キャラクター及び作品紹介のページ その6

クロスエンジェル
(登場作品 ロッテチョコ「ビックリマン」悪魔VS天使編)


                 世界は、大きく二つに分かれていた。
          一つは、女と金には弱いが、全知全能の力を持つと言われるヘッド
                  スーパーゼウスが束ねる「天聖界」
          そして、もう一つが全ての世界をブラック戒律によって
          支配しようと画策するヘッド、スーパーデビルの「天魔界」
            かつては共に一つの世界を成していたはずの二者は
           今は長きに渡って憎みあい、相争い、そして傷ついてきた。
         それは天使・悪魔たちのみならず、彼らの住む世界そのものまでが

           そんな中、天聖界・天魔界それぞれにおいて、新たなるヘッド
              新たなる天使・悪魔が歴史の表舞台に登場した。
               彼らは疲弊した自分たちの世界に変わる
               新天地ー次界ーをめざし飛び立ってゆく。

                     最後に笑うのは誰か。
                   天使か悪魔か・・・それとも・・・?





何とも書いてて懐かしい気分になってきました。
80年代の子ども間でのブームと言えば、やっぱりこれ抜きには語れないでしょう。
当時小学校低学年だった私は、もろにこれの直撃世代。
学校が終わったら、決して多くはない子どもの小遣いを握り締めてお菓子売り場に走ったり
あちこち巡っても、売り切ればかりで嘆いたり
「○曜日の○時に○○の店に入荷する」という噂を聞きつけては
それが土日の早朝だったりしても、早起きして店内で待ち続けたり(←店に迷惑)
悲喜こもごも、色んな思い出がこのシリーズにはあります。

製菓会社のロッテより発売されたビックリマンチョコ
当時一個30円で買えたということもさることながら
人気の理由は、やっぱりそれにオマケとして作られた
天使・悪魔・お守り・そして希少価値の高いヘッドのシール。
むしろ本体であるはずのチョコの方がオマケとさえ言われたものです。
「何のシール持ってる?」「いつ店に行く?」「シール交換しよう」は
クラスの子どもにほとんど通じる共通の話題でした。
チョコは食べずに捨ててしまう状況の多発や、シールの取り合いが社会問題になったり
「ロッテ」ならぬ「ロッチ」製のまがい物が流通したりと
各地で波紋が生じたりもしましたが、それもまたその人気ゆえに、とでも言えるでしょうか。


で、そのシリーズに多数登場する天使の一人が、今回のクロスエンジェルです。
悪魔対天使編の最初期である第1弾から名を連ねる「十字架天使」のパワーアップ版で、
その後も、このクロスエンジェル(第6弾)を経て
「アローエンジェル(第11弾)」「ストライクエンジェル(第14弾)」
「クロススター(第19弾)」「グランドクロス(第32弾)」と
計6種のバージョンがあるようです。ストライクエンジェルまでなら私も持ってました。
それにしても、1弾〜32弾までには、何世代もの時代差があるらしいのですが・・・
何度も活躍してきたんだなぁ、とか言う以前に
あなた一体いくつですか?と言いたくなりますな。


ブームの全盛だった頃、ヤマト王子を主人公としたアニメが放映されており、
その中にメインの一人として十字架天使がいたので、覚えている人もいるかもしれません。
 (※2005年にDVDボックスとして復刻しました。
  3月に冒険の前半期を収録した「ヘッドロココの章」、
  7月に後半期「ヤマト爆神の章」がそれぞれ発売)

「〜ですの」という口調が特徴的で
 (※余談ながら「天からトルテ」の主人公トルテもこの口調でしたね)
見始めた頃は、「やかましい喋り方をするなぁ」と子ども心に思ったものですが
気がつけばそれが普通になり、やがてはむしろ当然とさえ感じるようになりました。
慣れってすごいですね(笑)
ラストにだけはどうしても、未だに納得がいかないのですが、話の展開も面白く、
毎週のアニメをテレビの前で楽しみに待ち構えていたのも懐かしい思い出です。
今ほどにビデオが普及してなかったですからね、まだ。見逃したら終わり


今回、クロスエンジェルを描くにあたって、
ビックリマンの情報を久しぶりに、ネットを用いては初めて集めてみました。
2005年にアニメがDVDボックスになったことも、
ストライクエンジェルの後に、クロススターとグランドクロスの二種が
あったことを知ったのもその時ですが、しばらくしてから
ヤマト王子の役を演じておられた鈴木富子さんが既に亡くなられていたことも知りました。
声からして、まだ亡くなるには早い年齢だったのではと思うのですが・・・
懐かしさと共に、寂しさも感じた今日このごろです。
十字架天使の声を担当していたのは金丸日向子さんという方だそうですが
この人は今でもお元気なのでしょうかね・・・