとはいえ、小学生の持ち物ですから
こと金額に関して言えばそれほど高価ではないでしょうし
閑無は両親不在の多い鍵っ子ですが、家には友達を大勢連れて招くくらいの経済力はある。
それに加えて、上述したように、宍道湖からネックレスを探し当てることの困難さや
この一件から5年経った後の2人の心情を考えると
「見つからなかった」と考える方が自然な気がするのが、いかがでしょうか。



それにしても、今回の話を見ていて思うのは
閑無の「変わろうとする気持ち」と「人間そうそう変わるもんじゃないよね」というところでしょうかね。

以前の閑無@〜Cにおいて描かれたように、
当時小学4年生の段階でわざわざ「あやまる方法」をネットで調べるくらい、謝ることに慣れていない子でした。
あの時よりもさらに時系列的に遡った今回の話でも
気が動転しながら「私のヤンチャに付き合わせてしまったせいでゴメンな」と言っている場面があるものの
なんとか湖岸に戻ってきた時には、「ご…」の一言しか言えていません。
4年生の時でさえ自然に言えなかったくらいですから、むしろ当然のことです。
そんな彼女をして、今回のことは「ごめん」と書き置きせざるをえないほどの痛恨事だったようです。
でも、だからといって、これで素直に謝ることができる子になったかと言うとそういうわけでもない。

そして、この一件を経ても、やがてやればなんでもできる「基本無敵」の増長状態となり
その鼻っ柱を瑞原はやりに叩き落とされ、「麻雀なんてクソゲーだ!」「クソがぁー!」と
のたうち回ることになるという。


一回、いや数回、頭を打ったくらいで人間が変わるものかとでも言わんばかりに
盛大にまたこけて、そしてまた立ち上がってくる。
それが彼女の懲りなさであり、バイタリティでもあり、よくも悪くも彼女の人となりなのでしょう。

力量があるようで、意外とダメなやつ。でも「ダメなままでは終わらない」
これも小さいころから閑無を見てきた杏果だから言えること、でしょうか。

おそらくこれからも派手にこけることがあるでしょうけど、
きっとその時にも傍にいる…のかな?

9月19日



発売されたヤングガンガンを読む。扉ページを見て「おおー」と思ったこと。




高遠原中学にすばら先輩が在籍していた頃、
その元に当時小学生だった
マホちゃんが訪れるという状況ですが



おや、マホちゃんのランドセルに
エトペンのキーホルダーがついてる。

これは…


ええ、これは阿知賀編第1局冒頭で
出てきた和のこれと同じ組み合わせですね


このキーホルダー、
この時以来、作中では見かけていなかったので
どこへ行ったのかなと思っていたのですが…
これはマホちゃんにあげたということかな?


…と思ったら、番外編『高遠原』にて
和たちと初対面の挨拶をしたこの時から
既に何かついてました。

もっとも小さすぎてエトペンかどうかわかりませんが
(耳みたいなものがついているようにも見えますし)
「おなかが白い何かの動物」ですね。



ここから考えられるのは3通り

1つめは、やはり『和が自分のキーホルダーをマホにあげた』
現在のマホちゃんが着けているリボンが、和からもらったものらしいので
同様にこのキーホルダーも、和が中学の頃、
未来の後輩になる彼女にあげたものだということが考えられますね。

2つめは、『和が持っているのを見て、マホが真似をした』
個人的にはどちらかというと、1つめよりはこっちの方が可能性が高いかな、という気はします。
というのはこの扉ページを見ると、マホちゃんが小学生で、すばら先輩(当時中3)が半袖=夏服なので、
上記の初対面から、長くて2、3か月くらいでしょう。
まだ高遠原中学に入学する前だということも考えると、物をねだるには「ちょっと早いんじゃないかなー」と。
まあ、そんなに値の張るものじゃないでしょうし、自分の好きなエトペンを欲しいと言われれば
和も悪い気はしないでしょうから、十分ありえる話だとも思いますけどね。
でも麻雀の打ち方といい、清澄の制服を着てる特典イラストといい
憧れたものの真似をする特徴が彼女にはあるので、これもその一環、
あるいは発端だったとも考えられるかな?と。

3つめは、『元々持ってた』
初対面の時につけていたのがやはりエトペンだった、ということ。
有珠山のユキちゃんは一目見て気づきましたが、それに驚いた和の反応と言い、
ほかの人がぬいぐるみを見た時の総じて「何あれ?」という印象と言い
全体的にはマイナーな印象を受けるエトペンですが
北海道でも、和が幼少期に住んでいた地域でも読めたということは、
それほどローカルな作品でもなかったようです。
それなら、和と知り合う前からマホちゃんが知っていても不自然ではないですし、
これをきっかけにして和との交流が始まったのかもしれませんね。


いずれにしても、この時期のマホちゃんのランドセルに
和の象徴ともいえるエトペンのキーホルダーが付いている。
それもこんなページの隅の、小さいところにわざわざ描かれているということは
知り合ってかなり早い段階から彼女の、
和に対する憧れが芽生えていたんだなーというのが感じられる気がします。
先輩と同じ高校に進むため、対局中継を見ながら受験勉強をしてるらしきミカさんといい、
表に出た描写やセリフは少ないながらも、何だか先輩・後輩に対する思いみたいなものが見えてくる、かも。


9月13日



『咲-Saki-』の実写化が決まったという情報が出てすでに10日あまり。
あーだこーだと自分の意見でも書こうかと思いましたが、結局まとまらなくて流す。

まー一言でいえば「やるの!?」ですし
期待してるかと聞かれると、言葉に詰まりますし。
でも私自身、ここんところご無沙汰ですが、しばしば吉野に行っていたりしたように
舞台背景がかなり明確になっている作品なので
そこを舞台にしたドラマを…という発想はわからないでもないです。
今のところ、設定も配役もあらすじも何も明らかになっていない状態では何とも言いようがないので
良きにせよ残念な中身にせよ、とりあえず最初くらいは見てみようかな、といったところ。
ていうか、12月に4話ってことはあと3か月でやるんですよね…?そこにまず驚く。


それよりも何よりも、この号で気になったのは
1回休載をはさんでの掲載にもかかわらず、またしても画面が白いこともさることながら
ロトの紋章シリーズ25周年&紋章を継ぐ者たちへ連載250回の記念特集に
立先生が寄稿してないってところですね。
全員ではないにせよ、今の連載作家陣のほとんどがメッセージを送っている中
直接の面識はともかく、連載期間の点で言えばひときわ付き合いの長い部類に入るはずなのに。
かたや以前のヤングガンガンの周年記念で
藤原カムイ先生がその時連載していた作品のキャラクターを描かれた時にはちゃんと咲と和もいたので、
それを思えば、掲載状態を見ても時間がなかったのはわかりますが、
もうちょっと何とかならなかったのかなぁと、申し訳ないけど思ってしまいます。

誌面に載っていないだけで、水面下でのやりとりはあったのかもしれませんし、それならいいなとも思いますが。
でも、実写だろうがアニメだろうがゲームだろうがあるいはスピンオフだろうが、すべては原作からの派生であり
本家本丸は、やはりヤングガンガンで掲載されている本編漫画なわけですから
そこをまず大事にしてほしいし、関係者の皆さんにも支えてあげてほしいと思うのでした。



9月2日


発売されたヤングガンガンを読む。
前回予告されていた『咲』の重大発表…

へー!?
そう来たかぁ…

まあ、事前には私の念頭になかったのですが
言われてみれば、消去法的にありえなくもなかったですかね。

咲本編の準決勝やシノハユをアニメにするには、どこまでやるのか、区切りが難しいところがあったし
なので発表前は咲日和かなぁーとも思ったのですが、現在掲載中のビッグガンガンで予告がなかった上、
OADという形で一度作られているので、重大発表として伏せるほどではない。
過去3回作られているゲームについてもそれは同じ。

と、こんなふうに選択肢を減らしていくと、あと考えられるのは…


という感じで合点はいきましたけど、それにしても、やっぱり「へー!?」って言っちゃった。
出勤中の電車の中じゃなくてよかった(笑)

8月30日



なんだか、「そんなこと今さら?」って言う感じもしますけど。

『咲-Saki-』で阿知賀が全国へ初出場した年
赤土さんと望さんがインターハイに出たのって10年前じゃないですか。
で、千里山のインターハイ出場が今年で11年連続
つまり10年前から始まって現在に至る…と

ということは、「阿知賀が初めて全国へ行った」のと
「千里山の連続出場が始まった」のって同じ年ですよね?

赤土さんがリタイアするきっかけとなった例の卓には千里山の選手の姿はないのですが、
あの年、千里山の方でもその後の飛躍につながる大きな何かがあったんでしょうかねぇ


連続出場と言えば、臨海が今年で16年連続らしいのですが
連続がスタートしたのが15年前ってことは
今まさに『シノハユ』で描かれている年が、臨海の連続出場が始まった年です。

ついでに言うと、「3歳から麻雀を始めた」とされている宥姉がその3歳になるのもこの年です。
来年、再来年には灼、玄も3歳になって麻雀を始めていくので
事実上、現在の阿知賀女子麻雀部員たちの麻雀人生が始まった年だと言ってもよいでしょうか。

もっとも『シノハユ』の舞台はインターミドル(を目指す県予選大会)なので
インターハイを戦ってる臨海や、逆に赤土さんがまだ小学生の吉野山に焦点が当たるかは微妙なのですが
『シノハユ』の時代においても、咲や和、穏乃や憧たち高1メンバーももう生まれていますので
ちょっと視点を変えてみると、別の場所でもドラマが始まってる、なんてこともあるかなぁ


8月24日



「くろちゃん日和S〜ピンクマフラーのてるてる坊主〜」


8月24日は宥姉の誕生日です。
場所はもう、「ここしかないよなぁ」って決めてました。
吉野山を訪れたことがある方ならきっとわかる、と思います。

あるいはタイトルだけでも。



ということで、上記の通りくろちゃん日和を更新しました。
なるべく早いこと更新したかったのですが、またしてもギリギリに。
なんだかいつもこんなことばっかり言ってる。

今回で20回。タイトル表記に使っていた○数字がなくなりました
どこまでいっても自己満足ですが、結構な量になったものです。
さすがに40まで行くとは思えないので、折り返し地点は過ぎてますが
まだ出せてない背景もいくつかあることもあり、もうしばらく続く予定です。



ところで、夏のコミケが終わって1週間ほどが経ち、
ネット上でいくつか委託販売されてるものを購入して、読ませてもらったりしています。
「よくこんな話思いつくなぁ」と発想に感心させられることしきりですが
とりわけすごい!と個人的に思うのは、ちるさんの「各校日和」シリーズ

絵柄がかわいい、話が楽しい、そしていかにもありそう!
あの子なら言いそうとか、あの子ならやりかねない(笑)とか
キャラクターの枠を守りつつ、いきいきと動いている感じがします。
読んでいて、何だか声が聞こえてくる気がするのですよ。
この作風は本当に憧れます。いいなぁ、この空気。

それから兎来栄寿さんの吉野本第2弾が完成して
吉野山のいくつかの場所に置かせてもらっているらしいので
いずれ吉野山を訪れたときにぜひ読んでみたいです。



さて、これ書いてる翌日がビッグガンガンの発売日です。
先日発売のヤングガンガン最新号では咲は予定通り休載でしたが
次号予告で「重大発表」があるとの告知がありました。
ん〜なんですかねぇ?スピンオフ…は怜が始まったばかりだし、
アニメ…は本編にしてもあるいはシノハユだとしても、どの範囲までやるの?って気がするし
アニメなら以前はOVAだった咲日和を、というのが一番可能性が高い気はしますけどねぇ
ビッグガンガンの最新号に何か書いてあるかな。それともやっぱり次のヤングガンガン待ちかな。

まあ、とにかく何かが動いてるようで
それがコンテンツの広がりにつながるとしたら、それは良いことだとは思います。
でも、現状、原稿が未完成だったり修正が必要な個所があったりで
無理が生じている感が否めないので
幅を広げるのもいいけど、まずは核である本編にじっくりと専念してはどうかなぁという気もします。


今本編でやってる5位決定戦なんて、準決勝が終わっていよいよ決勝か?と思ったらいきなり話題に出てきて、
申し訳ないですけど、聞いた直後は正直ずっこけた感がありました。
でも実際始まった今となっては、B準決勝が約3年だったからその半分(※半荘1回ずつらしいので)、
「もう1〜2年くらいかけてやったらいいよ!」くらいに個人的には思っています。
もっとも咲だけでなく、清澄も出ない対戦ばかりを続けてもいられないでしょうから
時折他校の様子や宮永家の過去などを織り交ぜたりしながら。

そりゃあ5決が長引けば長引くほど、決勝が始まるのが遅れてしまうというのはありますが、
決勝の後に個人戦が描かれるとしても、そちらには出場できない選手もいるでしょう。
ならば、その子たちにとってはこれが最後の試合になるわけですから、
できればきっちり描いてあげてほしいな、というのが私の希望。
営業的にそうもいかない面もあるとは思いますが、ここまで来たならば、もう「焦らないで」と。

そういう意味でも、いずれ明らかになる「重大発表」というのが執筆に負担をかけない、
今後の展開を急かさないものであってほしいなぁという気持ちです。

8月12日




「くろちゃん日和R〜それも、あなたの軌跡〜」


2016年8月12日は阿知賀編連載開始より5周年にあたります。
そこで今回は阿知賀編最終話(最終局)のタイトルでもある
軌跡をイメージしながら描きました。





上記の通り、くろちゃん日和Rを更新しました。
Qのあじさい坂の背景でうんうん唸っている一方で、
こちらはこちらで構図がまとまらなくてうんうん唸ってました。
…ちょーしんどかった(笑)

Pixivにも同様の絵を投稿しましたが、投稿時刻23:59とかギリギリにもほどがある。

8月12日0:00を目標に更新する!
→0時は無理だったか。それなら徹夜になるけど3:15に更新したいなー
→で、できれば15:30には…
→お願い!時計!止まって!

おい(苦笑)
あーでもなんとか完成してよかったー


8月5日




「くろちゃん日和Q〜七曲のあじさい坂〜」


吉野山では6〜7月上旬にかけてあじさい祭りが開かれます。
…って、もう8月だよ!
見に行きたかったなぁ




3か月ぶりにイラストを更新しました。
6月くらいに完成できればちょうどよかったんですけどねぇ。
ズルズルと遅れてこんな時期に。

あと1週間後にもう1つ更新したいのですが、こんなスローペースで間に合うのやら。


あと、小林立先生のHPが更新されて、
質問回答の中に、赤土先生の阿知賀女子学院での担当教科があったので
ヒストリーにその点を追加しておきました。

シノハユは高3インターハイがラストバトル「ではない」と明言されたのは結構大きいですね。
構想通りに進むとは限らないのが執筆というものですが、今後どこを着地点として進んでいくのかなぁ。
そりゃまあ、最終目標は「慕ちゃんがお母さんと再会する」ということなんでしょうけど、
果たしてそれは達成されるのか。されるとしたら、いつどこでどんな形になるのかな。


7月30日



ビッグガンガンの最新号が発売されました。
『咲日和』が久しぶりの風越の巻とともに阿知賀の巻Fだったので、その話。
(※当然ながらネタバレを含みますのでご留意ください)


阿知賀の巻はこれまでの@〜Eに関して
@⇒県予選終了後。全国の2位校との練習試合のための遠征中
A⇒和が転校してきた直後、麻雀クラブを紹介される前
B⇒夏休み中、遠征終了後。インハイに向けての10日間の合宿
C⇒阿知賀麻雀部の部員探し。宥姉を引き入れたものの、灼がまだ見つかっていない状態
D⇒夏の部室掃除。水鉄砲でかつての川遊びを思い出す。
E⇒県予選前。玄が誕生日にみんなにもらったカメラで写真どっさり

と、阿知賀編のエピソードとリンクしている部分があったため
おおまかな時期を特定することが可能でした。
そのため、昨年から作っている阿知賀女子学院ヒストリーにも咲日和にまつわるエピソードを組み込んでいます。


さて、では今回のFは?
晩成の初瀬が来ているため、コンビニ前で再会した後だということはわかるものの、
初見では阿知賀の巻初の「これだけでは特定できない?」エピソードかなと思いましたが…
よ〜く整理してみると、やはりわかるようになってました。


今回は同じ咲日和阿知賀の巻からのリンクでした。
端的なのは初瀬に返してもらったCDを見て憧が歌った歌詞

「あなた信じてるって(ウソよ)〜」

これが@の遠征の時に車の中で歌っていた歌なんですね。

 ※『あっちが変』の隣のさんが発売日にすぐ気付いて記事にされています。
   さすが、早い。



Fの話でこの歌を思い出して、@で歌った。
だからFは@よりも前と、もうこれで結論でいいのですが、
一応ヒストリーに記載するため、より確かなものにできたらなと思って、
もうちょっと状況を整理してみました。


 ※ところで彼女たちが中学の時に流行ったというこの歌、
  一体誰の歌なのだろうと思いました。
  現状、他に選択肢がないので決めつけるのも何ですが…
  歌詞からして女性の歌、でもグループの曲という感じはしない。
  というところから、もしかしたらはやりんこと瑞原はやりプロだったりして?
  何だか『時にはHAYARIに流されて』と同じ匂いがする気がしますし(強引)
  なお『時には〜』は美月お母さん作詞らしいです。
   (『dreamscape』14.09.02の日記より)




話は戻りまして時期確認。
まず上記の通り、晩成の初瀬が(阿知賀女子学院の校門前まで)来ています。
コンビニでの再会後すぐという可能性も考えられなくはないですが
当時は県予選に向けて各校準備を進めていた時期なのですから、
他校の生徒と関わるとしたらそれが終わった後。
つまり阿知賀が晩成を破って全国大会出場を決めた後だと考えるべきでしょうね。

もっとも、優勝候補筆頭の晩成が敗れたわけですから、
さすがにその直後は少なからず悔しい気持ちもあったでしょう。
それが多少なりともほぐれるまで、少し時期を置いてからのことだと思います。
後ろに見えるのが
阿知賀の校門


じゃあ予選が行われた6月上旬からどれくらいが過ぎたのかーですが、
穏乃が憧に日直を手伝ってもらった=日直があるということは
夏休みなどの休み期間ではない、学期中であることがわかります。

 ※なお、クラスの仕事である日直を手伝ってもらったということは
  おそらく穏乃と憧は現在の高1では同じクラスなのだろう
  ということも類推できるかと思います。


ここまでをふまえると今回の時期は『6月の予選後しばらくたってから、1学期が終わる7月中旬まで』
と考えるのが妥当なのですが…
立先生がHPで説明されているところによると、
『扉絵と咲日和は未来のシーンとかもあります』ということのため
(『dreamscape』16.03.30の日記より)
ここまでだと2学期以降である可能性も…なくはないですかね。


そこで、これが「インハイ以前」であることを
確かなものにするために、この1コマ。
穏乃にならって自分もポニーテールにした憧が
その画像を部員たちに送信しているのですが
 ※そういえば阿知賀編初回ではガラケーだった憧の携帯が、
   今回スマホになってますね。

これを見た穏乃が「忙しい時に」とつぶやいています。
わざわざ手書き文字で付け加えているのがポイントでしょうか。



麻雀部員たちが、学期中で、忙しいとなると、
やはりこれはインハイに向けての準備を進めている頃
中でも特に忙しかったのは、@で描かれた遠征期間のことでしょう。

何しろ平日は授業&部活動、土日は赤土先生運転の車で
東へ西へ、1泊2日で駆けまわっていました。
学校ではおそらく期末試験もあったであろうこの時期に、
休日返上で奔走していた、まさしく「忙しい時」だったわけです。

 ※スマホの画面に出てきた部員たちは制服姿です(多分宥姉も)
  穏乃と憧が帰宅している=部活動がない
  にもかかわらず、まだ制服だったということを考えると、
  期末試験に向けての勉強中だったとも考えられます。
  (試験期間なら部活を休みにすることも珍しくないでしょうから)



「忙しい時」に後輩2人の遊びに
付き合ってくれる先輩&顧問
優しい


遠征は龍門渕の長野を皮きりに、
泉水女子(京都)→三箇牧(北大阪)→籠池(兵庫)→
駿府女(静岡)→片瀬乃木(神奈川)→真門女子(千葉) というコース

そして、@で描かれた、憧が例の歌を歌っていたのは
灼曰く「今までで一番遠い」ところへ行く時のこと
上記の遠征先の中で、奈良から行くにあたって初回の長野よりも遠いとなると、
これはラストの千葉と考えるべきでしょうね。




予選大会が6月上旬で、そこから毎週土日に遠征。ラスト=7つめの千葉は7週間後のことになりますから
@で描かれたのは夏休み直前の7月中旬。
一方、「忙しい時」が続いているFは7つの遠征が完了する前。

というわけで、「ここまで書いといて結局結論変わってないじゃないか!(笑)」ですが
やはり今回のFは@よりも前、6月下旬〜7月上旬頃だと考えるのが妥当!…というわけです。



さらに今回のFでは、「銃だから」と
ゴムガンを隠し持っていた穏乃ですが、
Dの冒頭では、見た目でもより「銃らしい」水鉄砲を
こちらでは堂々と見せびらかしています。

穏乃の心理の変化をふまえれば、
Fを経た後にDのエピソードになった。
Fは@だけでなく、Dよりも前だと言うことができるでしょう。
(順序が逆だと、水鉄砲は堂々と持ってきているのに
 ゴム鉄砲は人目を気にする理由に説明がつきませんので)

それに今回の話で
「そんなに憧から借りてたものあったっけ?」と振り返り
期末試験や遠征が終わって少しだけ落ち着いた頃、
あらためて家を探してみたら、水鉄砲を見つけて大はしゃぎ!
という流れにつながっていくのが自然かな?と思います。


Dの冒頭。
お母さんの姿もあるので、
高鴨家でのことですね
そして、さらに付け加えていうなら、
今回のFで後輩の初瀬が阿知賀を訪れたことを知って、
それならば、と小走先輩が灼にインハイ出発前に
壮行試合を持ちかけたんじゃないかなーとも思いました。



以上のことから、今回のFは@・Dよりも前
 ※なお、Dはみんなで部室掃除をしているところからすると学期末の掃除=7月中旬と考えられるので
  @とDはほぼ同時期であると考えられます。学期末である分、Dの方が少しだけ後でしょうか。
  最初からみんなで掃除をしていたわけではありませんが、
  少なくとも玄と灼が掃除し、後で全員が加わるわけですから
  上記の穏乃同様、期末試験や遠征が終わってちょっと落ち着いた頃に、
  これまであわただしかった分、いつもより念入りに掃除しようと思ったと考えるのが妥当かな、と。
  Fのエピソードを経て、憧は歌を思い出し(@)、穏乃は水鉄砲を見つけた(D)というわけですね。

これまでの阿知賀の巻を時系列順に並べると
A⇒C⇒E⇒F⇒@⇒D⇒Bということになるでしょうか。
ということで、阿知賀女子学院ヒストリーに今回のエピソードを追加しておきました。



なお、余談ながら私が作っているこのヒストリー
『シノハユ』における慕小学5年時の麻雀大会の日付・曜日(17年前の4月13日 日曜日と推定)から
阿知賀女子学院麻雀部の中では灼のみ4月14日の月曜日生まれと、
曜日まで計算することが可能だと以前書きました。※カレンダーの描写が修正されなければ

他の子たちについては2月29日のうるう年の有無によって1日ずれるため、
2択まではできても、正確にはわからないところなのですが
よくよく考えてみると4学年差(=必ずうるう年が1回)の中1の2人、
佐々岡よし子ちゃんと志崎綾ちゃんについては可能なんですね。

 佐々岡よし子ちゃん⇒12月6日 木曜日
 志崎綾ちゃん⇒1月30日 水曜日 になると思います。

また学年差は赤土さんと同じ9学年ですが、3月生まれの望さんも計算できます。

 新子望さん⇒3月14日 火曜日

今回の更新で合わせて付け足しておきました。

あと灼たち現在高2と
4の倍数の学年差(※ただし2月29日の有無で変化する3月生まれは除く)と
望さんのように4の倍数+1(高2より年下なら−1)の学年差で3月生まれの人なら
たぶん計算できなくもないはずです。


現在の第71回インターハイ開催年は灼たちが生まれて17年後のことなので
正確に特定はできませんが、やはり2択までなら何とか。
現在本編で行われている&行われる予定の5位決定戦と決勝戦の8月13日は
この年がうるう年なら木曜日、そうでなければ水曜日になる…かな?



それにしてもしばらくコラムから遠ざかっていますが
こんな他人からすればおよそどうでもいいであろうことを考えるのが、やはり楽しい。
結論がまとまらないと苦悶することになるんですけどねぇ(笑)


7月21日



5月にWindows10にされてしまったうちのパソコン。
とりあえず今使ってるものは何とか動くかー
…と思ってたら、私がお絵かきする上で必須アイテムであるスキャナ(EPSON製)が
フォトショップ上で動かなくなってました。

EPSONのサイトにあるWin10用のドライバを入れてもダメ。なんでだー??
スキャナ自体がだめなのか(使い始めて5年くらいになる)
フォトショップがだめなのか(だって7.0だし※2002年発売のソフトです)
パソコンがだめなのか(Win10は対応保証してないとメーカーから通知きてました。私のせいじゃないやいっ)
最悪パソコン本体を買い替える覚悟もしながら、梅田の迷宮を抜けてヨドバシカメラへ。


結論を言うと、別にどれも不具合を起こしているわけではありませんでした。
店員さんに尋ねたところ、EPSONとフォトショップを作ってるAdobeとの提携がなくなってしまったため
Win10用のドライバはフォトショップに対応してないのだそうです。
要するにスキャナを買おうが、フォトショップを買おうが、パソコンを買い替えようが
もうこれまでと同じような感じでは動かせないです、ということでした。
(店員さん曰く、スキャナはともかく、プリンタの方で同様の問い合わせがチラホラとあるそうです。
 EPSONといえばプリンタですもんね)

結局、新しいのを買わずに済んだというか、新しいのを買っても無駄というのがわかったというか。
まあ、フォトショップ上では動かないというだけで、スキャナ自体には異常がないこともわかったので
とりあえずスキャナで読み込んで→画像が劣化しない形式で保存して
その後フォトショップを起動して→描画に使える形式に保存しなおせばOKと。
変な手間が1コ増えたのが面倒ですが、この程度の手間で済んだのは幸いというべきでしょうかね。


それにしても、やや使いづらくなったこと自体は残念ですが
「Win7から10になったところ、旧式のフォトショップでスキャナが動かない」などという珍しい質問を理解した上で
「新しいものを買っても同じです」とその日の購入にもならないことを正直に説明してくださった
店員さん(厳密にはヨドバシ常駐のEPSONのスタッフさん?)には好感を持ちました。
今回はお金を払わなかったものの、「おかげで無駄な出費をせずに済んだ」わけで
いずれ本当に買い替えが必要になった時には、またここで買おうと思いましたもの。
毎日たくさんの客でにぎわうこの店ですが
それだけに、いろんな客のニーズに答えられるよう、対応力を鍛えているんだなぁ…と感心しました。


そんなこんなで、何とかスキャナで読み込みもできたので
あじさいは結局時期に間に合いません(無念)でしたが
来月8月12日が阿知賀編連載開始5周年になるので
今度こそ、そこに向けて絵が描ければなーと。
下絵は何とかできたけど…さて、間に合うだろうか??


7月6日


うーん、もう6月も終わってしばらく経つというのに、全然更新まで行かない。
キャラ本体はとっくに描けてるのに、まさか背景で半月以上止まってしまうとは。

吉野山はこの雑記書いてる翌日(7月7日)が蛙飛び祭り
もうあじさいの季節も終わってしまうなぁ。トホホ

6月26日



新連載として『怜-Toki-』も始まったビッグガンガンを買いました。
それに合わせて描かれたであろう『咲日和』の千里山&姫松も
『怜』時代のギャップも含めて面白い(笑)
『シノハユ』は正直意外な展開。そーきたかー


『怜』はこれから始まる人間関係がどう築かれていくのかが一つの見どころだと思いますが
なんかこう、この学校…ギスギスしてんな!(苦笑)
いくらフィクションのこととはいえ、クラス開幕の段階で
あからさまに派閥と序列ができるのを後押しするようなこの班決めシステムはどうかと思うよー?
よく言えばリーダー的気質の子を育てるというメリットもないとは言えなくもないですけども。

しかし、それよりもっと気になったのは、新学期初日、これから卒業までの2年間を過ごすんだというこの日に
出席番号1番の児童の名前も読めない担任の先生…!
顔と名前が一致しないのは、始まったばかりなら致し方ないし
百歩譲って「えんじょうじさん」だと思い込んでいて、「おんじょうじです」と訂正されるということなら
良くはないけど、まだわからないでもない。
「でも…園…園…えんじょうじ?」って反応は論外。
あんた、「一人一人が仲良くできるクラスを作っていこう」などと言っておきながら、その一人一人
自分が卒業まで受け持つはずの子たちの名前すら学級開き前にチェックしてないのかっ!?
確かに、特に最近は名前の読み方がいろいろあって、すんなりとは読めないことも珍しくないのですが
だからこそ、名簿を事前に確認しておくのは、担任として基本中の基本でしょうに。


まあ、人間ど忘れも失敗もつきものなので
先生が児童に見えないところで猛省していたり
失敗を取り返すくらいの何らかの技量があったりしてくれればいいのですけどねー…
これからどのようにストーリーが展開していくか、それは今後を見てのお楽しみといったところなんですけど、
とりあえず学校関係の描写については、なんかもう、「大丈夫なのか?」としか(苦笑)

辛口なこと書いて終わるのも何なので。
竜華のおばあちゃんは個人的にすごく好きなタイプのキャラクターだと思いました。

6月19日


先日、毎年恒例の田植えの手伝いのため阿知賀に帰省してました。
就職してからは足が遠のいていたこの場所ですが
こうして時折でも通うようになったのは、冗談抜きで阿知賀編のおかげといっても過言ではないのです(笑)
何度も書いた気もしますが、よくぞこの地を校名として取り上げてくれたものですよ、ホント。



ところで阿知賀といえば、かねてより
今は閉校してしまった阿知賀小学校の校歌を知りたいと思っていました。
赤土先生や、阿知賀こども麻雀クラブの子たちが通った設定になっているのは吉野山小学校。
こちらも実際には既に閉校してしまっている学校ですが、
その校歌については、以前『くろたん』で校内に入らせてもらった時に残っていた掲示物で
メロディーはともかく、歌詞は把握できました。くろちゃん日和Gの冒頭にその歌詞を掲載しています。


で、吉野山小学校はわかったので、せっかくだから阿知賀小学校の方も、と思ったわけですが
ネット上で検索しても出てこない…下市町立図書館にも関連書籍は蔵書として置かれていないっぽい…
ならば最終兵器として、「父に聞け」ということで!
田植えの作業がひと段落した後に尋ねてみました。

父も阿知賀小学校の卒業生とはいえ、もう50年も前のことですので
さすがにどんな歌詞だったかあいまいになっていたのですが(そりゃそうだ)
閉校した時の記念誌があったはず…ということで調べて教えてもらいました。



下市町立阿知賀小学校 校歌〜

 1.いわうつひびき よしのがわ
   きよきながれを みおろして
   あさひてる おかに まなびにまなび
   ああ うつくしき しもいちあちが
   われらのあちが あちがしょうがっこう

 2.くもにそびゆる おおみねさん
   たかきすがたを あおぎみて
   こころすなおに はげみにはげむ
   ああ うつくしき しもいちあちが
   われらのあちが あちがしょうがっこう

 3.あさゆうしたしむ やまとかわ
   きょうもなかよく げんきよく
   やりぬく むとせ たのしき つきひ
   ああ うつくしき しもいちあちが
   われらのあちが あちがしょうがっこう



3番の「むとせ」というのは「6年」という意味のようです。小学校って6年間ですから。


それにしても、阿知賀小学校にしろ、吉野山小学校にしろ
どちらも閉校するまでに100年以上の時を刻んできた由緒ある学校なのですが
いざ調べるとなると、なかなか資料が出てこないものですねぇ
私自身が通った学校は健在なので、ネットで検索すれば簡単なのですが
やっぱり閉校してしまうと、ホームページも閉鎖されてしまうし、資料って散逸してしまうものなのかなぁ。


とりあえず今回はこうして雑記と、阿知賀小学校を背景にして描いたくろちゃん日和Hに掲載しておきます。
こうしておけば、少なくともうちのホームページが健在なうちは
阿知賀小学校と吉野山小学校の校歌はすぐわかるわけです。
果たして知りたい人がどれほどいるかはわかりかねますが、
これを見て、一人でも昔を懐かしんでくださる人がいれば、意義もあるんじゃないかなぁ?なんて。

6月6日



吉野川の花火大会、今年は7月30日(土)にやることになったということですけども。
 ※注 「吉野川花火大会」で検索すると出てくるであろう五條市の大会とは別で、こちらは吉野町開催

年初めのころから危惧はしてたのですが
ものの見事に仕事が入って(しかも土日両方)今年も行けない模様。…ぐふっ
2年前、橋の下で阿知賀編ポスターと同じ構図で撮ろう!なんて言ってた頃が懐かしいなぁ。



それにしても、吉野へ行くたびに思うのですが、吉水神社の絵馬コーナー。
一時撤去されるという話がありながらもいろいろな尽力で維持されていて、それは本当にありがたいのですが
こと私の絵馬は、古いものでもう3年以上も前に掲げてもらったものなので、いい加減色落ちが激しいんですよね。
これだけ長いことかけてもらえればもう十分ですから、昨年以前の自分の物はまとめて片づけようかな
…と思ってはいるのですが、なかなかタイミングがつかめないまま現在に至る。

同じような意味で静亭さんの玄ちゃんラミネートポスターやさこやさんの宥姉色紙も
それぞれ引き取ってもらって2年が経とうとしていますしねぇ…
客商売の立場上、引き取ったものを簡単に処分できないってのもあるでしょうから
片づけるなら自分でやらないといけないんじゃないかなと思っているのですが、どうしたものだかなぁ

5月29日



なんだかいろいろ書きたいこともあるんですけど
ビミョーにまとまらないまま、あっという間に5月末。

毎年春から初夏にかけては残業&残業なもんで
家に帰った後までキーボードで文章を捻り出す気力が維持できない。
ブログやピクシブにコメントを書いたりもしたいのになぁ。むむ
(これ書いてる前日は、はっちゃんこと薄墨初美ちゃんの誕生日だったわけですが
 ぬめぬめさんの初美ちゃんにかける愛はすごいな!本当に。心から尊敬します)


…で、作文ができないなら、作りかけの絵を少しでも進めようかーと思ったりもするのですが
マイクロソフトの策略でWindows10になってからというもの
使ってるペンタブレットの動作が時折妙にぎこちないというか、違和感を覚える時があってムズムズする。
10用にドライバを入れなおしたんですけどねぇ…普通にお絵かきさせてーな。

今描いてるところ。

実際に花が咲きほこる頃までには完成させたいなぁ

5月18日


5月18日朝。起きたらパソコンがWindows10になってました。

いやいやいや、ちょっと待って
確かにこのところアップデートを勧める通知は来てましたが
今日やるなんて設定も承認もした覚えがないよ?
なんで勝手に「さあ始めましょう」とか画面に出てくるの?ちょっとー!

しょうがないからいくつかのソフトがこれまで通り使えるか確認。
さしあたってPhotoshop7.0(古い!)とホームページビルダー、それからペンタブレットは起動したので
当面これまでの生活に大きな支障はなさそうでとりあえず一息。
スタート画面がなじめないやら、インターネットでお気に入り一覧が左じゃなくて右から出てくるのやら
あのソフトどこにいったの?とかしばらくいろいろ探すことにはなりそうだけど。

まあこれからもパソコンを使い続けるなら10に慣れてて損はないんですけどね。
だから長期的に見ればきっと悪いことではないんでしょうけどねぇ。
とりあえず仕事でクタクタになってた頭を朝から大層ビックリさせてくれました。
そりゃ目も覚めるよ!(苦笑)


5月8日



5月8日でこのホームページ、13周年になってしまいました。期間だけは長〜いことやってるなぁ。



ヤングガンガンを購入。咲-Saki-の最新回を読む。
阿知賀編ではおなじみだったけど、本編で台詞があったのは今回が初めてだったかな?という面々も登場し、
挑む子も見守る人も、再び立ち上がる子もひとときの休息を取る子も
タイトル通り、まさに決戦「前夜」かなという感じがします。

でも、5位決定戦にせよ、決勝戦にせよ、ついにその日が来てしまうのかなぁとも。
昨年末にBブロックの準決勝の決着がついて、はや4ヶ月ほどが経つのですが
早く見たいと言うのと、もうちょっと待ってと言うのと、相反する気持ちが混濁してる今日この頃。

ドラクエ7のリートルードみたいに…と言っても、おそらくピンとこないと思いますが
なんかもう、いつまでも「いよいよ明日だ」というのが続いていてほしいとさえ時々思ったりもする。
実際の結果を見るのが楽しみでもあり心配でもあり、期待でもあり不安でもあり。

阿知賀編が完結してはや3年超。ずーっとその箱のフタが開く日を待っていたはずなのに
いざ箱を目の前にすると、そこに手をかけるのをためらってしまうような。
我ながら、何だろうこれ?



まあ、今後のことは今後見届けていくとして、今回の雑記は前回に続いて5月5日の吉野山散策。


1ヶ月前、ライトアップされた美しい景色を見た七曲坂も
今はすっかり緑に染まる。

あと1ヶ月ほどしたら
今度はあじさいが咲き始めるでしょうか。

あじさいの季節と言えば、7月7日にかついだ
にわかは相手にならない蛙飛び神輿の重みを思い出す。
あれもう3年も前のことなのか〜としみじみ。



坂をのぼり、黒門を通り、天の川屋さんへ。
連休中とあって、それなりに観光客の方が行き来する中
折を見て、パシャパシャと撮る。

いつかこの辺りも背景にして描けたらいいなと
願望だけはうず高く積みあがっていきます。



先月来た時にはゆっくり見る時間がなかったのですが
交流ノートがなんともう4冊目でした。

以前にも紹介しましたけど、返事がすごいんですよ。
まさに交流ノートというか、これだけ返事を書いてくださるところ
そうそうないんじゃないかと思うのですよ。ありがたいことです。

書きこみを見ると、初めてこられた方、久しぶりに来られた方
訪れてはその都度書かれていく方
(←写真の右ページはミヤツカサさん作の穏乃。お見事)
遠路はるばる、中には中国やブラジルといった外国から来られた方も。
本当に様々ですね。

いろいろと事情もあって、
昨年末から春先までしばらくお休みをされていましたし、
今後もそんな時期もあるかもしれませんが、
無理のない範囲で、引き続きお付き合いしてもらえれば嬉しいな、と。


天の川屋さんを出た後、
この前くろちゃん日和Pで背景にした
金峯山寺仁王門を経由して、吉水神社へ。

(←仁王門、今はこんなふうに覆いがかけられている状態です。
 平成31年に着工予定ですから、仕方ないのですが、
 スッキリした姿を見られるのは、まだ当面先の話ですね)


今回は久しぶりに絵馬を2体奉納しました。




一つ目がこれ。我ながらいかにも〜な感じ。
こどもの日なので、こども応援団7人全員揃えて描いてみました。
久しぶりにコピック使いましたが、ちゃんと色が出てくれてよかった。

地域的にも全国的にも
こどもの数が年々少なくなっているのが実情ですし、
私もその点、直接にはまったく貢献していないのですが
やっぱりこどもたちが元気な未来であってほしいなぁ…
ということでこんなふうにしてみました。

咲関係と吉野関係合わせて、これが10体目でした。
よー描いたなぁ…


そしてこっちがこの日2つめ。通算で11体目。
こちらは源義経と静御前…のはずですね。
描くにあたって、肖像画などの資料を参考にしましたが
義経さんがちょっとくたびれた感じに。
でも吉野山を訪れた時は、頼朝の追討から逃れているさなかなので
憔悴していて当然と言えば当然(言い訳)

背景にあるのは「勝手神社」と言う神社です。
静御前にゆかりのあるこの神社ですが2001年に焼失してしまい
その再建に向けての活動が先月に行われました。
私も事前に聞いてはいたものの、平日だったので行きようがなく
それで先月訪れた時に微力ながら寄付金を出し、
今回は再建を祈念して…ということでこれを描いてみたわけです。

それにしても、いつものことながら、描きあがった瞬間は
「がんばった!」って思うんですけど
いざ持っていく段階になって、
これでよかったのかなぁって思うものですね(笑)
まあどちらも気持ちは込めたつもりなんですけど。気持ちは。


ところで勝手神社の再建計画ですが、
宮司さんの話だと、なかなか道のりは険しいようですね。
再建委員会というホームページもあるのですが、見たところ、費用として4億かかるらしいです。
4億かぁ…先月出した寄付金と言っても、一口1500円だったもんなぁ。
単純計算で、27万人ぐらいの人から集めないとその額にならないです。
吉野町の全人口合わせても8000人弱らしいですから、途方もない。

正直なところ、吉野だけでとても賄いきれる額ではないので
少しずつ、まずはご神体をおさめる場所を作るところから始めることにして、
できれば吉野に関係のある人や地域や作品、
いろいろなつながりを生かして何かできないものかなぁとおっしゃってました。
確かに吉野山にはいろいろな歴史があるんですけどねぇ。
上記の義経もそうですし、吉水神社なら何といっても南朝の後醍醐天皇ですし。


今後につながるかと言うと難しい気もしますが、個人的に反応せざるをえなかったのはコレ


絵馬を奉納した後、中を拝観させてもらったのですが
神社奥の北闕門に来た時
左に見慣れぬ白い立札が。

あれ?前に来た時こんなのあったっけ?



読んでみると、「所縁の椿」とのこと。
金峯山寺の仁王門同様、吉水神社も現在改修工事中なのですが
工事の際に社殿内で見つかった杉を
鎌倉幕府討幕運動の際に後醍醐天皇が一度配流された
島根の隠岐の島に植樹し、
代わりに島根から送られてきた椿をここに植えたのだとか。

…ほう、島根ですか。
それも椿の方は松江市の七類からですかー…って。



あくまで勅使だった方の出身地がそうだということなので
これをもとにして阿知賀編とシノハユをつなげるのはちょっと無理があるのですけども。
(小学生時代の赤土さんも作中に出ているとはいえ)

咲-Saki-シリーズに限ったことじゃないですが、
意外な、思わぬところから何かつながりが生まれてくる、見えてくることもある…かなぁ?

5月6日



さかのぼること4月の始め
ミヤツカサさんから「ここ数年で最強の観光日和ですよ!」と誘われて歩いた吉野山



その時は桜のピークはもう少し先?と聞いていたのですが
地元のミヤツカサさんが、おいで!と言われるだけあって…
急遽行ってみて全く損のない、すばらしい景色を見ることができました。

この日、3月15日に手に入れた玄ちゃんカメラを初めて使ったのですが
そのデビューにぴったりの楽しい撮影ができました。


ライトアップされた道も素敵でした。
いずれここを歩く子たちの絵を描いてみたいな〜と
成就できるかどうかはともかく、
新たな資料とインスピレーションをもらいました。

あらためて誘ってもらえて本当に良かった!と感謝の気持ちです。




それから早いもので1ヶ月が過ぎました。
桜の季節は過ぎ、山は新緑へと移り変わっています。
ひなちゃん誕生日のくろちゃん日和Fや先日のP、
3年前の(咲-Saki-関係では)吉野初訪問時のレポートにも書きましたが
桜は終わっても、これはこれで美しい緑を見ることができますので、
5月5日こどもの日、緑の景色を見に、山を歩いてきました。


上市の観光案内所を経由した後、吉野山へ。天気は快晴。むしろ汗ばむほどのいい天気


=ソフトクリームのおいしい季節になったな〜ということで
駅前の近藤商店さんでさくらミックスをいただく。
すっかり緑になった景色に白とピンクがよく映えます。

連休中ということもあって、
桜の時期ほどではないとはいえ、結構人の行き来がありましたね。

近藤さんと言えば、兎来栄寿さんがまだ吉野山にお勤めだった頃、
「交流ノートを置かせてもらったのでぜひ!」ということだったので一度行き、
2、3カ月後に再び訪れた時には、
もう私の顔を覚えてくださっていたことにびっくりした思い出。
客商売で培われたのでしょうか。見習いたいものです。



駅前と言えば、駅改札の掲示板。
かつてのスタンプラリーやメモリアルライナー、花火の写真を掲載していた
阿知賀編のコーナーが別のものに変わっていました。
結構長いこと、つい最近まで掲示されていた覚えがあるんですけどね。

スタンプラリーについては当時コラムも書きましたが、
西行庵に戦慄を覚えつつ(笑)、
吉野山をかけずりまわった楽しい記憶なので
なくなってしまったのは、正直残念と言えば残念なんですけど…
でも、もう2年も前のことを山の入り口とも言うべき場所に貼るのもなんですし
刷新するのは正しいことなんだとも思います。



そうそう、掲示と言えばもう一つ
近鉄電車の新しい取り組みということで
咲-Saki-等とは関連があるわけではありませんが、こんな告知も。

「青の交響曲」(ブルー・シンフォニー)
今年9月にデビューする、阿部野橋⇔吉野間を走る観光特急なんだそうです。
上市の観光案内所にも貼られていたので尋ねてみたら
一日に2往復くらい。車両も3両くらいに絞り、
客席車両の他にラウンジを設けて、
くつろぎながら旅を楽しんでもらいたいという試みなんだそうです。

費用は運賃+通常の特急料金(現在510円)に+200円
合わせると阿部野橋⇔吉野で1680円という計算になりますか。
普通の特急に200円上乗せくらいなら決して高い設定でもないと思うので
機会があれば、いずれ乗ってみたいなーと思います。


…ところで、この色。ブルーシンフォニーの名前の通り青を基調にしているわけですが
ふと思ったのは…これ、穏乃のジャージに似てませんか?
「阿知賀のやたがらす号」(もしくは蔵王権現号。青いし)と心の中で呼んでよいですか?(笑)

5月4日


無事今年も12〜4月までのお誕生日月間が終わり、しばらく期日から解放されたので
ここしばらく手を加えるひまのなかった阿知賀女子学院ヒストリーを追記しました。
この半年の間に明らかになったことに加え、
「それはどの話でのことか」ということを青字で明記しています。
うん、これでだいぶ体裁は整ったかな。


幸いまだお休みが残っているので、
ミヤツカサさんに誘われて出向いてから1ヶ月、
花見から新緑へ移り変わった吉野山を散策してこようと思います。
今回は2年ぶりに絵馬も用意したので奉納してこようかな、と。

それにしても、世界遺産にもなっている吉水神社にキャラクターの絵馬って
時々「どうなのよ?」って自問自答する時もあるのですが
ありがたいことに宮司さんから「また描いておいでよ」とおっしゃってもらえています。
心遣いに感謝しつつ、それだけに極力失礼のないよう注意を払わないといけないなぁとも感じますね。

4月29日



「くろちゃん日和P〜一緒に歩こう〜」


4月29日は山谷ひなちゃんの誕生日です。
去年も描きましたけど、この時期はやっぱり行楽シーズンですねぇ
桜は散ったとはいえ、吉野も新緑の美しい散策日和ですよ。



4月も終盤
またしても『仕事を休む必要がない程度に』体調を崩す。
去年の今頃もこんな感じだったっけ。
やっぱり体にガタがくる時期なのかな。

何はともあれ、今日更新できてホッと一息。何とかお誕生日マラソン2周目も完走しました。
3周目は…しなさそう(苦笑)


4月17日


うーむ…
熊本とか鹿児島とか、雲仙の普賢岳もそうですけど
九州で天災と言えばまず火山というイメージなので、
これだけの規模の地震が起きることは想像つかなかったなぁ…
いや、どちらも地中の動きで起こるものですから、当然想定されるべきことなんでしょうけど。

もう20年以上前になりますが
私は2年ほど鹿児島に住んでいた時期がありまして。
当時よく遊んだ友だちが(一緒に桃鉄やったり、ミニ四駆で遊んだりしてました。
 それも桃鉄はファミコン版で、ミニ四駆はダッシュ1号エンペラーとかライジングバードとかそんな頃です。
 赤いシャーシに憧れてたなぁ…って時代を感じますね)
私が大阪に戻った後、熊本に転校したよって連絡をくれたことがありました。
あれから年月が過ぎて、今となっては連絡しようもありませんし
彼も私もそれなりの年になっているので、今も熊本に住んでるとは限りませんが
やはり相当揺れたであろう鹿児島のあの頃過ごした頃のことも思い浮かべて
みんなは元気かなぁとふと振り返るのでした。

それから大阪で就職した後
最初の赴任先の地域でしばしば挨拶をしていた方が熊本出身の方でした。
大阪の営業所勤務だと言うのに、くまモンのグッズを配りまわっている姿を見て
「営業になってないですそれ」って笑ってましたけど、離れてなお思う故郷愛は感じました。

私自身が熊本に立ち寄ったのは、せいぜい学生時代の修学旅行の、2、3日程度なのですが
人間何らかの形で、誰かとどこかでつながっているもの、ですね。
さて、何かできることはあるかなぁ。


4月12日



「くろちゃん日和O〜vs深淵に飲まれし絶望!〜」


4月12日は五十嵐あぐり先生の誕生日です。
真面目にバカバカしいものを作ってしまいました(笑)



頭に浮かんだものを形にしてみるとですね。
思い浮かんだとおりにいかないことも往々にしてあるのですが
形にしてみると「なんでこんなの思い浮かべてしまったんだ」って思うことも。
今回の更新がまさにそんな感じ(笑)

いろんな要素を盛り込んでみたり、楽しかったですけどねぇ
あ、暗黒絶望波だけは勘弁してください。

4月9日


う、うう
なんか、今もう疲労のピークに来てます
仕事上、一年で一番忙しい時期であることはとうに承知していたことですが
私の基礎体力が落ちてるせいもあるのか、例年にもまして、きつい!

4月3日に「今、吉野山が最高の状態ですよ」とミヤツカサさんに誘われて
言葉通り素晴らしい景色を目の当たりにできたので
その時のことも記事にしたいのですが…現状、文を書き起こす気力がない。

でも、それだけに、ホント3日に誘ってもらえてよかった…
「行くなら今週(3日)かな、それとも来週(9日)かな」などと4月の頭に思っていたのですが
これ、今日行くつもりだったら、今の体力でとても吉野へ出向こうと言う気にはならなかっただろうなぁ
今回もお世話になりました、ミヤツカサさん。
本当に、よかったっ(せめてこれだけは言っておきたい)

しかし疲労困憊ですが、4月のうちにやりたいことが2つあるわけで…
ま、間に合うのかな、これ。


4月2日



もう過ぎてしまいましたけど、4月1日はエイプリルフールでした。
ウソをついても許されると言う、いわゆる4月バカの日。
個人的には『帰ってきたドラえもん』でUSO800を使うのび太を思い出しますが。

しかし、なんだって4月1日がウソをついてもいい日なんですかね?
だって4月1日と言えば、日本じゃ新年度が始まる日ですよ。
今までいた人が去って行ったり、新しい人が入ってきたり
そんな今年度のスタートラインの日にのっけからウソなんかついてたら、
下手するといきなり人間関係つまずいてしまうような…?
少なくとも私はよー言いませんねぇ。

由来を調べてみてもよくわからないみたいですが、日本発祥じゃないことはわかります。
あるいは、新年度の最初だからこそ「職場の気疲れをユーモアでなごませる日」とか
むしろ「ウソをついてもいいけど場合によっては大変なことになるから時と場所をわきまえることを考える日」とか
「ウソのつき方を学ぶ日」とか?

なんだか教訓めいててちっとも面白くないけど、でも、ウソをつくっていうのも結構テクニックがいるんですよね。
冒頭にドラえもんの話を出しましたが、マンガなどのフィクションも広い意味ではウソですし。でも大好き。
そりゃあ、ウソは基本的には良くないことでしょうけど、
ウソをあたかも本当のように信じてもらえる、そうだったらいいなと人に思わせられるような
「何か(説得力だったり技術だったり、あるいは人徳だったりカリスマ的な存在感だったり)」を身につけることは、
むしろ重要なことだったりして。



などと、4月の頭からこんなしょうもないことを考えていたわけですが
そんな時に、私の心に残る懐かしい記憶をガンガンと呼び起こさせるウソを発見(4月1日付の日記)

咲シリーズの考察や感想をとても丁寧にまとめておられる方ということで、
私も前々から知っていましたが…『かまいたちの夜』…!


わーちょっと待って、これ懐かしい懐かしい!
何回彼女にストックで刺されたかわからない。行きつく先はサバイバルゲーム
殴られたり、斬られたり、刺されたり、凍えたり、撃たれたり、マシンガンを乱射されたり、
ありあらゆる死に方(=ゲームオーバー)を全部やりました。
もちろん大阪の商人にもなりましたし、不思議のペンションにも潜りました。ここでリセットを押すんだ!
終(ゲームオーバー)も含めて全てのシナリオを読むと、しおり(セーブデータ)の色が変わるのですが
そこに行くまでどれほどかかったことか。
サウンドノベル黎明期だったこともあってか、選択肢のところでセーブやロードができず、
間違えると一回ゲームオーバーにでもならないと、前の章に戻れない。
「くそっ、選択肢を誤ったか…仕方ない。また死ぬか」みたいなことを何回やったことでしょう。

なお、確かプレイステーションでリメイク版が出た時のことだったと思うのですが
 孫「おじーちゃん、怖いものあるの?」
 祖父「この年になると怖いものなどないんじゃ」
 孫「じゃあ、これやろ」(『かまいたちの夜』のソフトを見せる)
 祖父「嫌じゃ」
 孫「おじーちゃん」
 祖父「嫌じゃ〜ぁ」
といった感じのCMがあって、とても記憶に残っています。いい味出してたなぁ、あのじーちゃん(笑)

『かまいたちの夜』がチュンソフトのサウンドノベルシリーズの第2弾(1弾が弟切草)で
その次が、玄ちゃん誕生日動画のBGMに使った『街』
どちらももうずいぶん前のソフトですが、今でも大好きです。
「ペンションクヌルプ」と「渋谷でコーヒー牛乳」あたりがわかる人がいらっしゃると、私は嬉しい。
『かまいたちの夜』なんて、ホラー嫌いなのになんで買ってしまったんだって話なんですが…
面白かったんですよー!


…と、こんな感じで頭の中から湧き上がってきた言葉を
久しぶりに引っ張り出してきた『かまいたちの夜』のサウンドトラックを聴きながら書いてます。
サウンドノベルと言うだけあって、名曲が多いのですよ。
本当、こういうウソなら大歓迎なのです。ありがとうございました。

3月26日



もう10日以上前になりますが
3月15日の夜、見込み通りにamazonが仕事をしてくれまして


これが届く。


お届け日にしかと刻まれた3月15日の文字

いや、理由はちゃんとしたもので
職場で使ってたカメラがいい加減限界を感じてきたので
(就職して以来、10年以上使ってましたので)
新しいのを買おうかなーと。

で、せっかく買うなら、これで。
そしてこの時期に買うなら3月15日に届くように
注文してみようじゃないか!というわけで。


「わぁ〜みんなありがとう!デジカメほしかったんだぁ」

これがリアルでできました。
まあ、自作自演ですけどねぇ(笑)



問題は2年前に買ったカメラと、どっちを家用でどっちを職場用にしようかなーと。
せっかく玄ちゃんカメラを買ったのだから、吉野などを撮影する時に使わない手はないところなのですが
同じ機種が並んだりすると…取り違えそうじゃないですかー?(笑)
去年の兎来栄寿さんのブログ記事。ズラッと並ぶ玄ちゃんカメラ)


いずれ出歩きの時に使いたいなぁと思いつつ、とりあえず次の準備。目標は4月12日。
まずい、あと2週間くらいしかない。


・・・


我ながら、お前は本当に祝う気があるのかといった感じの出来になりそうな予感。
しばらく公私ともにわりとマジメだったせいか、バカゲージが溜まってきてるんじゃなかろうか。
こと今年に入ってからは、『幸せフォトグラフ』→『決戦の時』で、マジメ一直線(?)だったし。

あ、暗黒絶望波だけ喰らわないように気をつければいいんだっ(※間違いなく喰らうフラグ)
玄ちゃんや綾ちゃんたちにゴキブリのごとく嫌われたら、私立ち直れない。用心すべし。




それはそれとして、3月25日にビッグガンガン最新号と合わせて新刊が発売されたので購入してきましたよ〜
「おおっ、そこであなたが登場するのかっ」てカバー裏も含めてびっくりしたところもあったので
ぜひ直に確かめていただきたいところですが、

さしあたって、咲15巻の修正カットから。
「ムロと国広君を足したい」とHPの日記(15.11.04)でおっしゃってたので
書き加えられているだろうとは思っていましたが


・・・(本日2回目)


優希「ムロが見切れてるじぇ」

ってツッコまざるをえないじゃないですか、こんなっ(笑)




そして、やっぱりこれは触れておきたいですね。
中身じゃなくて帯、単行本を裏返せば自然と目に入るこれ。


・・・!(本日3回目)


立、咲日和、阿知賀編、シノハユに続く5番目のスピンオフ、ですか。
(5番目ということは立も含むんですね。ていうか第1話の掲載時期からすると立が一番手だったり)
見たところというか、どう見ても千里山の怜と竜華、それも中学生時代ですね。
その当時の話をやるということかな?


今月号のビッグガンガンに何か情報が載ってるだろうか?と思って探してみましたが、あいにく今回は見つからず。
とりあえず注目すべきは小林立先生が「原作」じゃなくて「原案」だというところでしょうか。

これまでの4つのスピンオフ作を見ると
阿知賀編及びシノハユは「原作」です。立先生がネームを起こし、それをもとにあぐり先生が作画を手がけています。
阿知賀編の時の、ざっくりとコマ割りをされたネームの写真をHPで見ることができます(HPの日記13.02.12)
咲日和は「キャラクター原案」。立先生が作ったキャラをもとに、木吉先生が話を描きます。
そのためここで描かれたことは、作中でも起こったことに「させてもらっている」と了承している一方
話は面白くても設定などにズレが大きい時は没になることもまれにあるようです(同14.03.16)
立は原作でも原案でもなく、パロディですね。
今回出た単行本の表紙にも、名前は著者である大和田先生のみで、立先生は併記されていません。
まあタイトルがまんま立なんですけども

シノハユで最近出てきた人(※小学生全国大会の頃のこと。心ちゃんとか高橋さんとか)は
ラフを渡したくらいの原案レベル(同15.07.15b)というコメントもふまえると、
原作>原案というのが立先生の関わり具合レベル。
そして原案であるという次のスピンオフは、
キャラクター原案とはまたちょっとニュアンスが違いますが、咲日和の方針と近い。
「構想としては考えているけど、ストーリーはおまかせする」ということでしょうか。


となると、考えられる方向性としては

 1:怜と竜華を主人公とした短期集中型
 2:怜と竜華を中心にしつつ、三箇牧や姫松、劒谷なども交えた関西舞台の(やや?)長期型
 3:怜と竜華を発端にして、各地域のサイドストーリーを順々に展開していくオムニバス形式
 4:先日、本編で提示された5位決定戦をこっちでやる

こんなところですかね〜?


ただ、可能性としてゼロではないので一応挙げてみましたが、「4:5位決定戦」はないと思います。
今回描かれた怜と竜華は、現在ではなく過去の中学時代の姿のようですし、
それに、5位決定戦をスピンオフでする=本編でしないのであれば、
本編ではそこをとばして決勝に移っていくことになるでしょうけど、現在の本編時間帯で明日、
それも決勝と同じ日の朝に行われる5位決定戦の結果に触れずに、話を進めるのは難しいでしょう。
(同様のことは本編2回戦の際に、阿知賀編で起こりましたが、
 特訓のためにと阿知賀勢はその日、荒川さんのところに行っていて試合会場にはいなかった)
何より立先生が原案なので、麻雀シーンが欠かせない試合模様を中心に描く内容になるのは考えにくいかなと。


まあ現時点の予想では、繰り返しになりますが、立先生が原案であることと
中学時代の怜と言えば、一巡先の能力を手に入れる前。本人曰く「三軍」レベルだったらしいので
対局をメインにした話にはならなさそうですね。
咲日和とはまた毛色の違う、麻雀を通して得た仲間との懐かしい思い出、といったところになるのでしょうか?



最後に、今回も店舗特典がいろいろついていたので、あちこち回ってみましたけども

毎回チョイスに驚かされる文教堂は
大星淡と多治比真佑子の西東京大将コンビ
淡は順当でしょうけど、真佑子さんはよく描かれたなぁ

『あっちが変』さんもブログの記事に書かれてましたが
そのうち爽&吉田さんも出てくるんじゃないかという気がしますね〜
(志崎の綾ちゃんが出てきたら、私個人はたぶん叫びだします)


・・・さて、サンプル画像をネットで見た時は
2人ともスカート短いなぁとか
淡はその短いスカートをなんでさらにヒラヒラさせてんの?(笑)
なんてことを思ってたのですが、現物を見ると

いつの間にやら大きく育った淡の胸の

すぐ下のボタンをはずして、そこに指つっこんでるっ!?


なんだ、どういう状況だとそんな仕草になるんだっ(困惑をともなった笑い)

3月15日



「くろちゃん日和N〜決戦の時〜」


3月15日は玄ちゃんの誕生日です。
が、誕生日絵と言うよりも
いずれ始まるであろう一戦に向けての一枚になりました。



3月15日は松実玄ちゃんの誕生日です。
お誕生日おめでとう、玄ちゃん。
ということで、今年もなんとかこの日に間に合うように更新してみました。

ぜ、全エネルギーを使い果たしました…

3月13日


色塗りが終わらない。

おかしい、ちゃんと年明けごろから前もって準備してきたはずなのに
なぜこんなに切羽つまっているのか。いつものこととはいえ、あれ?

そんなこんなでちょっと気分転換も兼ねて
玄ちゃんお誕生日に向けて2年前に作った動画をアップしてみました。
左の画像をクリックすると、動画を置いているページに移動します。

我ながら「今さらかい」って感じはしますけどね。
果たしてこれでちゃんと動くのかっていう動作確認もしてみたいなと思いまして。
公開用にだいぶサイズは小さくしましたが、それでも55MBくらいあるようなので。
(もちろんこれまでHP用に作った中で最大の容量。
 というか、開設以来13年分のデータ全て足しても、この動画の方が大きかったりして)

これを作った頃のHPでは容量オーバーのためとても掲載できませんでしたが
移転した今ならいけるかも、と。さて、どうでしょう?

3月5日



ヤングガンガンを購入、咲-Saki-第155局「証果」を読む。


わお

穏乃のスカートもだいぶ危ないですが
なんかもう、憧=おしりというか、おしり=憧というか
おしりを見せてこそ憧というか、おしりを見せない憧なんて憧じゃない!というか

こんな感じでおしりフレーズばっかりが頭の中を駆け巡ってしまいました(笑)
わお。



まあ、とりあえずそれは置いといて。
阿知賀編でのエピソードと交差した描写もあったので、そっちについて語りたくもありますが
さしあたり、このカラーページの背景について注目してみたいと思います。

これがどこか、吉野山を訪れたことのある方なら、割とピンときやすいところでしょうか。


阿知賀編2巻の表紙にもなっている老人憩いの広場のふもと
吉野三橋の一つ、天王橋ですね。
花見の季節はバス待ちの人で大賑わいになる場所です。
もう橋ではなく普通の道になっていますが
穏乃のいる場所の横辺りに
ここがかつて橋だったことを示す石造りの角柱が並んでいますね。

これは2年半ほど前、
吉野山で阿知賀編のスタンプラリーがあった頃に撮った写真です。
角度と横幅が違うとは思いますが、
私にしてはだいたい同じような感じで撮れているでしょうか。



なんでこれが撮れているのかと言うと
これも舞台探訪に慣れている方なら多分釈迦に説法みたいな気がしますが
この場所が既に一度、咲-Saki-シリーズの背景として使われたことがあるからですね。


私が愛してやまない阿知賀編の番外編
阿知賀部室を訪れた子どもたちが玄と再会し
他のみんなにも会いに行こう!と巡り始める。

その最初に出てくる背景(左)がここだからです。


そして、この背景カットのすぐ後、
みんなが出会ったのは和でした。

思うに、これが重要なのではないでしょうか。



つまり、番外編と今回と、二つのエピソードを合わせて考えると
背景となっているこの場所は、かつての和の家につながる道。
すなわち『和に会うために通る道』という意味を持っていると言うことです。
穏乃と憧が和に会うために、あるいは和と一緒に、この道を通っている。
この場所の先に、またはその視線の向こうに、和がいる。
そういうイメージだと受け取ることも可能だと思います。


あくまでも『イメージ』なのは、実際には和も交えたこんなシーンはなかったはずです。
中学でクラスが分かれてから穏乃とは疎遠になってしまいましたし
阿太峯に進んだ憧とは、3年間、直接は顔を合わせる機会がありませんでしたから。
(それは準決勝先鋒戦後、和と遭遇した憧が「3年ぶり…」と言っていることからも明らかです)

改めて今回の挿絵を見ると、阿太峯制服の憧と、阿知賀女子のピンクカーディガンを纏った穏乃。
この服装が何を示すかというと、中学時代の和が見た、二人の最後の姿。
(阿太峯制服の憧は言うに及ばずですが、穏乃がカーディガンを身につけている姿も
 これも憧から借りたとか特典イラストなどを除けば、阿知賀編第1局で和と会話した時以来です)
言ってみれば、『二人との別れを象徴する姿』なのです。


阿知賀女子が自分の昔の友達の学校だと言われて、和が思い浮かべた二人。
それも、たくさん遊び回って、記憶としてはよほど鮮明なはずの小学生時代のではなく、
顔を合わせることさえもほとんどなかったであろう時の服を身につけている穏乃と憧の姿だった。

番外編にて、子どもたちと一緒になって
二人に会いに行ったものの、結局会えなかった和。

けれど、「またみんなで集まることがあるかも」と言った玄の言葉に
「そうですね…」と静かに頷いた和。

あの頃別れたはずの二人が、また、会いに来てくれた。
あの頃の願いが、やっと、本当になった…

そういうイメージが、このイラストの中に集約されているのだと、考えることができるのではないでしょうか。

2月27日


電撃大王4月号に掲載された
五十嵐あぐり先生の読みきり「もののける!」の2話を読みました。
(阿知賀編連載開始前の4年前に描かれた1話もWebで期間限定公開中→こちら

>シノハユみたいな綺麗なマンガを描いておりますとね
>私基本バカなのでバカゲージが溜まっていくんですね!
>それがちょうどMAXまで溜まったので解放した次第でございます

とあぐり先生がブログに書くだけあって、終始テンションたっかぁ(笑)
読み切りとはいえ、シノハユの連載ペースを保ったまま、このボリュームを出せるのはさすがですね。
ええ、楽しませてもらいました。3話が出るならまた買いますよー
はるかちゃんを見てると、自然玄ちゃんのことを思い出して微笑ましくなります。
いずれ咲本編の決勝で描かれる時も来るだろうとは言え、またあぐり先生画の玄ちゃんにも会いたいものです。
それから、1話目読んだ時にも何となく思いましたが、メイドのすずめさんって
どー見ても「BAMBOO BLADE」のあの腹黒さん(町戸高校の安藤さん)でしょ
咲シリーズではまず見かけないタイプですが、こういうキャラ、好きなんでしょうねぇ

それにしても、あぐり先生のブログ名「アンチヒロイン通信」というのですが…
アンチと言う割には、純然たるヒロイン格がいますね?
作画担当だけならともかく、オリジナル作品にも。

あれですか?アンチの方がにわかな人よかよっぽど詳しいとか、そういうパターンですか(笑)


2月25日


ビッグガンガンを購入。『シノハユ』を読む。
…うーむ。

この前、ちょっと長めに書いたイメージや予想とは違ったようですが、読み終えた感想としては…
ネタバレを避けつつ、一言でまとめると

「そりゃそうだろうよ」

いや、こうまとめるのも我ながらどうかーとは思うのですが
ちょっと間を置いてみても、やっぱりこれしか言いようがなかったっ
ここからどうなるか、早く次回が読みたいです。

2月23日


あっという間に2月も終盤です。

去年とおととしの今頃は3月15日の「くろたん」に向けてイラストと動画を作ってました。
今年は動画を作る予定はないので、イラストだけやってみようかなと思ってます。
間に合え〜(切実)

そう言えば、イラストの方は当時から掲載してますが、動画の方はあれ以来ハードディスクで眠ったまんまです。
OCNからこっちに移転したことでホームページとして使える容量は格段に増えたので
読み込むのにかかる時間さえクリアできるならアップできなくもない、か。

しかしまあ、改めて見て…
それぞれ一生懸命作ったし、自分としてはそれなりに気に入ってはいるのですが
私の作るものって絶望的にエンターテイメント性がないのなって。
まあそれを言うなら、イラストとかSSとかも概ねそうなんですけどね。
テクニックとかそういう以前に、気質の問題かなぁ…


2月19日



数日後にはビッグガンガンの最新号が出るというところで、こんな話。



〜シノハユ29話「中学」に見る、瑞原はやりさんの複雑な心境〜



湯町中の麻雀部を一日体験して、
入部するのかどうか部長の野津さんに尋ねられた時、
はやりんこと瑞原はやりさんは、最初このように言いました。


「部活に参加できない日がありそうだから
 真剣な部活を邪魔しちゃいけないかも…」


スイミングスクールがあるから出られない曜日があるので、と
入部について即答しかねた玲奈ちゃんに続いての発言でした。
真深さんのマネージャーさんに送り迎えしてもらってる時があることも踏まえれば
やはりアイドル活動に携わっている時があるから、ということなのでしょうね。
この後、「出られる時間だけで参加でもいいから」と言われ、結局2人とも入部することになるわけですが。


それにしても…一見、遠慮して…というふうに受け取れなくもないのですが
正直に言うと、この発言、私には合点がいきません。


だって、麻雀部に入らないと言うのなら…あなた、何しに湯町中へ来たって言うんですよ?



ここで一つおさらいですが、25話「季夏」での進路の話
北堀小出身のはやりんは、慕たちとは学区が違います。
でも進路をどうするのか慕たちに尋ねられたこの時点で、
越境か私立への進学を考えていました。

その理由について、本人ははっきりと明言しています。
「うちの学区の中学校って麻雀部がないんだよね」と。

要するに、湯町中へ進学した理由は、「麻雀部があるから」これに尽きるはずです。
北堀にいたであろうそれまでの知り合いに別れを告げて
越境して、バスで往復1時間をかけて。
このへんの動きは、阿知賀編序盤において、1人阿太峯へ行った憧を想起させますね。
彼女もまた、ここに至るまで、かなりの手間をかけているはず。
なのに、目的であったはずの麻雀部への入部をためらったというのです。


言うまでもなく、アイドルとしての活動があるから、麻雀の道を諦めたと言うことではありません。
それは本編でも描かれている、「夢を叶えた」彼女の姿がそれを証明しています。
麻雀をこれからも続けていくであろうに、そのためにこの学校へ来たはずなのに
入部することについていったん躊躇した。それは一体何故だったのでしょうか?


その理由は…おそらくこれしかないでしょう。「求めているものと違った」
つまり、湯町中の麻雀部に失望…とまではいかなくても、すすんで入りたいとは思えなかった。
第一印象として期待外れだったということです。



そもそも「真剣な部活を邪魔しちゃいけない」という理由も
彼女なりに気を使った発言だとは思います。が、私からするとかなり違和感があります。

前回と今回で、今年度の湯町中麻雀部について描かれた内容を列挙すると

 ・部長の野津さん含め、それまでの部員4人全員が市大会で1回戦敗退
 ・ためしにやった練習試合で「ワザと負けてくれた?」と勘違いされるほど、全員きれいに惨敗。
 ・部活時間が短い。
 ・顧問にやる気がない。
 ・(これはこの発言の後ですが)下校時間だから部室を閉めたのに
  ポップコーンが食べたいからと、調理室へ寄り道して行っちゃう先輩たち

これで「真剣な部活」などと言われても、
遠慮を通り越して、下手をすると皮肉に受け取られかねないのではないでしょうか?

そうならなかったのは、ひとえに、直後に発揮された
野津さんの周りをビビらせるほどの押しの強さで、
これによってうまく覆い隠してくれたのではないかという感があるのです。


そう言えば前回の部活紹介時にも
昨年県大会へ勝ち進んだ時に活躍したであろう「強い先輩」が
「抜けちゃって今年はピンチ」だと正直に語る様子を見て
(えっ…)と1人不安を感じていましたし、

かたや、現在残っている先輩たちは、
初対戦で自分たち以上の成績を出す後輩たちを見て
「6月には引退できそうだねー」と朗らかに語っています。


なぜ「6月」なのかと言うと…本編や阿知賀編を振り返れば
やはりインターミドル予選のことを指すと考えるのが自然でしょう。
個人戦のみの小学生大会では、4月に予選が行われていた島根ですが
部による団体でとなると、高校同様、夏に行われる本戦に向けて、この時期に行われるのでしょうね。

…まあ、つまり、自分たちの部活動はインターミドル予選まで。
昨年度の小学生大会島根県ベスト4が揃って入部し、一気に層が厚くなった湯町中ですが
それでもあわよくば市大会を勝ち抜けることはできたとしても
夏の全国大会を目指せるとは、はなから思っていないと言うことです。
(しかし、これは彼女たちの実績を考えれば、ごく自然な思考でしょう)



もっとも、先輩部員や顧問の先生も含め、湯町中麻雀部に何ら非はありません。
実際、現実にも時々問題に挙がりますが、公立学校の顧問なんてほとんどボランティアみたいなものですし
だいたい、公立の部活動に結果なんて求められていません。
「スポーツや文化及び科学等に親しませ,学習意欲の向上や責任感,連帯感の涵養等に資するもの」
これが現在の中学校の学習指導要領に記載されている部活動の目的です。
成績を伸ばせだなんて一言も書かれていなければ、そのための指導法が記されているわけでもありません。


  …で、結果を出さなくていいから、予算も割り当てられないし
  予算が割り当てられないから、顧問の待遇も良くならないと言う。
  結果を求められたらそれはそれで弱いところは廃部に追い込まれたりで
  一長一短あるでしょうけど、このある意味悪循環。

  今回坂根先生がだいぶぼやいてましたけど
  やって当たり前な待遇ではないことは、わかってあげてほしいです。
  休日潰して、時給にして300円(3000じゃないよ)とか、そんな世界ですので。
  それ以外にも何か秘めた気持ちをもっていそうですが…
  (熱意がない割には、他県を含めた周辺事情にやたら詳しい気がしますし)


活動を通して経験を積み、人間関係を育む。それが部の本来の目的であり、全てなのです。
そういう観点から見れば、成績に関係なく先輩も後輩も分け隔てなく付き合い、顧問のフォローをし、
新入生を歓迎してくれる麻雀部は、十分に理想的な部活動をしていると言えるでしょう。
苦言を呈するのは酷というものです。


でも、はやりんが求めているものはそうじゃないのです。
「部活に参加できない日がありそうだから、真剣な部活を邪魔しちゃいけないかも」と彼女は言いましたが
来れない日があることは、初めからわかりきっていたことですし、
スケジュール作りのプロとも言うべき、真深さんのマネージャーさんもついている。
湯町中に入学するにあたって、時間の都合のことを考慮に入れなかったはずがありません。

むしろ彼女が求めていたのは、
まさにそんな「邪魔しちゃいけない」と思うほどの「真剣な部活」だったのではないでしょうか?
アイドルの活動と両立させなければいけない。通学にも時間がかかる。
そんな限られた時間を有効に使える、切磋琢磨する環境。それをこそ、望んでいたのではないかと。




彼女が憧れる先代の牌のおねえさん、春日井真深さんは
インターハイ団体戦で準優勝した実績があり、
それが後の活動につながっている、とのことでした。



真深さんの後を追いかける彼女の、現時点での最高実績は
「小学4年生時の全国大会3回戦出場」であり、真深さんには到底及びません。
しかもその後、相手が悪かったと言うこともありますが
5年生時は全国大会2回戦、6年生時は地区大会決勝戦と、じわじわと成績を落としています。



「どんどん新しい子たちが出てきて、どんどんまわりが強くなってる
 もっと私の成長速度を速めて上回らないと…」


「誰にも負けない速度を!!」



地区大会で慕に敗れた直後、母の美月さんの前で、こんなことをつぶやいていました。
現時点では、ここからもさらに1年。
2年生の時に真深さんと出会ってから、5年ほどが経とうとしています。
目標であるインターハイへの挑戦が3年後からだとすると、
もう使える時間は半分を過ぎてしまったことになります。

悠長に構えてはいられない。
好敵手である慕たちの存在を加味しても、今年の湯町中では物足りない。
こうたとえては何ですが、「ぬるま湯につかっている場合ではない」というのが
この時の彼女の素直な心境だったのではないかと思うのです。



もちろん、メタ的なことを言えば
この湯町中学校での経験も、彼女にとって何らかのプラスになったはずです。
だからこそ、将来的にインターハイに出て、プロになって、牌のおねえさんになっている姿も描かれています。
が、当面のところ、より高みを目指したい彼女や慕と、先輩たちとの「温度差」みたいなものが
遠からず顕在化してしまうのではないかな、という気がします。


桜を見て、自分でも理由がわからないけど涙が出てきたと言う慕でしたが
そのへんの、よさそうな環境なのに、
全国に出るという目標を思うと不安になる

といった感じの心境の表れだったのではないでしょうか。





誤解がないように記しておきますと、別に誰かが間違っているわけでも、ましてや悪いわけでもありません。
ただ、スタンスが、求める方向性が違う。それだけの話です。
そして、誰も間違っているわけではないからこそ、ある意味厄介です。

これで先輩か後輩か、どっちかが問題児で
心機一転、目覚めて立ち直るといったスポーツ漫画の王道のような展開があるならまだしもですが、
なまじ、出てきた子たちがみんないい子ばかりなので、大きく状況が動く余地が少なく、
かえってきっかけがつかみにくいかもしれませんね。
かつて部にいたという「森山さん」の存在が、その鍵となりうるのでしょうか?

2月14日



きっと「今さら?」な話だと思いますけど、何となく書いてみたくなったので。
まあ、おそらくは何年も前にどこかで言及されてるとは思います。


今度の3月に咲15巻、シノハユ6巻、咲日和5巻、さらには立まで出るそうです。
ど、同時購入特典とか、き、きっとあるんでしょうね。
いかない手はないよね。でも4冊ですか?マジですか?



と、今回はそんな単行本の、カバーの話。
これまで出た単行本をズラッと並べると
一つ違和感と言うか、
「あれ?変わった?」というのに気づきます。




この序盤の部分だけにするとよりはっきりしますね。
おわかりでしょうか?
カバーイラストにおけるメインキャラクターの占める割合が
1〜3巻までと、4巻以降では全然違うのです。


3巻までの咲・和・衣は、彼女たちだけで表紙のほぼ全てを占めています。
それが4巻の美穂子さん以降は、表紙全体の半分強くらいになっています。
後のスピンオフである『阿知賀編』・『シノハユ』を含めても
「頭全体が入らないほどキャラが大きい」というのは3巻の衣まで。
4巻以降は頭はもちろん、概ね腰から下、太ももくらいまで収まるサイズです。
3巻→4巻を境に、表紙デザインの構想が一変したと言えるでしょう。


もちろん単にキャラが小さくなった、というだけにはとどまりません。
キャラが小さくなったということは、当然、余白が生まれたと言うこと。
そう、4巻以降は表紙における背景の割合が大きくなった。
キャラもさることながら、それまで以上に、「背景の描写に重点が置かれるようになった」ということです。


そう言えば、4巻以降の表紙を眺めてみると
かなりの割合で「奥の方にちっこく描かれているキャラ」が確認できます。
最初の4巻にも、美穂子さんより少し離れた位置に優希がいます。
こうすることで、背景に奥行きを持たせ、
キャラクターたちがそこに「いる」、「この世界の中で生きている」ことを
より明確に表現しようとしはじめたのではないでしょうか。




なんでこのように表紙デザインの構想が変わったのかというと…
やはり、アニメの存在を抜きにしては語れないのでしょうね。
デザインが変化した4巻がいつ出たかと言えば、2008年の6月。アニメ1期の前年です。
アニメが始まることが公式に発表されたのは、この年の12月あたりのようですが、
水面下での動きは、当然のことながら、それよりもずっと前
今度単行本にもおそらく収録される『立』の全国編において、アニメ(1期)の企画が持ち上がったことについて、
「まだ単行本が3巻しか出ておらず異例の速さであった」と記述されています。


毎度、『立』の展開そのものは、うのみにしてはいかん!(笑)のですが
話のきっかけになるエピソード自体は、現実から拾っていることもあるので
(立阿知賀編の時に、立先生が腕を負傷していたりとか
 ※実際何か月か休載になりました)
これも参考にして問題はないでしょう。
つまり、4巻が出たのは、アニメ製作委員会が動き始めた後ということです。




結論としては、
『アニメを作るにあたり、世界観を、舞台背景を描くために、
 それまで以上に綿密な舞台取材が行われるようになった』というわけですね。
その一つの成果として、公式発表より半年ほど前の4巻の表紙にも垣間見られ、
以降の巻にもつながっているということです。

3巻以前の連載でも、丁寧に背景が描かれている場面はいくつもあるのですが
(まず背景を描く「下地」が原作に備わっていなければ、そもそも作りようがないですからね)
それまでは立先生自身またはアシスタントさんによる独自の取材であったところ
これ以降は、アニメスタッフによるチームも加わって、より幅広い取材活動が行われたのではないでしょうか。



実際、去年発売された関西ウォーカーで、阿知賀編作成時にまつわる
アニメスタッフさんによる取材での話が掲載されていました。


もちろん、アニメスタッフさんは
『咲』のアニメだけを手がけていたわけではありませんから、
活動時期は限られており、
現在ではまた立先生たちの手に戻っていると思いますが、
このアニメ1期を契機に、キャラクターたちが生きている背景に
一層の力を入れ始めたと見て、おそらく間違いないでしょう。



『咲』本編や『シノハユ』の最新話が出るたび
その場所がどこにあるのか、訪れるファンの方を私も何人か知っていますし
私自身、吉野山に何度も足を運びました。
阿知賀編特別編(玄の誕生日)が出た時には、梅田界隈を探し回ってもいます。

作品の舞台となった場所を訪れる。
これは漫画やアニメに限らず、映画や小説、ドラマなどでも見られるファン活動の一つだと思いますが、
『咲』の場合、大きくはやはりここから始まったのかなぁと
今さらながらに、単行本のデザインの変化から感じられる気がしますね。

2月11日


先日、東京で行われた咲の10周年を祝う会の中で行われたというキャラビンゴ大会
参加者の皆さんが記したキャラクターの数を兎来栄寿さんが集計して、自身のブログで紹介されています。

これ、私も去年やらせてもらったことがありまして、
懐かしくなったので、ちょっとその時の写真のデータを引っ張り出してみました。

(上)宥姉・露子さん・のどっち
(中)慕ちゃん・玄ちゃん・綾ちゃん
(下)耕介さん・ギバ&ひな

我ながら偏ってんなぁ(笑)
というか、枠が9つじゃ足りないんですよね。
いや、ビンゴの枠としては適正な数なのですが
「うそっ、○○が入れられない!?」となるのですよ、これ。
もどかしい難しい!(でも楽しい)

とはいえ、まー、多分今やってもこうするだろうなぁ。
私なりに一生懸命考えて選び抜いたのだから
客観的な人気はどうあれ、「私は好きだ!」ってことで。
大事にしたいです。

2月3日


この2月3日で咲-Saki-が10周年を迎えるそうですね。
先日、1月30日(綾ちゃんの誕生日&慕ちゃんの誕生日前日)に、
兎来栄寿さん経営のマンガサロン「トリガー」でファンの皆さんの集いがありまして
ネット上のまとめを見ると、その日一日、長時間に渡って盛り上がったようで何よりです。

私も直接の参加者ではありませんが、イラストの提供ということで間接的に絡ませていただきました。
綾ちゃんケーキと、それと一緒に並べられた記念写真イラストがそれですね。
(それぞれくろちゃん日和のCと先日更新したM)
話が来た時、最初「私の絵でいいんですか?」って答えたんですけど、
せっかくの機会なので使ってもらうことにしました。どうもありがとうございました。


それにしても10周年ですかー。
以前から単行本では追っていましたが、
阿知賀編が始まると聞いて、「なにっ!?『阿知賀』だと!?」と
そんなところで聞くとは思わなかった地名にびっくり。
久しぶりにガンガン本誌を手に取って読み始めることに。
それが2011年の夏ですから、そこから数えても今年で5年(現時点では4年半)になりますか。
このHP上でコラムなどの活動を始めたのは、翌年の連載&アニメで準決勝先鋒戦が終了した頃からなので
もう1年先のことになりますけど、すっかりどっぷり(笑)
10年の歴史には到底及ばないにしても、少しは長くお付き合いさせてもらってる感がありますね。

ここをご覧の方なら、今さら言うまでもないと思いますが、私が一番好きなキャラクターは松実玄ちゃんです。
連載が始まった頃から、「あ、この子いいな」と思い始めていましたが
本格的に感情移入するようになったのは、コラムを始めた時期を見ての通り、準決勝先鋒戦の頃からですね。
これもご存知の通り、全国の壁に阻まれてもうどうにもならなくなってた頃ですが
それだけに番外編のエピソードに心を救われた思いもし、
これから先を見届けて、見守って、帰りを迎えてあげたい気持ちです。


さて、本編開始から10年、阿知賀編開始から5年の今年、
舞台はいよいよ決勝です。もちろん、初戦は玄ちゃんの出る先鋒戦…
しばらくは準決勝終了後のエピソードが続くと思いますが、それでもそう遠くない日に始まるでしょうか。
さて、果たしてどうなりますかね。

1月31日


絵でも記事でもそうなのですが
一度更新すると、根こそぎ気力と体力を使い切った感があるので
そのあと一日取るもの手につかなくなったりします。

でも、次は3月15日の用意を始めなければ…
え?あと1ヶ月半もあればできるでしょ?ってまあそう思うのが普通なんですが
私の場合、超遅筆なので、1つの形にするのに1〜2ヶ月はかかるんです(苦笑)

12月23日の桜子から4月29日のひなまで、合わせて5回更新を計画していますが
今の絵を塗りつつ、次の線画を用意したりと並行して作業していたりもするけど
要するに11月〜4月末までの半年の時間をこれにつぎこんでることに。
そりゃ、他にやること手に付かなくなるわな。
これに8月24日(宥姉)、10月4日(のどっち)とか加えた日にはもうどんがらがっしゃーん。

絵でも文でも、上手い人ってすごいなぁ、コンスタントに作品を送り出せる人ってすごいなぁって
それこの雑記に何回書いたよ?って言葉が頭を駆け回ります。
もちろんすごいと言うのは、それまで積み重ねてきた努力の賜物です。
なんだかどの方面見ても、絶対的に「この人にはかなわない」って思うもんなぁ。
自分が力を入れた、がんばったって思った時ほど、その差を痛感する気もします。
しかし張り合ってるわけじゃなし、むしろ自分に見える範囲に自分よりずっとすごい人がいる。
それを喜ばしいことだと思って、自分がやりたいと思ってることをがんばろう。そういうのも大事ですよね。

1月30日



「くろちゃん日和M〜幸せフォトグラフ〜」


1月30日は志崎綾ちゃんの誕生日です。
あれこれとイメージが膨らんだので
今回は絵と、長めのSSを用意しました。

次回は3月15日に更新予定です。



上記の通り、くろちゃん日和Mを追加しました。
つ、つかれた…

自分で言うのも何ですが、一生懸命考えました。
「おそらくありえないだろう」とは思いつつも、「こうだったらいいな」
「今を逃したらもう書く機会ないかもしれないな」…などと思いながら
精一杯やるだけやってみました。

もし時間がありましたら、お付き合いください。

1月23日



咲全国編Vitaのアップデートが配信されたということで、そのデータを入れてみました。


製作した加賀クリエイトが昨年末で解散したとの告知を聞いていたので
発売されたばかりのソフトの対応とか、どうするんだろ?って思っていたのですが…
大元である加賀電子グループがなくなったわけではないので
加賀クリエイトという部門はなくなっても、
ゲームを作るスタッフの人たちは社内に残っているってことなんでしょうかね。
(実際、その発売されたばかりのソフトも解散後になってアップデートが配信されています)

まあ、そういった事情はともかくとして、せっかくなのでデータをダウンロードしてみることに。
前回のver.1.02の時は地元のコンビニや駅でもデータが受け取れたので
今回もできるだろうか?、と思ったらなかなかうまくいかず。
仕方ないので、穏乃ジャージを取りに行った時以来、
再び梅田のロンダルキアを歩き回って、ヨドバシカメラのPSSPOTへ行くことに。


←これが今回の配信の内容
穏乃と冷たい透華さんの能力が追加されました。
穏乃はゲーム終盤になると山を支配するのか
相手の能力を無効化するとのこと。
より原作に近い能力になったみたいですね。
透華さんも「対局中、河が静かだった」という衣のコメント通り
能力発動中は自分も含め誰も鳴けなくなったみたいです。
これ、鳴くことで能力を発動するキャラクターにはだいぶキツそうですね〜


で、今回はキャラクターの能力に関わる修正だったためか、
容量が結構大きいようです。
PSSPOTでダウンロードを完了するのに10分くらいかかりました。
あーだからコンビニじゃ無理だったのかなぁ?(詳しくはわかりませんけども)




ところで、今回のバージョンアップで気になったのは
この前触れた、アバター衣装時のすばら先輩の顔が修正されているかということ
残念ながら直っていません。むー

学ランの時のセーラの首まわりの髪も
修正されてないなぁ…
これは残念。

…と、少しため息をつきつつ
「衣装確認」のボタンをいじっていた時に
ふと気づいた違和感。

なにっ!?
「衣装確認」の横にカット絵同様についていたはずの
コンプリートの文字が消えています。
これ、セーラだけじゃありません。
千里山5人全員が同様の状態になっています。
他の学校はコンプリートのままだったのですが…?

これ、状況通りに受け止めるとすると
つまり千里山5人に対する衣装が「まだある」ということ?



念のため確認したせんべいやカードの一覧の方は、今のところ特に変わってなさそうなのですが、
最初に挙げたver.1.03の配信内容を見ると、
穏乃・透華の能力だけじゃなく、「追加コンテンツ対応」って書かれているんですよねー
単に何らかの不具合って可能性もなくはないのですが…これ、まだ後に何か来るんでしょうか?

1月19日


んー…

いや、別に最近世間の話題になっていることに限ったことじゃなく、
前々から漠然と、もやもや〜っとしながら思ってたことなんですけど

日本人ってなんでこう、「謝罪」って言葉を使いたがるんだろう?
ニュースを眺めてると、もう頻繁にこの言葉が出てくる。
なんでそんなに謝罪しなきゃならんのか。
なんでそんなに謝罪させなきゃならんのか。

いや、文字通り罪を犯したとか
社会のマナーやモラルに反したと言うことなら謝らなきゃならないですよ、もちろん。
でもとにかく謝ればいいってもんじゃないんだし、逆に謝らせればいいってわけでもないんだし。
謝るなら謝るで、一体誰に、どういうことで、どういう気持ちを込めて謝るのかって大事ですし。

何というのかな、こう、あれにもこれにも謝罪謝罪ってやってるせいか
謝罪という言葉と意味がすごく軽くなってる気がする。
社交辞令的と言うか、そこに誠意があるのかわからなくなってる時がある。
中身はどうあれとにかく謝らせてやったぜと言った感じの、後ろ向きな優越感のような印象を覚える時もある。
その謝罪は本当に謝罪する(させる)に値するのか?首を傾げたくなる時もある。

まあ社会で生きていくうえで、謝ると言うのは大事なことだとは思います。
それだけに、謝る、謝罪するという行為の意味を大切にとらえたいものだと思います。
このところ「謝罪」という言葉を見ても、「あっそう」としか感じない時がしばしばありまして。
そんなことでいちいち謝る、または謝らせてるんじゃないよって。
もっとも、それは私の感覚が冷めてるだけなのかもしれませんけどね。
でも、礼儀として謝らなければいけない時も確かにあるけど、
まず謝らなければ始まらないものだとしたら、多分その関係は息苦しいです。

1月11日


3連休ってあっという間に終わるなー…
連休直前には、休みの間にあれができるかこれができるかっていろいろ考えてるのに
何だか想定の半分も進まないうちに平日になってしまう。よくあることよくあること。

16日・17日には、吉野山でオフ会が開かれ
30日には東京で咲-Saki-10周年を祝う会が行われるそうで。
それぞれ楽しい会になるといいですね〜
いつも思いますが、こういうのはまず運営するのが大変だから…ホント、お疲れ様です。


現在制作中の絵の一部。
和や憧が「いいですね」「かわいいでしょ」というだけあって、
阿知賀の制服はなかなかいいですねー…って今さらそんなことを言う。
作中ではブレザー(冬服)着用時のみ、通常は転校してしまった和だけですが
チェック柄のスカートもなかなか捨てがたいと思う。描くのはめんどいですけど。

いよいよ間近に迫ってきた決勝戦。
多分、阿知賀こども応援団も時々は出てくるでしょう。
願わくば、決勝戦くらい、綾ちゃんには制服を着て応援してほしいかな。

制服姿を見たいと言うのもありますが(左の予想図とは外れてるかもしれませんけど)
泣いても笑ってもこれが最後の一戦。
元こどもクラブ所属で現在応援団の一員って立ち位置もあるでしょうけど、
(学校へ行くならともかく、集まってるのが望姉さんの所だし)
準決勝大将戦で憧に言われて穏乃がそうしたように
阿知賀の生徒と言う心持ちを一層持って、先輩たちの姿を見てほしいなっていう気持ち。

1月6日


咲全国編のゲームを作った加賀クリエイトが
昨年12月31日をもって解散したのだそうです。

まー、ゲーム業界もいろいろ厳しいでしょうから、やむにやまれぬ事情もあるのでしょうけど
新作を発売してわずか1週間で解散してしまうのもどうなのよ?って思ってしまいます。
むしろ企画をポシャらせずにきちっと完成させて送り出したっていう見方もできなくはないですか。
でも、ユーザーサポートとか、不具合修正とか、どうするんでしょうかね。


不具合と言えばですね、咲全国編のゲームにて。
誰彼かまわず「おもち〜」とつぶやく玄ちゃんに対しては、もう軽く苦笑いで済ませましたけども
他にも未修正の箇所もあるかもしれませんけども

せめてこれだけは何とかしてあげてほしかったよ!(Ver.1.02でもなおってなかった)

すばら先輩のアバター姿ですが…なんなんですか、この口の下の一筋の線と頬の下の影
照にボコボコにされたのですっかり頬がこけちゃって、口から血か何かが流れているとか言う表現ですか…?
いや理由はわかってるんです。基本グラフィックの制服姿の時の首回りの色と線が残っちゃってるんですよ。
いわゆる作画の時のレイヤーの重ねミスです。
しかしね、キャラクターゲームでキャラクターの顔面に不具合が生じたままって…ダメでしょ!
ついに気づいてもらえなかったのかなぁ、これ…


他にもマニュアルが使いづらかったり、キャラクターの集め方などのゲームの進め方に関する説明がなかったりで
正直、設計不足と言うか、不親切な印象を受けたというのも否めないです。
とはいえ、個人的には値段に見合うくらいの分は、十分楽しませてもらったと思ってるし
声の収録が豊富だとか、丁寧に作られてる部分も確かにあったんですけどねぇ。


なんか、こう、一言でいえば「もったいない」かな。はい。


1月3日


毎年思うんですが、箱根駅伝の5区山登りって
見どころではあるんですけど、あそこで一気に差が開きません?
そこまでは1〜2分の差で詰まってたのに、5区だけで5分、6分の差になったり。
なんというか、1問10点のクイズゲームで、最終問題は50点です!みたいな感じ。
や、だからこそ箱根、なんでしょうけどね。

で、3日に復路も終了。青山学院強すぎる…!
去年に続きの連覇は1区から1位の完全制覇。いつからこんなに強くなったのってびっくりします。
神奈川大学のわずか4、5秒の差でタスキを繋げなかったのも、ルールとはいえ、切ないですね。
(あとちょっとくらい待ってやれないのかって思わなくもないのですが
 駅伝をやってる間、だいぶ交通網をストップさせているので、時間には厳格でなければいけないのでしょう。
 切なくても、これもまたスポーツですかね)


そんなこんなで2016年も始まってしまいました。
今年はあれです。咲-Saki-でついに決勝が始まるようで、当然ながら先鋒戦が最初です。
試合後の各校の様子や回想などもあるでしょうから、すぐに始まるとは思いませんが
それでも来年の今頃には、先鋒戦は終わっているんじゃないでしょうか。すなわち今年がヤマ…

おう、来年の私、元気にしてるか、どうなんだ?と一年後の自分にメッセージを残してみる。
本当、もう、真っ白な灰になってなきゃいいけど(苦笑)

とりあえず、当面は時々雑記を書きつつ、
1月30日(志崎綾ちゃんの誕生日)に向けて更新の準備をしているところ。
ヒストリーもちょっと手を加えたいですね。準決勝の結果もさることながら
記述がどこからの出典なのか、本編なのか阿知賀編なのかシノハユや咲日和なのか、とか
書いてある方がわかりやすそう。まあそれもおいおい。

こんな感じで相変わらずのらりくらりとやっております。よろしければ、今年もどうぞよろしくお願いします。