6章 幻魔の王 〜アレフガルド地方〜



フォズの台詞は、それ以外のキャラの台詞は黒で表示してあります。
選択肢に関することは
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アレフガルドに辿り着くまで
ラダトーム城のマガルギ
エンディング(前半)
エンディング(後半)
その後、再び




ロトのオーブを集めれば、両親にかかった病気も治る・・・
そう信じて進むルインと共に旅を続けるキーファ
四つあると言われるロトのオーブを求めて、魔物や人間と協力しながら
ムーンブルク、さらにはロンダルキアの地へと辿り着き
ついに知恵、勇気、力、守りの全てのオーブを手に入れる。

四つのオーブは復活の祭壇に捧げた時、真の力を発揮するという。
いよいよこの時が来たか・・・しかし実際に試してみると、その予想に反し
起こったのは、かつてロトの勇者が現れ、今は海の中に水没してしまっていた
伝説の地アレフガルドの地上への復活であった。

それはそれで十分奇跡ではあるが、どうも話がかみあわない。
願いを叶えてくれるはずではなかったのか。
一体何が。全てはアレフガルドのラダトーム城にいるという
幻魔王マガルギがその鍵を握っているのだろうか・・・?



ラダトーム城のマガルギ・操る者との戦い

マガルギ
「よくぞ来た。
      われの みちびきのままに ロトのオーブを あつめし者たちよ。
      われは げんまの王 その名はマガルギ。
      人とまものの ちょうてんに立つ者なり」


(マガルギとキーファたちとの間に、彼らが集めた4つのオーブが現れる)


マガルギ「そなたらの はたらきみごと。4つに わかれた ロトのチカラが・・・
      チカラ ゆうき まもり ちしき。すべてが今 ここに そろったのだ」

ルイン
「あの ボクたちの ねがいごとを かなえて もらえるんですよね?
     お父さんと お母さんの びょうきを なおしてもらいたいんだ。げんま王!」


マガルギ「げんま王?しらんな そんなヤツは。オレは こいつのカラダを かりただけだ。
      礼をいうぞ。ロトのオーブに ふれられぬ 
      オレのかわりに あつめてくれたことにな。

      ねがいは かなう。そうだ このオレの ねがいは 今こそ かなうのだっ
      ロトのチカラを 手にした時 オレは この世界の すべての 王となる!
      その前に キサマたちには 死んでもらうとしようか!わはははっ」


          戦闘開始 マガルギ ダークフレイム デスブリザード


(戦闘終了)


マガルギ「ぐお・・・キサマたちが ここまで つよいとは
      ・・・こんなはずでは なかった・・・ぐぬぬぬぬ・・・
      ならば 今ここで ロトのチカラを とりこみ キサマたちに みせてやろう!」


(マガルギ、宙に浮かぶ4つのオーブを吸収し、変身)


マガルギ「見よ!このすがたを!キサマたちなど いっしゅんで 消してやる!」

ドメディ
「そうはいかぬ。ロトのチカラは かえしてもらおう」


(四幻魔出現)


マガルギ「ぬう!キサマは げんま四天王か。消したと 思っていたが 生きていたか!」

クシャラミ
「なるほど げんま王は カラダを のっとられたって わけね」

カカロン「ヘンだと おもってたのよね。ロトのオーブを とりにこさせるなんて」

バルバルー「なんだか しらんが ヤバそうだな。まにあって よかったぜ」


マガルギ「おのれ・・・げんまふぜいが オレを 止める気か
      わらわせるなよ・・・カーッ!!」

カカロン「きゃあっ!」


(マガルギ、幻魔たちを攻撃。幻魔たち一時消滅するが、
 同時にマガルギが吸収したロトのチカラも失われる)



ルイン「ああっ げんまの 人たち・・・」

マガルギ「せっかくの ロトのチカラが・・・
      オレには ロトのしかくが ないと いうのか・・・

      ならば ロトのオーブを 手にする しかくをもつ 
      キサマたちを 食らってくれるわ!
      そして ふたたび ロトのチカラを 手に入れてやる!ウゴアー!!」

                  戦闘開始 マガルギ



エンディング1・失われたものを取り戻す

(マガルギとの戦闘終了)



マガルギ
「グオオ・・・まだ、オレはやぶれたわけでは・・・
      おのれ・・・ゆるさん、ゆるさんぞォォォォッ!!」


(マガルギの身体から黒い霧のようなものが離れてゆく)


ルイン「やったね キーファ兄ちゃん!ボクたち 勝てたみたい・・・」

マガルギ「私は いったい なにを・・・していたのでしょう・・・」

ルイン「ひっ・・・まさか まだ・・・?・・・あれ なんか こえが ちがうね」


マガルギ「私は げんまの王マガルギ。
      あなたがたが 私を すくってくれったのですね。
      私は 何者かに カラダを のっとられて いたようです。
      その者は ロトのチカラを ねらい
      私や あなたがたを 利用したのでしょう。
      あなたがたに ロトのオーブを あつめさせ そのチカラを えようと・・・

      ロトのオーブは 今は未来をになう 子どもたちにのみ ふれられるもの。
      きっと 世界中の 子どもたちを あまいことばで そそのかしたのですね。
      あなたたちのように ゆうきある子どもたちが いることを 知っていたのです。

      ロトは ひとりの人間を さししめす 言葉では ありません。
      そして 勇者とは 勇気ある者のこと。
      それは 自分で 名乗るものではなく 
      ゆうきを もって こうどうする者が 
      いずれ ロト と呼ばれるようになるのです。
      それこそが ロトのゆうしゃ なのです」


ルイン「ロトの・・・ゆうしゃ
     ・・・それよりも ボクは お父さんたちの びょうきを なおしてほしい・・・」

マガルギ「・・・あやつられていたとはいえ ごめいわくを おかけしてしまいました。
      私の チカラで 何とか その願い かなえてみせましょう。
      ルインの ご両親の 病気と そしてキーファを 元の世界に」

ルイン「えっ 元の世界って どういうこと? もしかして キーファ兄ちゃんは・・・」

マガルギ「そう キーファ そしてフォズは
      この世界に 生まれた者では ありません。
      こことはまた ちがう世界に 生きる者なのです。かえらねば なりません」


ルイン「そうなんだ・・・ぜんぜん しらなかったよ。
     でも いいんだ そんなこと。
     キーファ兄ちゃんが いてくれたから、ボクたちは ここまで これたんだから」

マガルギ「それでは ねがいを かなえます。お行きなさい 二人とも。
      ・・・ありがとう キーファ。ありがとう ルイン
      私を すくってくれて 本当に 感謝しています」

       


エンディング2・帰還

(デルコンダルの森・光る渦の前で)


ルインキーファ兄ちゃん 今まで 本当に ありがとう・・・
    キーファ兄ちゃんが いなかったら きっと ボク とちゅうで やめてた。
    ほんとうは ずっと いっしょに 旅を していたいけど・・・
    キーファ兄ちゃんも 早く 自分のおうちに かえらないとね。

    さようならは いわないよ。いつでも あそびに 来てくれるよね?
    ボクは これからも キャラバンのみんなと 旅をつづけたいと 思ってるんだ。
    でも たまには ここに かえってくるよ。
    キーファ兄ちゃんが 来てないか 見るために。

    それじゃ キーファ兄ちゃん 元気でねっ」


ルイン「はやくしてよ。いつまでも みおくるの つらいから。
    ・・・それじゃ キーファ兄ちゃん 元気でね」

ギャバン「わしは はじめて 会った時から なんとなくじゃが おもっておったよ。
     キーファは どこか わしらとは ちがうかんじが したんじゃ。
     もしやと 思うが グランエスタード というのは 
     城の 名前では ないのかの?」→(はい/いいえ)

 (はい)ギャバン「ふむ やはり キーファは 王族の血すじの者 じゃったのか。
           なるほど 人を ひきつける チカラが
           キーファに あるのも なっとくできたわい。
           気をつけて かえるんじゃぞ。城の者たちも 心配しておるじゃろうて」

 (いいえ)ギャバン「・・・ちがうのか。
            わしは てっきり キーファは 王族の血すじの者かと。
            なんにせよ キーファに 
            人を ひきつける チカラが あるのは たしかじゃ。
            キーファには ぜひ 人の上に立つ しごとを 
            めざしてもらいたいのう」


フォズ「みじかいあいだでしたが みなさんと
    いるのは たのしかったです。
    転身のおかげで 私の しゅぎょうも
    はかどったと かんじています。
    あなたも この旅で まなんだことは
    おおかったのでは ありませんか?」
(はい/いいえ)

 (はい)フォズ「うふふ そうですよね。
          たくさんの人と ふれあうことができました。
          いろいろな人が いました。
          それぞれ いろいろな心を もっていました。
          人と人との 心のつながり。おたがい
          それを わすれずに がんばりましょう。」

 (いいえ)フォズ「あなたじしんが 気づいていなくても 
           きっと あなたは なにかをまなんでいます。
           この旅は けっして ムダでは
           なかったと 思える時が 来るでしょう。」


フォズ「では 私も じぶんの世界に
    かえろうと おもいます。
    しかし もし こちらで なにか
    こまったことが あったら 呼んでくれと・・・
    ルインには つたえておきました。
    また お会いできるかも しれませんね。
    それでは ごきげんよう キーファ。
    みなさんも お元気で。」
フォズ旅の扉へ


ルイン「フォズ姉ちゃんも ありがとう!転身すごかったよ!元気でね!!」

ギャバン「むこうでも たっしゃでな。たまには わしらも おもいだしとくれよ」


(キーファ、旅の扉へ)


ルイン「さようなら キーファ兄ちゃん!ボク ぜったいに わすれないよっ
    いっしょに 旅したこと わらったこと ぜんぶ!
    元気でね キーファ兄ちゃんっ!!」




こうして元の世界に戻り、ひとたび旅を終えることになったキーファたち
しかし、それからほどなくして再び、今度は本物のマガルギの声が届く
彼女の話によれば、かつて自分を操った者はいまだ諦めておらず、
しかも今回は幻魔たちの方が捕らえられてしまったらしい。
今度こそ本当に世界を救うため、今一度旅の扉をくぐり世界をめぐる・・・


その後・再びキャラバン隊へ

(キーファ、キャラバンに戻る)


ギャバン「また キーファと 世界を まわれて わしは うれしいぞい
      じゃが 今は まずは げんま王に くわしい話を ききにいかねば・・・」


ギャバン「あの時 げんま王に とりつき あやつっていたという ナゾのまもの
      そいつの ゆくえが わかっておらん。おそらくは そいつのことじゃろう」

ルイン
「ロトのオーブを あつめた ボクたちなら きっと そいつも さがし出せると思う」



スラロン「よう リーダー!ひさしぶりだな。オレを わすれてねえか?
     オレは キーファのこと わすれた日は なかったぜ。
     また いっしょに 旅ができるかと 思うと キアイが入るぜ!」

ビーナスカカロンさま・・・いなくなっちゃったみたいなんだ。
      どこへ 行っちゃったのかなあ。オイラ とっても 気になるよ・・・」



教会にいる女の子「さっき おひるねしてたら また ユメを みたんだ。
           げんま王が 出てきて キーファ兄ちゃんや
           フォズ姉ちゃんを 呼んでたんだ。
           これってまさユメってやつだよね!」

リーラ
「私の 占いによると げんま王は かなり こまっているようだわ
    早く 行ってあげましょうよ、キーファ!」

マチュア
「なんとなく なんだけど スミスが 大灯台で 呼んでる 気がするの
     もし よかったら あたしを ばしゃにのせて つれていってほしいな・・・」



(転身のテントに入る)


博士「フォズが おらんので 今は 転身が できないのである・・・
   キーファと 同じように フォズも もどってきてくれれば いいのであるが・・・」

(その直後フォズが入り口から入ってくる)

博士「おおっ もどってきたであるか フォズ!」

フォズ「はい。私の転身のチカラは きっと 
    ひつようだろうと おもい やってきました。
    また お世話になりますね はかせ。
    それから キーファ。」
いつもの位置につく


フォズ「キーファも げんまの王に 呼ばれて 
    こちらの世界へ やってきたようですね。
    しょうじきなところ 神官のしゅぎょうと 
    どちらをとろうか まよったのですが・・・。

    どうやら こちらの世界と 私たちの
    世界とでは 時のながれが ちがうようです。
    あちらの世界は 私が光のうずに 
    とびこんだときのまま だったのですから。

    ならば こちらで 転身のしゅぎょうを
    しておくのもよいだろうと おもったのです。
    もちろん ルインや キーファの
    おてつだいをしたいというのも ありますが。

    また よろしくおねがいしますね
    キーファ。」


キャラバンハートにおけるフォズに関する台詞はここまでです。
この後に続く旅の内容もここでは伏せておくことにします。

7との関わりを踏まえると、今回の旅が大神官へとつながる修行の
大きなステップとなって、やがて幼くしてダーマを任される身にまでなり、
・・・そして、アントリア率いる魔物たちに囚われてしまうことになるわけですね。
そのあたりのイベントに関する台詞集はまたいずれ。

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