キャラクター及び作品紹介のページ その3

マリーシア・ノルアーディ
(登場作品 PCゲーム「大番長」)


         新世紀は突如開いた魔界孔による混乱によって幕を開けた。
    環境の悪化、魔物の出没、異常な力を得た学生「特体生」の出現、そして抗争。
    全てが変わり、既存の社会が機能しなくなり、力を持つ者だけが専横を許され、
           力なき者はただ淘汰されるだけの世の中となった時代

  そんな世界を変えるために、今、ホワイトファングの異名を持つ一人の男が立ち上がる。



      「今よりちっとはマシな夢を見たい奴は・・・この斬真狼牙についてきな!」





学園→県内→そして全国へと支配を広げていく地域制圧型のシミュレーション。
結構複雑で慣れるのには少々時間を要するかもしれません。
いろんなイベントを通して加わる仲間たちと、共に全国制覇を目指すわけですが
気力・体力・信頼度・そして資金といった概念があり、力押しだけでは到底立ち行きません。
いかに味方を有効に活用していくかが難しく、そしてやりがいがあるゲームだと思います。

今回取り上げた「マリーシア・ノルアーディ」は主人公に敵対する組織の一つ
「ホーリーフレイム」内の聖歌隊に所属する少女です。
心優しい性格で、歌唱力は聖歌隊の中でも随一らしく、
彼女の歌は、神の歌声とまで称されるほどらしいのですが、
見ての通り、ゲームイベント内で、神というより悪魔を連想させる黒い羽が生えてしまい
それが元で周りの反応が一変。捕縛され、魔女として裁きを受ける身となってしまいます。
上手くタイミングを合わせて助けてあげると、仲間になってくれますが
放置しておくと・・・悲惨な扱いを受けた挙句に火あぶりによって処刑されてしまいます。
それを見た私は、もうこれから何があろうと意地でも助けてやらねばと心に決めたのでした。


さて、このマリーシアという少女、元々戦闘タイプでないのではっきりいって弱いです。
しかもホーリーフレイムとの対決は物語のかなり終盤に入ってからになるため、
仲間にしてから一気に鍛えてあげないと、活躍の場はほとんどないでしょう。
まあ、でもこの際そんなことは問題ではありません。仲間にすることに意義があるのです。
いや、何らかのイベントにおいて重要とか、そういうわけでもなく、
単なる個人的な思い入れですが。

このゲーム、本当にたくさんのキャラが出てきて、
即戦力としては、使えるのも使えないのも本当に色々ですが、
時間と資金さえあれば、どんなキャラでもそれなりの腕前にすることが出来るのが魅力です。
育成の類が好きな私は、徹底的にマリーシアの強化を図ってみたりしました。
弱いキャラが見違えるほど強くなっていくのって、何かいいなぁ。
かつては一兵士にすら為すすべがなかったのに
今ならラスボスにだってタイマンでも勝てるだけの能力が。
・・・って、サブキャラなのでその闘いには参加させてもらえないんですけどね(苦笑)
対費用効果は最悪というか、無きに等しいのですが、いいんです。